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母乳が出ない!?助産師直伝~母乳量を増やす7つの方法~

Jul 28. 2015
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AMOMAで実施したアンケートによると、「出産後、母乳で育てたい」と考えている妊婦さんは約90%。しかし実際は、約69%のママが「母乳が出ない」「母乳は出ているが十分な量が出ない」と、母乳不足に悩んでいます。
そこで、今回は助産師浅井先生から母乳を増やす方法についてアドバイスを頂きました。


母乳を増やす方法1. 昼も夜も頻回授乳を

母乳は吸わせれば吸わせるほど分泌を増やすことができます。生後すぐは授乳間隔が30分~1時間と短いですが、赤ちゃんの成長とともに授乳間隔はあいてきます。それまでは、できるだけ頻回授乳を心がけましょう。特に夜中は母乳が盛んに作られるとき。ママにとっては辛いですが、この時間にしっかりあげることで母乳量を増やせます。

母乳を増やす方法2. 血液の流れを良くする

母乳は血液からできていますが、身体が冷えていると血のめぐりが悪くなり、乳腺にも血液が流れにくいため母乳が出にくくなります。出産でお腹から赤ちゃんや胎盤、羊水が出てしまっているので、ママの体は冷え症になりやすいものです。時々足首、お尻などを触ってチェックしましょう。冷えていたら、下記の対処法を試してみましょう。

入浴・フットバスをする

産後1ヶ月健診まではバスタブに浸かる事は出来ませんが、最近では悪露(産後の出血)が茶褐色になればバスタブに入る事が出来ます。体調をみながら入浴していきましょう。 産後すぐや、お風呂にゆっくり入る暇がない時は、授乳しながらフットバスをするのがオススメです。また、お乳を蒸しタオルで温めて左右上下に動かしてみると母乳の分泌が増えやすくなります。

フットバス

くるぶしをソックスで隠す

赤ちゃんを抱っこしていると、体幹は温かいのですが、手足は冷え切っていることが多くあります。足首には「三陰交」(足の内くるぶしの上端から、手の指の横幅4本分上の位 置)と言う母乳の出に関係するツボがあります。ここを冷やさないために、くるぶしが隠れるような厚めのソックスをはきましょう。
三陰交

母乳を増やす方法3. 昼寝をする

授乳のリズムが整うまでは、泣いたら吸わせ続ける生活になりがちですが、不眠不休で1時間おきに吸わせても母乳は出ないものです。睡眠を取ることで、催乳ホルモン(プロラクチン)が沢山出ますので、時にミルクを足したり、赤ちゃんを誰かに抱っこしてもらったりして昼寝を取ることも必要です。

夕方になるとお乳が出なくなる人は、お昼ご飯の後は少し横になったり午後お昼寝をすると、夕方の母乳の出を増やすことができます。

母乳を増やす方法4. 水分は毎日3リットルが目安

授乳期は授乳によって水分がどんどん失われていきます。水分がなければ母乳も出ないので、毎日3リットル、夏場は5リットルをめやすにこまめに水分補給して、水分量を増やすことが大切です。

母乳ハーブ_600

また、東洋医学では乳房と胃の経絡はつながっています。冷たい麦茶などはなるべく避け、甘酒、青汁など栄養のある温かい飲み物を摂って母乳量を増やしていきましょう。

甘酒や青汁が飲みづらい場合は手軽に飲めるハーブティーをおすすめします。フェンネルやフェヌグリークなど、ヨーロッパや中国で伝統的に親しまれてきた母乳サポートハーブが入っているものを飲むと良いでしょう。

また胃を温めるとお乳も温まりますので、飲むときはホットで飲むと良いです。

母乳を増やす方法5. 根菜類を沢山食べる

サラダなどの生野菜や果物は、取りすぎると身体を冷やす原因になります。ごぼう、芋類、大根、レンコンなど地面の中にできる野菜は、身体を温めてくれます。 具沢山のけんちん汁、豚汁、ポトフなどを沢山召し上がってください。

詳しくは、「助産師が推奨する母乳育児に良い食事」でもご紹介しています。

母乳根菜

母乳を増やす方法6. 鉄分を取る

母乳は血液から出来るので、プルーンなどのドライフルーツや牡蠣、レバー、赤身のお肉、緑黄色野菜などを意識して摂りましょう。出産の時に多量の出血をした人や、貧血気味の人は、あまり自宅でも動き回らないで横になって安静にする事も大事です。
母乳に良い食べ物600

母乳を増やす方法7. ストレスを溜めない

産後は出産の疲労が残る中、慣れない育児や、病院の指導と自分の生活のギャップ、実家との確執など様々なストレスがかかり、母乳が出なくなりがちです。赤ちゃんが小さいうちは外出もできず、なかなか気分転換ができないと思います。室内で手軽にできるアロマオイルなどを活用し、心をゆったりとほぐしてあげましょう。「ゆっくりお母さんになればいいんだ。」という穏やかな気持ちを持つ事がとても大事です。

母乳ストレス

最後に・・・・母乳が出るようになるまでの期間は個人差があり、生後すぐから母乳が出る人もいれば、1ヶ月健診の後や、赤ちゃんの首が座るまで母乳が出ない人もいます。

まずはあきらめないで3ヶ月、上記の母乳を増やす方法を参考に、生活全般を整えてみてください。ただ第1次性徴の時に乳腺の発育が悪く、母乳が出にくい人や、出ない人もいます。母乳の出にこだわりすぎて極度のストレスを抱えるようになってしまうと、赤ちゃんとの生活が楽しくなくなってしまいます。

一番大事なのは、赤ちゃんを抱っこするママの笑顔です。あまり根をつめずに母乳育児ライフを楽しめる子育てをしてくださいね。

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浅井 貴子あさい たかこ
母乳育児 ガイド

新生児訪問指導歴約20年以上のキャリア を持つ助産師。毎月30件、年間400件近 い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児 の育児のアドバイスや母乳育児指導を実施。

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