妊娠・出産

【助産師監修】会陰マッサージ|会陰切開の予防の方法やいつからやればいいかを紹介

2024.03.19

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

「会陰切開を予防したいけど、会陰マッサージのやり方が分からない」「会陰マッサージの正しい方法は?」「いつから始めればいい?」このような不安や疑問を持つ妊婦さんも多いと思います。 
 

そんな妊婦さんに向けて今回は、「カレンデュラ(マリーゴールド)オイル」を使った会陰マッサージをご紹介します。 
 

会陰の外側をオイルでマッサージする方法なので、 会陰部に指を入れることに抵抗がある方も安心です。  
 

会陰マッサージをしておけば、 もし会陰切開をすることになっても、切開部分が小さく済んで、産後の痛みや傷跡の回復も早くなりますので、ぜひ試してみてくださいね。 
 
 

 

0.会陰マッサージとは

会陰マッサージとは、出産時の会陰損傷を予防するために妊婦さん自身が取り組むセルフケアのひとつです。 
 

赤ちゃんが出てくる扉をスムーズに開くようにするもの。いたわるような気持ちで妊娠後期(28週)から始めてみましょう。 
 

1.会陰マッサージにはカレンデュラオイルがおすすめ

会陰マッサージにはカレンデュラオイル がおすすめです。 
 
カレンデュラは、皮膚の炎症を抑えたり、再生を促す作用があるとされていることから「皮膚のガードマン」とも呼ばれています。その乾燥させたカレンデュラの花びらを、ライスオイルとオリーブオイルにじっくり漬け込んで作ったのがカレンデュラオイルです。  
 

カレンデュラオイルは、皮膚を保護しながら潤いを維持して肌をすこやかに保つ ほか、産後の不快症状や疼痛、違和感が少ないというデータも出ている ので、会陰マッサージに特におすすめです。
 
 

 

 

2.会陰マッサージにおすすめのカレンデュラオイル

会陰マッサージに特におすすめしたいカレンデュラオイルがAMOMAのカレンデュラオイル。 
 

カレンデュラオイル

赤ちゃんとママを知りつくした専門家と共同開発した、100%植物性、無添加、無着色のオイルです。 
 

▶妊産婦ケアの専門家と共同開発した AMOMAのカレンデュラオイル

〜AMOMAのカレンデュラオイルを愛用中のママさんの口コミ①〜 
 
今回2人目を11年ぶりに出産しました。1人目の時は会陰切開してめちゃくちゃ痛かったので今回はなるべくなら切りたくないと思い、臨月になってからマッサージとオイルパックを毎日してました!そのおかげか、11年ぶりにもかかわらず少し切れた程度で済みました!!!!お値段は少し高いかな?と思ったのですがそれ以上の価値でした。
 
(30代・あさひなままさん)

〜AMOMAのカレンデュラオイルを愛用中のママさんの口コミ②〜 
 

会陰切開をなんとか回避したくて色々調べていたところ、こちらのオイルを知りました。
 
妊娠後期に購入し、コットンにオイルをひたしてひと晩中パックする、というのをほぼ毎日行いました。
 

刺激はまったくなく、問題なく続けられました。
 
とはいえ初産での会陰切開率は7割〜8割。きっと切開されるんだろうな、せめて回復は早いと良いな、と思いながら続けていました。そして、いざ出産の日。なんと会陰切開せずに済みました!!中が少し裂けたくらいで、産後3日ほどでドーナツクッションを卒業。想像よりもずっと楽な状態で過ごすことができました。
 

会陰切開を回避できたのは、助産師さんの素晴らしいサポートも一因だったと思います。
 
それでも、「自分の体のために主体的に行動できた!」という満足感が得られたのは、このオイルのおかげです。結構余っているので、疎かになりがちな自分のスキンケアにも使おうと思います。
 
(30代・さくらさん)

▶デリケートゾーンを守る最強保湿オイル。AMOMAカレンデュラオイルを詳しくみる

3.会陰マッサージの前に

カレンデュラオイルを使って会陰マッサージをする前には、下記のことを確認しましょう。 
 

・膣炎や会陰に静脈瘤がある人は、自己判断せず、主治医や助産師に相談してから実践しましょう。
・おなかが張るときは無理せずお休みしましょう。
・カレンデュラオイルは必ず100%天然のものを使いましょう。
・妊娠~授乳期のママの体はデリケートです。使う前に必ずパッチテストをしましょう。 
 

【パッチテストの方法】
AMOMAのカレンデュラオイルカレンデュラオイルを腕の内側に塗る。
・そのまま24~48時間放置して様子を見る。
・肌に赤みやかゆみなどの症状が現れたら、テストを中止して流水・石けんで洗い流す。 
 

▶助産師と共同開発して誕生した、カレンデュラオイルについて

4.会陰マッサージのやり方

会陰マッサージ600 

①.会陰の周囲をUの字を描くようにマッサージします。 
②.次に、くるくると円を描くようにマッサージします。 
 
 

マッサージは下図のような態勢で行うとやりやすいですよ。 
 

会陰マッサージ方法

 

5.会陰マッサージのポイント

1.清潔な手で行いましょう。 
2.強めの力で押しましょう。 
3.膣の中は細菌感染を起こしやすいので、 指を入れないようにしましょう。 
4.お風呂上りやお風呂中におこないましょう。所要時間は 1回あたり、5~10分が目安です。 
5.マッサージ後はショーツにオイルが付着するので、おりものシートをつけておくと安心です。 
6.まずは、 2〜3日に1回のペースで。臨月になったら可能な限り毎日マッサージしましょう。 
 

6.お手軽な「オイルパック」も効果あり

指でマッサージすることに抵抗がある方は、カレンデュラオイルをコットンに浸した「オイルパック」がおすすめです。  

生理用ナプキンやおりものシートに乗せて、ひと晩パックすれば、会陰がふかふかになります。 

お手軽な方法なのでぜひ試してみてくださいね。 

さいごに

初めての出産の方も、2回目以降の方も、出産が近づくにつれて不安なことも増えてくるかと思います。でも、赤ちゃんに会えるのももうすぐ。  
 

お産を少しでも軽くして、会陰切開をしなくて済むように、ぜひリラックスしながらカレンデュラオイルを使って会陰マッサージをしてみてくださいね。  
 

AMOMAのカレンデュラオイルは、会陰マッサージのほかにも使い方がたくさんあります。 
体の保湿やヘアケアはもちろん、妊娠中に乳頭・乳輪部をマッサージしておくと、産後すぐに始まる授乳の際に赤ちゃんがくわえやすい、柔らかく伸びのいい乳頭になって授乳がスムーズなったり、「乳頭裂傷」など産後に起こりがちなおっぱいトラブルが起きづらくなったり。また、産後は赤ちゃんのおむつかぶれや保湿にも使えるなど、メリットがたくさん! 
 

会陰マッサージから、赤ちゃんのケアまで使えるAMOMAのカレンデュラオイルをぜひお試しくださいね。

 

 

カレンデュラオイル

デリケートゾーンを守る保湿オイルカレンデュラオイル

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助産師/商品開発パートナー
浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
■専門分野
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士
にしだかなこ
■資格・免許
管理栄養士・幼児食アドバイザー
■専門分野
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
心理カウンセラー
佐々木明子
■資格・免許
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
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心理カウンセラー
産婦人科医
牛丸敬祥
■資格・免許
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
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