母乳不足

【助産師監修】生後1・2・3ヶ月ごとの授乳間隔・授乳回数の目安は?

2024.09.17

Yoneco Oda

Mama writer

2010年生まれと2016年生まれの姉妹を育児中のママです。おっとりマイペースな姉と、好奇心旺盛でパワフルな妹。姉妹でも性格の違う二人の様子に、子育ての新鮮さや面白さを感じている今日この頃です。

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

 

赤ちゃんの健やかな成長のために、母乳やミルクからしっかり栄養をとることは大切です。

しかし、母乳育児の場合は、ミルクと違ってどのくらいの母乳量を飲んだかが分かりにくいため、足りているのか悩んでいるママも多いのではないでしょうか。

今回は、新生児の生後1ヶ月から、生後2ヶ月、生後3ヶ月の授乳間隔・授乳回数の目安を、赤ちゃんの月齢ごとに詳しく紹介していきます。

生後1ヶ月の授乳間隔・授乳回数

 

生後1ヶ月頃の赤ちゃんは「新生児」と呼ばれる時期です。おっぱいを吸う力が弱いため、ちょっと飲むと疲れて眠ってしまう子もいます。

授乳間隔が短く、授乳時間が長いのが特徴です。

母乳育児の場合

母乳は赤ちゃんが欲しがったときに欲しがる分だけ与えましょう。

目安として、授乳回数は1日8〜15回くらい、授乳間隔は1〜3時間おきに1回、左右合計10~20分ほどですが、1日に何回飲ませても問題はありません。

また、母乳は飲ませるほど多く出るようになるので最初のうちは泣いたら飲ませる事を心掛けましょう。

母乳が足りているかの目安は、1日8回以上飲んでいるか、1日6回以上の排尿があるかを基本にしてください。

他にも、体重が発育曲線内に入っているか、赤ちゃんの機嫌や顔色はいいかなどもみておくといいでしょう。

1回の授乳で40分以上かかる、体重が増えていないなどの場合は、母乳不足の可能性があります。心配な場合は母乳外来、乳幼児検診などで相談してみましょう。

 

混合栄養(混合授乳)の場合

一般的な母乳の分泌量は、その時期の新生児に必要な量なので、母乳で十分か、ミルクを足す方がいいのかは退院時に確認をしましょう。

先に母乳を飲ませ、足りない場合だけ様子を見ながらミルクを足すのが基本です。1日8回くらいが目安です。

母乳の出がよくないときは、母乳を1回休んで1回分のミルクの量をあげてもいいです。

ミルクは消化に時間がかかるので、授乳後は3時間ほど間隔をあけましょう。

生後2ヶ月の授乳間隔・授乳回数

生後2ヶ月の頃になると、3時間くらいまとめて眠るようになる子がほとんどですので、夜間の授乳間隔があきはじめます。

この時期も母乳は、赤ちゃんが欲しがる分だけあげましょう。

 

母乳育児の場合

夜間の授乳間隔は空きはじめますが、まだまとめてたくさんは飲めないので、授乳回数は1日8〜10回くらいを目安にしてください。

日中の授乳間隔は2〜3時間おきに1回、左右合計10~20分ほどです。母乳は消化がよいので、ウンチを沢山した時や、一回の飲む量によっては授乳間隔が2~3時間もたない場合もあります。

母乳の分泌量は1日の中でも変化します。よく出る時間帯、あまり出ない時間帯があるので、授乳の間隔が安定しなくてもそれほど心配はいりません。

 

混合栄養(混合授乳)の場合

先に母乳を飲ませ、足りない場合だけ様子を見ながらミルクを足しましょう。1日8~10回くらいが目安です。

完全母乳へ移行を考えているママは、徐々にミルクの量を減らしていくといいでしょう。

その際、赤ちゃんの体重や、排便・排尿の回数と量に気をつけて、様子を見ながら1日のミルクの徐々に減らしましょう。

 

生後3ヶ月の授乳間隔・授乳回数

生後3ヶ月頃になると、赤ちゃんとママの授乳リズムが整ってきます。

この時期の赤ちゃんは、満腹中枢ができてくるので満腹になれば飲むのをやめます。満足したかどうかが、見た目で分かるようになってきますよ。

 

母乳育児の場合

授乳間隔は一定になってきます。目安としては、授乳回数は1日6〜8回くらい、授乳間隔は3〜4時間おきに1回、左右合計10〜20分ほどです。

1回に飲む量にムラがでてきて、遊び飲みを始める子もいます。1回の授乳でお腹いっぱいまで飲む子、少しずつ何回も欲しがる子など個性がでてきます。

 

混合栄養(混合授乳)の場合

先に母乳を飲ませ、足りない場合だけ様子を見ながらミルクを足してください。1日6〜8回くらいが目安です。

このころには、赤ちゃんの口まわりの筋肉が発達し、授乳に慣れてきて母乳をたっぷりと飲めるようになってきます。

完全母乳に移行したいママは、赤ちゃんの体重や、排便・排尿の回数と量に気をつけて、様子を見ながら1日のミルクの徐々に減らしましょう。

 

母乳量が足りているかは体重を目安に!

母乳をあまり欲しがらないのに、順調に増えていた体重が急に増えなくなったら授乳間隔を見直しましょう。体重が増えていないのは、母乳量が足りていない状態です。

夜間ぐっすりと眠ってしまって授乳ができない場合は、寝ついてしまう前の授乳で長めに吸わせたり、寝起きに沢山飲ませましょう。

抱き方や、乳頭の含ませ方、おしゃぶりの使用を控えることで飲む量を増やすこともできます。

1回の授乳に30〜40分かかる、赤ちゃんの元気がない、体重が増えないなどの状態でなければ、1日5〜6回の授乳回数でも1回の授乳でしっかりと飲めているので問題はありません。

上記の授乳間隔、授乳回数などについてはあくまで目安になります。授乳回数よりも、体重が順調に増えているかを注意して見てあげてくださいね。

生後1~3ヶ月以内のママさんに人気のアイテム

母乳不足の方に「ミルクアップブレンド」

古くから授乳期に重宝されてきた
母乳不足の方のためのハーブを8種厳選しました。

今生後3ヶ月の子がいます。生後1ヶ月ごろから1日2パック飲むのを続けていて、生後2ヶ月ごろからほぼ完母です。

いろいろあってベビースケールで母乳量を計っているのですが、先日2日間飲むのをやめたら、母乳量に変化を感じました。

子どもの吸う力が上がったり、身体も適応したりと、いろいろ要因があっただろうと思っていたのですが、ミルクアップブレンドのサポートを実感しました。 これからも飲み続けます!
▶ミルクアップブレンドの詳細はこちら

母乳つまりの方に「ミルクスルーブレンド」

おっぱいのつまりやチクチクに。
スムーズな母乳の巡りをサポートするハーブティーです。

初産でおっぱいトラブルに悩まされ、色んな方法を試していたのですが中々解消せず…

先輩へ相談したところ、ミルクスルーブレンドを飲んでいたら少しずつよくなった話を伺ったので、私も試しに購入してみました。

今までガチガチに固まって授乳をするのが苦痛に感じてしまっていたのですが、このお茶を飲み始めてからそこまで張ることもなくなり、とても助かりました!

水筒に入れておけば、夜間の授乳中にもハーブでリラックスしながらできるので、とてもよかったです。
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ノンカフェインのコーヒー「たんぽぽコーヒー」

コーヒーと麦茶の中間のような飲みやすい味わいです。
ミルクやソイミルクなどのアレンジもおすすめです。

初めて飲んだときは、コーヒーのような色で味はほんのり甘みと苦味がある新感覚に驚きました。

他のハーブティーとは違った風味で、カフェインレスのコーヒーで物足りなさを感じていたので、リラックスタイムに楽しめるものが増えて嬉しかったです。
▶たんぽぽコーヒーの詳細はこちら

栄養たっぷりのルイボス「グリーンルイボス」

女性に嬉しい作用がたくさんのフラボノイドの量が
普通のルイボスティーの10倍といわれています。

天疱瘡という難病を患い、ステロイド内服が何年と続くかもしれない中、体の中からも寛解へ向けて何か取り入れようと色々調べていたら、グリーンルイボスティーにたどりつきました。

頭皮だけがなかなか治らず、症状か繰り返し出てたのが、飲み始めてから緩和されてるのに驚きました。
また、ルイボスティーは味が苦手なのですが、グリーンの方はスッキリして飲みやすく、本当にリラックスできますね。今後もリビさせて頂きます。
▶グリーンルイボスの詳細はこちら

笑顔で育児ができるように「ストレスフリー」

なかなか心にゆとりを持てない育児期、
「香りを嗅ぐことで心が落ち着く。」
そんな時間を取り入れてみませんか?

育児は楽しいけれど、知らず知らずのうちに疲れやストレスが溜まって....。そんな時にラベンダーの優しい香りに癒されます。

「ストレスフリー」には、大好きなパロマローザもブレンドされているので、ほのかに甘い香りも感じられて私には合っていたみたい!とても癒されました。


お風呂で洗面器に数滴垂らしてゆっくり芳香浴をしたり、お部屋ではアロマストーンをテーブルに置き、ほのかに香ってくる良い香りに包まれながら、その一日を振り返り日記を書くのが日課になりました。

今ではリラックスTimeにかかせないお供です。
ストレスフリーの詳細はこちら

産後のメンタルケア専用アロマ「産後ヒーリング」

育児の合間や夜の授乳中に優しい香りに包まれて、
少しでも落ち着いた気持ちで子育てを。

産後、母乳育児がうまくいかずイライラすることが多く、ついつい旦那に八つ当たりし、その後、そんなことをしてしまった自分がすごく情けなくなったりと、情緒不安定に。

今はティッシュにアロマを垂らし、芳香浴することで少し落ち着くようになりました。
▶産後ヒーリングの詳細はこちら

ぐっすり眠ってもらうために「ベビースリープ」

「ベビースリープの香り=寝る時間」と覚えてもらうと、
自然なおやすみの習慣を作ることができます。

頻回夜間授乳だったのを、2歳前に断乳し、夜泣き2回から1回になるまでは、なにも対策もせず順調にいったものの、
やっぱり夜中一度は起きて泣いてしまってました!

病院で漢方を貰ったり、たくさん遊ばせて疲れさせても一度は起きてしまってまだまだゆっくり寝れる日は程遠いなと思っていたときに、
以前、授乳中にお世話になったアモーマのメルマガでメッセージを見て、試しに買ってみよう。と夜泣き対策のベビースリープを購入しました!

香りも良く、深く深呼吸をするとすごく癒やされます。息子は使ったその日からベッドにコロンと寝っ転がり、寝付きも良く朝まで寝てくれました。
▶ベビースリープの詳細はこちら

赤ちゃんのためのスキンケア「ベビーオイル」

赤ちゃんはリラックスすると眠りやすくなるため、
夜泣きでお悩みの方にもおすすめです。

さらっとしてすぐに肌になじむので子どもも嫌がらず使ってます。

わたしもハンドクリームがわりに使って乾燥が改善されました。ポンプの一回量もちょうどいいです。
▶ベビーオイルの詳細はこちら

一本で万能に使える「カレンデュラオイル」

低刺激で保湿力の高いライスオイルと肌のバリア機能を
サポートしてくれるオリーブオイルを使用しています。

他のオイルを使ってみましたが、こちらのオイルは軽くて伸びもよく、保湿にとても良く、こちらが1番だと思います。
こちらのショップもとても丁寧で安心です。
是非おすすめします。
▶カレンデュラオイルの詳細はこちら

さいごに

赤ちゃんとママの授乳リズムが整うまでは、なにかと心配になることもあるかもしれません。

赤ちゃんの性格や、完全母乳か混合授乳か完全ミルクかなどのママの事情で、いろいろな授乳のリズムがあると思います。

今回ご紹介した授乳間隔・授乳回数を目安にして、赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら、自分たちの授乳のリズムを見つけられるといいですね。

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浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
■専門分野
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士
にしだかなこ
■資格・免許
管理栄養士・幼児食アドバイザー
■専門分野
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
心理カウンセラー
佐々木明子
■資格・免許
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
■専門分野
心理カウンセラー
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牛丸敬祥
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日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
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産婦人科医

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