母乳不足

【助産師監修】母乳が出ないママ必見! 母乳量を増やして、母乳の出を良くする7つの方法

2024.03.19

監修 浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。オールアバウトでも執筆中。

AMOMAが実施したアンケートによると、「出産後、母乳で育てたい」と考えている妊婦さんは約90%という結果になりました。

 

しかし実際は、約70%のママが「赤ちゃんがおっぱいを吸ってはいるけど、母乳が出ない」「母乳は出ているけど、足りていないかも」と、母乳不足に悩んでいることがわかりました。

 

そこで、今回は助産師浅井先生から「母乳を増やす・母乳を出やすくする方法」についてアドバイスを頂きました。
 

母乳が出ないママのためのハーブティー

0.母乳が出ないときの原因は?

母乳が出ない原因は、おっぱいを射出するオキシトシンというホルモンの分泌がセーブされてしまうから。オキシトシンは、ストレスを感じることで分泌が押さえられてしまいます。 
 

「母乳が足りているか」 「赤ちゃんはちゃんと成長しているか」と気になったり、慣れない育児に疲れてしまったり…。こんな精神的なストレスや疲労がたまることで、ホルモンバランスが乱れ、母乳が出なくなってしまうことがあります。 
 

また、ママの水分不足や栄養バランスの乱れ、睡眠不足などによっても母乳の出は変わってきます。  
 

こんなママに向けて、今回は具体的に実践できる「母乳が出ない時にぜひ試してほしい7つの方法」をご紹介します。  
 

1.温かい水分をこまめに摂る

東洋医学では、乳房と胃の経絡はつながっていると考えられます。そのため、胃腸が冷えると母乳が出にくくなってしまいます。 
 

母乳の出が悪い人に「水分を摂っていますか?」と聞くと「ミネラルウォーターや麦茶を飲んでいます」と答える方が多いです。 
 

それも間違いではないのですが、冷たいものや常温のもの、ノンカロリーのものだけでなく、甘酒、青汁、ハーブティーなど、栄養がある温かい飲み物のほうが胃腸に優しく、母乳の出はよくなりますのでぜひ意識して取ってみてください。 
 

温かい飲み物

2.母乳育児専用ハーブティーを飲む

温かい飲み物として母乳育児専用ハーブティー をおすすめします。

ハーブティーはその多くがノンカフェインであることなどから、授乳期のヘルスケアをかねた飲み物として良く知られています。 
 
しかし、実はハーブティーの中には、授乳期に飲んではいけないものあるので注意が必要です。 
 

▶関連記事:授乳中は控えた方が良い禁忌・禁止ハーブ一覧 
 

また、授乳期に飲めるハーブティーの中でも「母乳を増やす」ことに特化したハーブティーは意外に少なく、そのほとんどはリラックス効果を目的 としたものです。 
 

そんな中で特におすすめしたいのが、母乳不足の原因にアプローチするために助産師と英国メディカルハーバリストが共同開発して生まれたAMOMAの「ミルクアップブレンド」。 
 


 
 

古くから授乳期に重宝されてきたフェンネル
母乳サポートに必須のフェヌグリークを中心に、
鉄分・ミネラルを豊富に含むネトルや、体の巡りを良くするクリーバーズ、
母乳に良いと言われるタンポポなどを、9ヶ月かけて編み出した絶妙な比率で配合しています。
 

また、ママさんと赤ちゃんの両方の身体のことを考えて、無香料・無着色・無添加の100%オーガニックハーブを使用。
 
発売から13年、全国1,000箇所の産院・助産院・自治体などで採用され、のべ89万人のママに愛飲されています。 
 

〜AMOMAのミルクアップブレンドを愛飲中のママさんの口コミ①〜 
 
母乳があまり出ず、追加でミルクをあげていたら乳頭混乱になりました。乳首を嫌がり全くおっぱいを吸ってくれなくなった時に藁にもすがる思いで購入したところ、1日で効果がでました!胸がはり、母乳がポタポタたれるようになりました。 
 
(30代・なっちゃんさん)

〜AMOMAのミルクアップブレンドを愛飲中のママさんの口コミ②〜 
 
母乳だけで満足してくれる回数が増え、喉を鳴らしながらごくごく飲んでくれてる息子が愛らしいです。また、関連はわかりませんが、便秘がちだったお通じも改善されました^_^ 
 
これからも飲み続けていこうと思います! (30代・ひまわりさん)

母乳量を増やしたいママのためのハーブティー

 
 

3.身体を温めて、血液の流れを良くする

母乳は血液からできています。
身体が冷えていると血のめぐりが悪くなるため、乳腺に血液が流れにくくなり、母乳不足にもつながってしまいます。 
 

 
 

また、産後は筋肉や体力が落ちて代謝も悪くなっています。その結果、血液の流れも悪くなりやすい状態です。血のめぐりを良くするためには身体を温めること。その方法をご紹介します。 
 

入浴・フットバスをする

身体を温める方法としてまずご紹介するのは入浴とフットバスです。お風呂にゆっくりとつかって身体を温めましょう。 
 

産後1カ月健診まではバスタブにつかることはできませんので、産後すぐや、お風呂にゆっくり入る時間がない時は、フットバスをおすすめします。  
 

フットバス

 
 

おっぱいを蒸しタオルで温める

入浴やフットバスで身体全体を温めるほかに、おっぱいを直接、温める という方法もあります。蒸したタオルを、おっぱいの左右上下にあてて温めると血流が促進され、母乳の出にいい影響があります。 
 

三陰交(さんいんこう)を押す

身体は温まっていても手足は冷え切っている、という方も多いと思います。そんな時は三陰交というツボを押してみてください。 
 

三陰交は、足の内くるぶしの上端から、手の指の横幅4本分上の位置にある、母乳の出に関係するツボです。このツボをマッサージしたり、このツボがあるくるぶしが隠れるような靴下を履いて冷えないようにするのがおすすめです。 
 

三陰交

 

4.ストレスを溜めない

母乳を増やすホルモン「オキシトシン」の分泌を押さえないために大切なのはストレスをためないこと。  
 

産後間もなくは外出もできなかったり、気分転換が難しいこともあると思います。そんな時にはアロマオイルなどを使って、自宅でリラックスできる時間をつくりましょう。
 
 

「ゆっくりお母さんになればいいんだ。」という穏やかな気持ちを持つ事がとても大事です。 
 

▶産後ママのために開発されたアロマオイルはこちら 
 

母乳ストレス

 

5.できる限りこまめな頻回授乳を

母乳は吸わせれば吸わせるほど分泌を増やすことができます。 
また、夜中は特に母乳が盛んに作られるときと言われています。 
 

とはいっても、夜中の授乳は本当に大変ですよね。睡眠不足や疲労に悩むママも多いのではないでしょうか。 
 

ですが、母乳量が安定してくれば、夜中の頻回授乳も減り、まとめて睡眠が取れるようにもなるので、特に月齢の浅い0~2カ月の間は夜の授乳もがんばりながら、日中に休む時間をつくるなど、無理のないように調整しましょう。  
 

▶母乳量を増やすためにおすすめのアイテムはこちら

6.お昼寝をする

赤ちゃんの寝かしつけ 
 

授乳のリズムが整うまでは、「泣いたら吸わせる」生活で睡眠不足になりがち…。不眠不休で1時間おきに吸わせても母乳は出ないものです。
 
でも睡眠は、母乳の出を促す催乳ホルモン「プロラクチン」の分泌に欠かせません。 
 

たまにミルクを足したり、赤ちゃんを誰かに抱っこしてもらったりしてお昼寝をするなど、睡眠を取ることも必要です。 
 

たとえば夕方に母乳が出にくくなるという人は、お昼ご飯の後に少し横になったり、午後にお昼寝をすると、夕方の母乳が出やすくなるでしょう。 
 

7.根菜類を沢山食べる

ごぼう、芋類、大根、レンコンなど地面の中にできる野菜は、身体を温めてくれます。 
 
具沢山のけんちん汁、豚汁、ポトフなどがおすすめです。
サラダなどの生野菜や果物は、取りすぎると身体を冷やす原因になるので食べすぎには気を付けましょう。 
 

 

母乳根菜

 
 

8.鉄分を取る

母乳は血液から出来るので、プルーンなどのドライフルーツや牡蠣、レバー、赤身のお肉、緑黄色野菜などを意識して摂りましょう。 
 

出産の時に多量の出血をした人や、貧血気味の人は、あまり自宅でも動き回らないで横になって安静にする事も大事です。 
 

母乳に良い食べ物600 
 

さいごに

母乳が出るようになるまでの期間は個人差があります。
 

産後すぐから母乳が出る人もいれば、1ヶ月健診の後や、赤ちゃんの首が座るころから母乳の出が良くなる人もいます。 
 

母乳を増やしたい方はまずは3ヶ月、今回ご紹介した方法を実践して授乳生活を過ごしてみてください。 
 

ただ第1次性徴の時に乳腺の発育が悪く、母乳が出にくい人や出ない人もいます。
 

母乳の出にこだわりすぎて極度のストレスを抱えるようになってしまうと、赤ちゃんとの生活が楽しくなくなってしまいます。 
 

一番大事なのは、赤ちゃんを抱っこするママの笑顔です。あまり根をつめずに母乳育児ライフを楽しめる子育てをしてくださいね。 
 

搾乳中のママに人気の商品一覧

搾乳中のママに人気の商品をご紹介します。 
ハーブティー
マッサージオイル
アロマオイル 
 

ハーブティー

母乳は血液から作られるので、授乳中は薬や化学薬品はなるべく避けたいと願っている方が多いと思います。 
 

そのため、Amomaのハーブティーは100%ナチュラルハーブにこだわっています。 
 

また、ハーブの組み合わせや量によってハーブティーの力は大きく変わります。Amomaでは助産師と英国ハーバリストと共同開発しているため、多くの方から実感の声をいただいています。 
 

ノンカフェインのため、授乳中に安心して飲んでいただくことができます。母乳の出の状態などによって、自分に合ったハーブティーをお選びください。 

画像 価格 口コミ評価 おすすめの人 商品概要 味・香り 配合ハーブ 口コミ
ミルクアップ ¥1,889〜 4.17
★★★★★
89万人のママが愛用!
母乳足りてない?と不安なママへ
母乳の出をサポートする厳選8種のハーブを配合。
母乳不足に悩むママのサポートハーブティー。
カレーのような
ほんのりスパイシーな香りと味。
フェンネルフェヌグリークたんぽぽレモングラス
ネトルクリーバーズレモンバーベナジンジャー

たんぽぽ
コーヒー
¥1,299〜 4.46
★★★★★
ノンカフェインのコーヒーに
物足りなさを感じる方
コーヒー豆のように、たんぽぽの根を焙煎してつくる
たんぽぽコーヒー。タンポポの根を日本国内でじっくり焙煎。
コクが深い麦茶とコーヒーの中間の味。 たんぽぽ

ミルクスルー ¥1,899〜 4.44
★★★★★
母乳の「詰まり」にアプローチしたい方 母乳のスムーズな流れをサポートする
6種のハーブを配合したハーブティー。
ミントを感じる、スーッとした味わい。 マリーゴールド(カレンデュラ)クリーバーズ、レモンバーベナ
エキナセアスペアミントレッドクローバー

産後バランス ¥1,899〜 4.60
★★★★★
産後のイライラ・落ち込みのケアをしたい方 産後に感じやすくなった気分の浮き沈み、
毎月のバランスの変化など女性のために
妊産婦ケアの専門家と共に開発したハーブティー。
一口目はカモミールのリラックス感。
後味はすっきり。
ラベンダーラズベリーカモミール

ルイボスティー ¥1,299〜 4.76
★★★★★

栄養満点で美味しいお茶が飲みたい方 フラボノイド豊富な非発酵タイプのグリーンルイボス。
オーガニックにこだわっているためお子さまにも安心。
ルイボスティーの独特のクセがなく、
すっきりとした味わい
ルイボス

ミルクアップブレンド

もっと母乳で育てたいママの力にミルクアップブレンド

詳細を見る

たんぽぽコーヒー

カフェインを控えたいママにたんぽぽコーヒー

詳細を見る

ミルクスルーブレンド

つまりやチクチクを感じる方にミルクスルーブレンド

詳細を見る

産後バランスブレンド

産後ひどくなった、心身のバランスの乱れに産後バランスブレンド

詳細を見る

ルイボス

フラボノイドの含有量が普通のルイボスの約10倍!?グリーンルイボス

詳細を見る

マッサージオイル

産後のママさんや赤ちゃんのお肌は特にデリケートなので、無添加のものがおすすめです。 
 

カレンデュラオイルは妊婦さんの会陰マッサージ、ママさんの乳頭ケア、赤ちゃんの保湿と万能に使えるため、1本あればお役に立てること間違いなしです。

カレンデュラオイル

デリケートゾーンを守る保湿オイルカレンデュラオイル

詳細を見る

ベビーオイル

敏感で乾燥しやすい赤ちゃんの肌にベビーオイル

詳細を見る

アロマオイル

鼻から吸った香りは、脳の感情を司る部分にダイレクトに作用します。そのため、良い香りを嗅ぐと気持ちが穏やかになったり、優しい気持ちになれます。 
 

心や身体に働きかける大事な成分なので、Amomaでは100%天然成分にこだわっています。 
 

また、マタニティアロマセラピストと共同開発しており、プロも使用する本格的なレシピを商品化しています。

産後ヒーリング

産後の乱れやすい心にそっと寄り添う産後ヒーリング

詳細を見る

ベビースリープ

ママも赤ちゃんもゆっくり休めるようにベビースリープ

詳細を見る

ストレスフリー

香りの力でストレスをためにくい心へストレスフリー

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AMOMAのパートナー

助産師/商品開発パートナー
浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
■専門分野
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士
にしだかなこ
■資格・免許
管理栄養士・幼児食アドバイザー
■専門分野
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
心理カウンセラー
佐々木明子
■資格・免許
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
■専門分野
心理カウンセラー
産婦人科医
牛丸敬祥
■資格・免許
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
■専門分野
産婦人科医

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