乳腺炎

【助産師監修】断乳・卒乳の仕方|上手な方法・時期・進め方について

2023.01.24

AMOMA編集部

妊活中~産後の育児期は、かけがえのない喜ばしい時間であるとともに、時には不安や心配の方が多くなることもあります。“AMOMAよみもの”を通して少しでもその不安を解決し、笑顔で過ごすお手伝いができればと願っています。

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。オールアバウトでも執筆中。

断乳を決意する理由は、仕事復帰や次の子の妊娠、母乳トラブルなどたくさんあると思います。でも今本当に止めていいのか、本当に止められるのかという迷いと寂しさをもつママも多いと思います。 
 

うまく断乳するためにできる方法や時期、進め方について一緒に考えていきましょう。 
 

断乳・卒乳について

断乳方法断乳卒乳の考え方

断乳と卒乳の違いって?

断乳とはママの意思で授乳をやめることで、卒乳とは赤ちゃんが自分自身で自然におっぱいを卒業することをいいます。 
 

昔は離乳食が進んで食事から栄養を補給できるようになったら断乳という風潮がありました。今も1歳を越えても授乳をしているとまだ授乳しているの?などといわれることがありますね。 
 

1歳を過ぎたら授乳をやめるべき?

母親に甘える子ども

おっぱいは赤ちゃんに栄養を与えるだけでなく心のよりどころという部分がかなり大きいといわれています。現在は赤ちゃんが自然におっぱいを止めるまで続けてよいという考え方が主流になっています。 
 

赤ちゃんはお母さんの大好きなおっぱいを吸うことで幸福と満足感を得ています。お母さんと赤ちゃんがおっぱいを続けたいと思っているのなら無理に止める必要はありません。 
 

授乳

しかし、止めなければいけない事情があるのも事実です。 
 

よくある卒乳・断乳の理由
・おっぱいばかり吸っていて離乳食を食べない
夜泣きがひどい
・復職のための体力消耗予防
・二人目を妊娠
・子作りをしたいが生理が来ていない 
 

その他の原因であればおっぱいを止めなくても解決する方法があるかもしれないので、その方法を探ってから断乳を決意しても遅くありません。 
 

おっぱいを止める決意はそれほど大きな決断なのです。よく考えてお母さん自身で納得できる答えを出してくださいね。 
 

断乳時期の目安

断乳方法断乳の目安

断乳をしても大丈夫な時期の目安は、以下のようなります。 
 

断乳をしても大丈夫な時期の目安
・一人歩きができる
・3食離乳食が食べられ、固形物も食べられるようになる
・赤ちゃん、お母さんともに体調がよく健康
・乳腺炎などの、おっぱいのトラブルがない
・牛乳が飲める  
 

断乳の方法

断乳は少しずつ母乳を減らして断乳させる方法と、時期を決めて赤ちゃんに言い聞かせ、その日から授乳はせず断乳させる方法とがあります。 
 

少しずつ減らす方法

少しずつ減らしていく方法は、離乳食の進み具合に合わせて少しずつ減らしていくとスムーズです。最初は離乳食後のおっぱいを止めることから始めてみましょう。 
 

離乳食を食べる幼児

授乳時間、授乳回数ともに徐々に減らしますが、一度に減らしすぎると乳房トラブルを起こしやすいので、まずは1回減らすことから始めます。 
 

断乳を進めている間の食事は、バランスの良い食事を心がけましょう。断乳は、1ヶ月以上はかけてゆっくり進めてあげてください。 
 

乳腺トラブルの予防はミルクスルーがおすすめ

約60%のママが経験している「つまり」や「チクチク」のトラブル。 
 

その悩みから、助産師と英国メディカルハーバリストが共同開発して生まれたのが「ミルクスルーブレンド」です。 
 

ミルクスルーブレンド

つまりやチクチクを感じる方に
ミルクスルーブレンド

詳細を見る

言い聞かせて断乳する方法

時期を決めて言い聞かせる方法は、ある程度お母さんのいうことが分かる年齢、1歳~1歳半になると有効です。断乳の日まではたっぷりとおっぱいをあげながら、おっぱいとバイバイする日を言い聞かせます。 
 

カレンダー

カレンダーや好きなキャラクターのシールなどを使って「この日におっぱいバイバイだよ」と伝え、なぜ止めなければいけないのかもしっかり伝えます。 
 

そして忘れてはいけないのが、おっぱいを止めてもあなたへの愛情は変わらないことと「大好きよ」とたくさん伝えてあげてください。 
 

父と子

夜寝るときはお父さんやおばあちゃんと寝ることにも慣れさせます。日中もお父さんやおばあちゃん達とたくさんお出かけをして、楽しい思い出を作ってあげるようにします。 
 

お母さんと赤ちゃんだけの世界から視野を広げてあげることが、おっぱいをスムーズに卒業させるポイントです。 
 

そして断乳の日がきたら、その日の朝1回授乳をしてそれで終わりです。その日はご主人がお休みの日に合わせて設定し、外に連れ出し楽しいことをして過ごすとよいでしょう。 
 

断乳時のおっぱいケア

断乳おっぱいケア

断乳直後はおっぱいを温めないようにして、湯船に浸かるのも控えましょう。2日間はどうしても痛いときだけ、2回程度少し搾ります。 
 

3日目にしっかり搾るとその後、張りは治まっていきます。それ以降は痛いときだけ少し搾り、1週間後にまたきれいに搾ります。 
 

痛みや張りが強い場合は乳房を冷やすと楽ですが、アイスノンで直接冷やさないで下さい。濡れタオルを当てて冷やすことなどがおすすめです。 
 

乳房トラブルをおこしやすい人は母乳外来などで相談するようにするとよいでしょう。 
 

母乳量が減らないママはハーブティーがおすすめ

母乳ハーブ_600

母乳がつまりやすい体質の場合や、冷やしても母乳量がなかなか減らない場合は、断乳することで乳腺炎になってしまう可能性があります。 
 

搾乳と冷やすことに加えて、ペパーミントティーやセージ茶を飲んで分泌を抑えておくと安心です。 
 

セージペパーミントがブレンドされたハーブティーもあり、母乳量を抑えたいママにおすすめです。 
 

ペパーミントやセージを配合したハーブティー

「卒乳したいのに、母乳が止まらない…」「いつも張っていてつらい…」「母乳で赤ちゃんがおぼれている…」卒乳・断乳を考える方、母乳の出が良すぎるママに選ばれています。

ミルクセーブブレンド

母乳過多や卒乳時に起こるトラブル
ミルクセーブブレンド

詳細を見る

断乳方法は個々に合わせて

断乳方法最後

断乳の方法は一概にこの方法がいいとはいえません。赤ちゃんとママに合わせて無理のないように進めましょう。赤ちゃんにとってもママにとっても断乳は辛い選択かもしれません。 
 

しかし、授乳とは違う愛情表現でたくさん愛情を注いであげれば何も問題はありません。抱きしめてあげたり、マッサージしてあげたりしてスキンシップがとれるといいですね。 
 

関連記事
【助産師監修】母乳はいつまで出る?卒乳後も止まらない原因と対処法
助産師が教える!卒乳・断乳時のケア

この記事を読んでいる方におすすめ

ミルクセーブブレンド

授乳量のバランスにお悩みのあなたにミルクセーブブレンド

「卒乳したいのに、母乳が止まらない…」「いつも張っていてつらい…」「母乳で赤ちゃんがおぼれている…」卒乳・断乳を考える方、母乳の出が良すぎるママに選ばれています。 ヨーロッパで昔から母乳量をセーブしたいママに使われてきたセージとペパーミントをメインに、全5種のハーブを授乳ケアの専門家と共にブレンドしました。原料は、英国オーガニック認証または農薬を使用せずに栽培したハーブをブレンドしています。

詳細を見る

この記事を読んでいる方におすすめ

ストレスフリー

子育て中のストレス・イライラにストレスフリー

かけがえのないはずの子どもとの時間が、時にはストレスに感じることも。慣れない育児や睡眠不足、なかなか持てない一人の時間にイライラ。そんな毎日を過ごすママが少しでも穏やかでいられますように。ストレスフリーは、毎日の育児の中でついイライラしてしまうママを支えてくれる精油です。一本で約3ヶ月分ご利用いただけます。(1日1回、2滴のご利用の場合)

詳細を見る
この記事をシェア

カテゴリーランキング

AMOMAコラムについて

妊娠、出産前後はママにとっては初めてのことばかり。「これってあってるのかな?」 「大丈夫かな?」と不安や疑問に思った時につい手に取りたくなるような情報をお届けしたいと考えています。そのため多くの情報は助産師をはじめ専門家の方々に監修。テーマから読めるようになっていますので、ぜひ気になるものから読んでみてください。あなたの不安や疑問が解決できるお手伝いになれば嬉しいです。

AMOMAのパートナー

助産師/商品開発パートナー
浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
■専門分野
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士
にしだかなこ
■資格・免許
管理栄養士・幼児食アドバイザー
■専門分野
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
心理カウンセラー
佐々木明子
■資格・免許
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
■専門分野
心理カウンセラー
産婦人科医
牛丸敬祥
■資格・免許
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
■専門分野
産婦人科医

あなたの授乳の悩み、話してみませんか

先輩ママの授乳ほっとLINE

スタッフは全員ママ
気軽にLINEしてくださいね

先輩ママの授乳ほっとLINE先輩ママの授乳ほっとLINE

※LINE相談の対応時間は平日10:00~16:00

INSTAGRAM 授乳や子育てに関する情報満載! amoma_naturalcare

フォローする

その他のお問い合わせはこちらから

MAILメールで問い合わせ
TOP
閉じるボタン
バナー画像