乳腺炎

乳腺炎になりかけ?乳腺炎の初期症状や悪化させない対処法は?

2019.06.10

授乳トラブルでよくあげられるものの1つに乳腺炎があります。乳腺炎は症状が進むと高熱がでて胸に強い痛みを伴います。

初期のうちに早めに対処をすれば、症状の軽減や解消をすることが可能です。今回は、乳腺炎の初期症状や原因、対処法を紹介します。

乳腺炎になりかけ?初期症状は?

乳腺炎の初期症状

乳腺炎の初期症状としては、主に以下のようなものがあります。

・授乳中に胸にチクチクとした痛みがある
・乳房に部分的に固くなったしこりができている
・乳房が熱をもつ
・乳頭に白いものが詰まっている

うつ乳・白斑が乳腺炎の原因に

母乳の通り道である乳腺や乳管が詰まり始めると、チクチクとした軽い痛みがおこります。

そして、乳房内に溜まった母乳が、乳腺組織を圧迫して炎症をおこし、乳房が熱く重く感じて痛みを伴うしこりができます。この状態を「うつ乳」といいます。

また、乳頭にできる白いニキビのようなものは「白斑」です。これが乳腺のフタになり母乳の出口を塞いでしまうので、母乳が詰まり炎症を引きおこしてしまいます。

水泡のように腫れることもあり、放っておくと乳腺炎の原因となるようです。うつ乳、白斑の症状がみられたら、乳腺炎になりかけていると判断していいでしょう。

初期症状の乳腺炎の原因

乳腺炎の原因としては、主に以下のようなものがあります。

高カロリーな食事や水分不足

脂肪分や糖分が高い食事や水分不足は、血液中のコレステロールを上げてしまいます。乳腺が太い人は何を食べても詰まらない人もいますが、乳腺が細い人は気をつけましょう。

母乳は血液からできているので、母乳にも影響がでてきます。

授乳姿勢や授乳間隔

毎回、同じ授乳姿勢で授乳をおこなっていると、乳腺によって吸われる量に偏りが生じます。

また、母乳の分泌量が多いのに授乳間隔が空きすぎると母乳が溜まり、そのままにしておくと詰まりやすくなってしまいますので注意が必要です。

疲労やストレスが溜まる

ママの疲労やストレスが溜まると、自律神経のバランスが乱れ、血流が悪くなり母乳にも影響がでてきます。

乳首に傷ができている

乳首は、毎日の授乳で赤ちゃんに吸われて傷ができやすくなり、傷ついた乳首から細菌が入ることもあります。

授乳後は清浄綿などで乳首を拭く、母乳パッドはこまめに清潔なものに交換するなどして、乳首を清潔にして保護するようにしましょう。

初期症状の乳腺炎の対処法

赤ちゃんにたくさん吸ってもらう

母乳が詰まった時は、赤ちゃんに吸ってもらうのが一番です。詰まった母乳を吸い出してもらうよう頻回授乳を心掛けましょう。

フットボール抱きや縦抱きなど授乳角度や姿勢を変えていろいろな角度からまんべんなく吸わせます。

授乳する際は、しこりのある乳房から吸わせるようにしましょう。しこりの近くに赤ちゃんの下あごがくるようにして、しこりを指で軽く圧迫しながら吸わせると効果的です。

入浴で体を温めながらマッサージをする

体を温めて血流を良くしましょう。ぬるめのお湯で体をじっくりと温めながら、しこりの部分を乳頭に流していくようなイメージでやさしくマッサージをします。

その後、体が温まっているうちにすぐに授乳、もしくは搾乳をすることで詰まりがとれやすくなりますよ。

ただ炎症がひどい場合には湯船に浸かる事を控えたほうがいい場合もあるので、助産師さんや主治医に確認をしましょう。

炎症の悪化を防ぐために適度に冷やす

乳房が熱をもち、痛みがある場合は、保冷剤をガーゼなどで包んだものや冷却ジェルシートを肌にあてて冷やしましょう。ペパーミント冷湿布や冷やしたキャベツの葉をあてるのもいいです。

冷やしすぎると母乳が固まって余計に出にくくなってしまうので、冷やし過ぎには注意をして授乳後に冷やすようにしましょう。

水分をたくさんとり、食事内容を見直す

サラサラの母乳にするために、多めに水分をとることを心掛けましょう。しかし、乳腺炎の症状が進んでいる場合は、母乳量が増えて逆効果になることもあるので気をつけましょう。

脂肪分や糖分、塩分の高い食事は控え、和食を基本にした野菜中心の食生活に。乳腺が詰まらないようにするためにも、母乳育児に良い食事を心掛けましょう。母乳の質を良くするハーブティーもおすすめです。

休養をとる

疲れを感じたり、寝不足のときは体を休ませましょう。10〜15分程度の仮眠でも睡眠不足の解消ができます。ストレス解消のために、リラックスできる時間を持つようにしましょう。

乳房マッサージをうける

自分で対処してもしこりが解消されない場合は、早めに産婦人科や助産院でマッサージを受けましょう。マッサージをうけると、驚くほど簡単にしこりがとれます。


以上、乳腺炎の初期症状、原因や対処法を紹介しました。

乳腺炎は悪化すると、38度以上の高熱や強い胸の痛みなどの症状で育児もままならない状態になり、ママも赤ちゃんもつらい思いをします。

筆者自身も、3回乳腺炎を経験しました。初めて乳腺炎になった時は、気づいたときには症状が進んでいたため自力では治せず、高熱でフラフラしながら病院で処置をうけました。

2回目以降は胸に痛みを感じたらすぐに対処するようにしたので熱が出ることもなく、なりかけの初期症状のうちに詰まりやしこりを解消できるようになりました。

健やかな母乳育児のためにも、日頃からおっぱいの状態に気をつけて少しでも違和感を感じたら、早めに対処することが大切です。

関連する記事
助産師に聞く!乳腺炎・しこりの原因とは?
【助産師監修】つら~い乳腺炎の原因とは?食事が原因?熱は出る?

編集部おすすめ

ミルクスルーブレンド

つまりやチクチクで悩むママへミルクスルーブレンド

授乳期ママのために英国ハーバリストと授乳ケアの専門家が共同で開発した、母乳育児サポートハーブティーです。 母乳のスムーズな流れをサポートする6種のオーガニックハーブを厳選してブレンドしています。

もっと見る

編集部おすすめ

ミルクセーブブレンド

よく出る母乳にお悩みのママにミルクセーブブレンド

「卒乳したいのに、母乳が止まらない…」「いつも張っていてつらい…」「量を減らしたいけど授乳はまだ続けたい…」職場復帰などを理由に断乳せざるをえないママや元々母乳の出が良すぎるママから多く寄せられる悩み。ミルクセーブブレンドは、そんなママたちのために授乳ケアの専門家と共に開発したハーブティーです。ヨーロッパで昔から母乳量をセーブしたいママに使われてきた5種のオーガニックハーブをブレンドしています。

もっと見る

Yoneco Oda

Mama writer

2010年生まれと2016年生まれの姉妹を育児中のママです。おっとりマイペースな姉と、好奇心旺盛でパワフルな妹。姉妹でも性格の違う二人の様子に、子育ての新鮮さや面白さを感じている今日この頃です。

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

この記事をシェア

AMOMAコラムについて

妊娠、出産前後はママにとっては初めてのことばかり。「これってあってるのかな?」 「大丈夫かな?」と不安や疑問に思った時につい手に取りたくなるような情報をお届けしたいと考えています。そのため多くの情報は助産師をはじめ専門家の方々に監修。テーマから読めるようになっていますので、ぜひ気になるものから読んでみてください。あなたの不安や疑問が解決できるお手伝いになれば嬉しいです。

PARTNER

助産師/商品開発パートナー
浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
■専門分野
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士
にしだかなこ
■資格・免許
管理栄養士・幼児食アドバイザー
■専門分野
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
心理カウンセラー
佐々木明子
■資格・免許
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
■専門分野
心理カウンセラー
産婦人科医
牛丸敬祥
■資格・免許
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
■専門分野
産婦人科医

リクエスト募集

AMOMAではエキスパートに聞きたい授乳期の不安やお悩みを募集しています。頂いたリクエストについてラジオ、コラム、動画でお届けします!

リクエストする

あなたの授乳のお悩みご相談ください

全員が育児経験ママ
豊富な授乳トラブル相談知識

電話・チャットで相談する

※チャット、電話相談の対応時間は平日10:00~16:30

INSTAGRAM# 母乳育児いろいろ

フォローする

LINE 公式アカウント

LINE 公式アカウント

限定キャンペーンや
最新情報などをお届け

友だち追加で、今すぐ使える

100円クーポン

プレゼント中

LINE友だち追加

その他のお問い合わせはこちらから

MAILメールで問い合わせ TEL電話はこちら 092-292-3941
ラジオを聴く
コラムを読む
動画を観る
TOP
チャットで母乳相談
             

ただいま受付時間外です。
翌営業日10時以降に
こちらよりお電話いたします。
お電話番号に間違いがあった場合、
折り返しのお電話ができません。
お手数ですが、今一度ご確認をお願いします。

         

受付時間:平日10:00~16:30

   

現在の状況を教えてください

  • 妊娠月数、産後月数

  • お子様の人数

  • お名前

  • 電話番号

送信の前に個人情報・利用規約をご確認ください。

受付完了しました。

※こちらからお電話させていただきます。
今しばらくお待ちくださいませ。