授乳

助産師が教える!卒乳・断乳時のケア

2019.07.26

卒乳・断乳時にきちんとおっぱいのケアをしないと、乳腺炎になってしまったり、次に赤ちゃんが生まれる時の初乳にも影響があると言われています。

”近くに母乳外来がない・おっぱいのケアの方法が分からない”そんな卒乳・断乳期のママに、助産師浅井貴子先生が正しいケアの方法をアドバイスします。上手にケアをして、スムーズな卒乳・断乳を目指しましょう。

■卒乳と断乳の違いは?

「卒乳」
卒乳とは、赤ちゃんの方からおっぱいを卒業する場合や、自然と母乳が出なくなる場合を言います。

「断乳」
断乳とは、ママの方から赤ちゃんにおっぱいをあげるのをやめた方が良いという判断で、ママの意思で授乳をやめることを言います。

授乳をやめるママ側の理由としては、継続的に薬を飲む場合や授乳による身体への疲労度が強い時などがあげられます。また、赤ちゃんが1歳を過ぎても食事が進まない時や、夜泣きがひどい時も断乳することがあります。

■搾乳する際に注意すること

卒乳・断乳の時期は自然と夜間の授乳も少なくなってきて、日中に十分授乳をしないと母乳の分泌が減っていきます。

それでも分泌がある人は、初めは1日1回のペースでお風呂上りに搾乳し、それを2~3日おきへと徐々に延ばしていきましょう。

おっぱいが張るから・溜まるからといって搾乳しすぎることは刺激になり、母乳を作る要因となってしまいます。

また、搾乳の際に乳頭やおっぱいの付け根を刺激することも母乳の分泌を促すことにつながるので、そうならないように両手絞りでゆっくりと搾乳しましょう。

■「おにぎり搾り」がオススメです

最終的に搾乳する間隔が1週間おき程度になると、母乳の分泌は減少します。

民間の母乳相談室や、病院の助産師外来などで断乳マッサージのケアをしてくれる所もありますが、近くにそういった施設がない場合もあると思います。

そのような場合は、シャワーを浴びながら「おにぎり搾り」をして自分で搾乳をしてケアをすることが出来ます。

おにぎり搾りとは
乳房全体を手のひらで包むようにして、外側から内側に向けて母乳を搾りだす方法です。大きめにおにぎりを握る要領で搾りましょう。

母乳をきちんと出し切って、卒乳・断乳時のケアをしないと乳腺炎になってしまうことも…。きちんとケアしたほうが次の出産時に初乳が出やすくなるので、なるべく母乳をだしきりましょう。

■ペパーミント冷湿布で外側からケア

母乳の分泌が多く、辛い場合は、ペパーミントの冷湿布を作ります。

冷水を入れた洗面器にペパーミントの精油を6滴ほど垂らして、その中におしぼりをひたして軽く絞って下さい。これを、おっぱいが張っている時・お風呂上り・搾乳後などに乳房全体にかぶせてケアをします。

この「ペパーミント冷湿布」こそ、卒乳・断乳時のケアの強い味方!

まとめてこのおしぼりをジップロックなどの保存袋に入れて、冷蔵庫で保管しておき、適宜交換するとおっぱいの張りが楽になります。

乳腺炎になってしまった時の対処法と予防の仕方は「乳腺炎・しこり・白斑の予防ーとるべき食事や熱が出た時の対処法ー」をご参照下さい。

■ハーブティーで内側からケア

また、卒乳・断乳時は赤ちゃんに母乳をあまり飲んでもらえず、おっぱいに残った母乳が詰まるなどのトラブルが起こりやすいものです。

ペパーミントティーやセージ茶を飲んでおくと、母乳の分泌が抑えられるため、スムーズに卒乳・断乳ができます。内側からしっかりケアをして、卒乳・断乳後の母乳トラブルを避けましょう。

卒乳・断乳時にトラブルが起きやすい体質かどうかは「助産師に聞く!乳腺炎・しこりの原因とは?」に詳しく書いていますのでご参照ください。


卒乳・断乳時のケアをきちんとすることで、辛い思いをせずスムーズにおっぱいを卒業することができ、次の子が生まれる時の初乳も出やすくなります。

ペパーミント冷湿布やハーブティーを活用し、上手に卒乳・断乳時のケアをしましょう。

関連記事:「断乳の仕方ー上手な方法・時期・進め方についてー」

編集部おすすめ

ミルクセーブブレンド

よく出る母乳にお悩みのママにミルクセーブブレンド

「卒乳したいのに、母乳が止まらない…」「いつも張っていてつらい…」「量を減らしたいけど授乳はまだ続けたい…」職場復帰などを理由に断乳せざるをえないママや元々母乳の出が良すぎるママから多く寄せられる悩み。ミルクセーブブレンドは、そんなママたちのために授乳ケアの専門家と共に開発したハーブティーです。ヨーロッパで昔から母乳量をセーブしたいママに使われてきた5種のオーガニックハーブをブレンドしています。

もっと見る

編集部おすすめ

ミルクスルーブレンド

つまりやチクチクで悩むママへミルクスルーブレンド

授乳期ママのために英国ハーバリストと授乳ケアの専門家が共同で開発した、母乳育児サポートハーブティーです。 母乳のスムーズな流れをサポートする6種のオーガニックハーブを厳選してブレンドしています。

もっと見る

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

この記事をシェア

AMOMAコラムについて

妊娠、出産前後はママにとっては初めてのことばかり。「これってあってるのかな?」 「大丈夫かな?」と不安や疑問に思った時につい手に取りたくなるような情報をお届けしたいと考えています。そのため多くの情報は助産師をはじめ専門家の方々に監修。テーマから読めるようになっていますので、ぜひ気になるものから読んでみてください。あなたの不安や疑問が解決できるお手伝いになれば嬉しいです。

PARTNER

助産師/商品開発パートナー
浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
■専門分野
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士
にしだかなこ
■資格・免許
管理栄養士・幼児食アドバイザー
■専門分野
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
心理カウンセラー
佐々木明子
■資格・免許
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
■専門分野
心理カウンセラー
産婦人科医
牛丸敬祥
■資格・免許
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
■専門分野
産婦人科医

リクエスト募集

AMOMAではエキスパートに聞きたい授乳期の不安やお悩みを募集しています。頂いたリクエストについてラジオ、コラム、動画でお届けします!

リクエストする

あなたの授乳のお悩みご相談ください

全員が育児経験ママ
豊富な授乳トラブル相談知識

電話・チャットで相談する

※チャット、電話相談の対応時間は平日10:00~16:30

INSTAGRAM# 母乳育児いろいろ

フォローする

LINE 公式アカウント

LINE 公式アカウント

限定キャンペーンや
最新情報などをお届け

友だち追加で、今すぐ使える

100円クーポン

プレゼント中

LINE友だち追加

その他のお問い合わせはこちらから

MAILメールで問い合わせ TEL電話はこちら 092-292-3941
ラジオを聴く
コラムを読む
動画を観る
TOP
チャットで母乳相談
            

ただいま受付時間外です。
翌営業日10時以降に
こちらよりお電話いたします。
お電話番号に間違いがあった場合、
折り返しのお電話ができません。
お手数ですが、今一度ご確認をお願いします。

         

受付時間:平日10:00~16:30

 

現在の状況を教えてください

  • 妊娠月数、産後月数

  • お子様の人数

  • お名前

  • 電話番号

送信の前に個人情報・利用規約をご確認ください。

受付完了しました。

※こちらからお電話させていただきます。
今しばらくお待ちくださいませ。