授乳
母乳育児Q&A

【助産師監修】母乳はいつまで出る?卒乳後も止まらない原因と対処法

May 12. 2017
この記事に
いいね!

この記事を
シェア

「卒乳(断乳)したけれど、まだ母乳が出る…というママはたくさんいらっしゃると思います。そもそも母乳って一体いつまで出るものなの?卒乳後も止まらない場合は、どんなことに気をつけたら良いのでしょうか。今回は卒乳後によくあるお悩みの原因とその対処法をご紹介します。

母乳はいつまで出るもの?

赤ちゃんが吸っている間は新しい母乳が作られる

ママの体というものは赤ちゃんが必要としている限り、新しい母乳を作ろうとします。つまり赤ちゃんが吸うことで新しい母乳がどんどん作られるわけですね。1年ほど経つと母乳が薄くなるという話も聞いたことがあるかもしれませんが、これに関しては諸説あるようで、実験を行いほぼ一定の数値を保っているという結果もあります。

吸わなくなることで徐々に減っていく

母乳は赤ちゃんが吸わなくなると自然に止まっていきますが、すぐ完全に止まるわけではありません。個人差はありますが、卒乳までに授乳の回数が減っていた場合は、数回おっぱいを絞る(搾乳する)と止まることが多いようです。授乳回数も多く、おっぱいの分泌も多い時期に卒乳した場合は、搾乳してもしばらく張ることがあります。

完全に止まるまでの期間は個人差が大きい

搾乳の必要がなくなっても、おっぱいがにじみ出ることがあります。期間は半年~1年ほどと言われることもありますが、中には1年以上出る方もいるなど、個人差が大きいようです。

卒乳後も母乳が出る場合に気をつけたいこと

分泌の多い場合は乳腺炎に注意!

授乳の回数が減ってきた時期に卒乳すると、分泌も減っているので数回の搾乳で自然に止まっていきますが、まだ母乳の分泌が多い時期に卒乳すると、卒乳後もしばらくの間おっぱいが張ります。

母乳の分泌が多い時期に卒乳した場合、搾乳するとまた母乳が作られるから…、と我慢してしまうと乳腺炎になる可能性があるので注意が必要です。もちろんしっかり搾乳してしまうと、ママの体はまだ母乳が必要なのだと勘違いし母乳を作ってしまいます。

卒乳後の搾乳量は、左右合わせて30~50mlほど1日3回までを圧抜きする目安にすると良いでしょう。最初のうちはすぐに絞らず、張ってきたら冷却しましょう。
張らせていく状態を作る事も必要です。

しばらく我慢すると張りのピークが落ち着き、作られる量も減ってきます。これを少しずつ間隔をあけていくとスムーズに減らしていけます。
搾乳の際は、乳頭や付け根はあまり刺激しないように気を付けて、おにぎり絞りで搾乳すると良いですよ。

おにぎり絞りのやり方は助産師が教える!卒乳・断乳時のケアをご参照ください。

飲み物で分泌を抑える

搾乳するだけでなく、母乳の分泌を抑えるためにどんなことをしたら良いのでしょうか。お手軽でおすすめなのはハーブティーを飲むことです。ペパーミントやセージが使われているハーブティーにはエストロゲンが含まれており、母乳の分泌を抑えるサポートをしてくれます。

母乳がつまりやすいママは、母乳量が十分に減るまでは甘いものや脂っこいものといった高カロリーな食べ物は控えましょう。

おっぱいを冷やして分泌を抑える

母乳の分泌が多く辛い場合は、直接おっぱいを冷やしましょう。またおっぱいが張っている時だけでなく、お風呂上りなど体が温まると母乳の分泌も増えるので、濡らしたタオルや保冷剤を使って冷やすと良いですよ。冷湿布もおすすめです。またお風呂は長湯しすぎないことも大切です。

いろいろ試してみても母乳の分泌がなかなか減らず、どうしようもないときは、病院・助産院に相談しましょう。おっぱいのケアはとても大切なことです。次のお子さんも考えているようなら尚更しっかりとケアしていきたいですね。

関連する記事:断乳の仕方ー上手な方法・時期・進め方についてー
       赤ちゃんに母乳はいつまであげる?

編集部おすすめ

母乳量をセーブしたい卒乳期ママ専用ハーブティー

卒乳ブレンド

スムーズな卒乳をサポートするハーブ5種をブレンドしました。母乳が出すぎてしまう授乳中のママにもオススメです。

banner_2
Mei Kamo
Mama writer

2013年2月生まれの男の子のママです。おしゃべりな息子と同じくおしゃべりなパパと3人でにぎやかに暮らしています。大好きなアーティストさんの音楽や大好きなDisneyを聞きながら、毎日楽しく育児に奮闘中です☆

【監修】浅井 貴子あさい たかこ
助産師

新生児訪問指導歴約20年以上のキャリア を持つ助産師。毎月30件、年間400件近 い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児 の育児のアドバイスや母乳育児指導を実施。

あわせて読みたいおすすめの記事