母乳育児Q&A

【助産師監修】赤ちゃんに歯が生えたときの授乳

2018.10.30

赤ちゃんに歯が生えてきた!かわいらしくのぞく歯に喜びもひとしおですよね。けれど、授乳中のママにとっては、歯が当たったり、時には噛まれてしまったりして痛みを感じることも。

今回は、赤ちゃんに歯が生えたときの授乳の乗り切り方をご紹介します。

赤ちゃんに歯が生え出すのはいつ頃?

赤ちゃんは、生後6ヶ月前後で以下のような順番で歯が生えはじめます。しかし、1歳前まで歯が生えはじめない赤ちゃんもいて、個人差があります。

①下の前歯が2本
②上の前歯が4本
③下の前歯の両脇に2本
④手前の奥歯、上下4本
⑤糸切り歯(犬歯)、上下4本
⑥後ろの奥歯、上下4本

歯の生えはじめは、歯茎をかゆがったり、不機嫌になったりしがちです。歯がためなどを与えて、歯茎のむずがゆさを和らげてあげると良いでしょう。

また、この頃から歯磨きを習慣づけるようにしましょう。

歯の生えはじめは、授乳後に清潔なガーゼを指で巻いて歯茎全体を拭いてあげることからスタートして、前歯が揃ったら専用の歯ブラシで歯磨きをするようにしましょう。

どうしておっぱいを噛むの?

歯茎がむずがゆくなる

歯の生えはじめの頃は、授乳中におっぱいを噛んでしまうことがあります。

ある程度成長すると、自分の思いが上手く伝えられなくて相手を噛んでしまうことがありますが、これとは違う現象です。

前述のとおり、歯が生え出すころは歯茎がむずがゆくなったり痛くなったりするために、口に入ったものをなんでも噛みたくなるようです。

噛むことに快感を覚える

精神学者フロイトの乳幼児期の発達についての考え方においては、生後1年半ごろまでを「口唇期(こうしんき)」と呼んでいます。

赤ちゃんはお母さんのおっぱいを吸うことで唇や口の中に快感を覚え、今度は歯が生えはじめると噛むことに快感を覚えるようになっていく、というわけです。

いずれにしても、赤ちゃんの成長段階において正常な行動だと考えられます。

授乳中、噛まれて痛いときの対処法


赤ちゃんの成長に伴う自然なことだとしても…噛まれるのは痛いし辛いですよね。授乳中、噛まれて痛いときの対処法をみていきましょう。

赤ちゃんが噛んで離さないときは

まず、「噛んだら痛いよ」「やめてね」などとゆっくり、はっきりした声で伝えます。それでも離さないときは赤ちゃんの口に指を入れたり、かるく鼻をつまみます。

呼吸がしにくくなり、口を離してくれます。無理に引き離そうとすると乳首が傷つくことがあるので注意しましょう。

乳首に傷ができてしまったときは

乳首に傷ができてしまうと、授乳が辛いものになってしまいますよね。そこで便利なのが市販の乳頭保護器。乳首にキズや痛みのある時でも授乳できる、薄いシリコンゴム製の保護カバーです。

私も使用しましたが、はじめは赤ちゃんがうまく吸えなかったのですが、何度か挑戦するうちに慣れて吸ってくれるようになりました。

乳首の傷が痛むときは

母乳の中には傷をいやす物質が含まれています。傷が痛む場合は、授乳のあとに数滴しぼり出して、乳首にやさしく塗っておくのも良いとされています。

また痛みの治りを早めるために、カレンデュラオイルや精製されたラノリン(羊毛脂)をぬる方法もあります。

カレンデュラオイルは100%植物性のオイルで、傷ついた皮膚などを保護する収れん作用があるといわれています。乳頭ケア以外にも赤ちゃんのあせもやおむつかぶれにも使用できます。

ラノリンクリームも赤ちゃんの口に入っても安全なため、授乳前に拭き取る必要がなく便利です。保湿力がとても高いので、私は余ったものをリップクリームとして愛用しています。


いかがでしたでしょうか。赤ちゃんに歯が生えたときの授乳は、時に辛くなってしまうこともありますよね。

歯が生えてからも順調な母乳育児が送れるよう、ぜひ紹介した方法を試してみてくださいね。

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Mayumi Maruyama

Mama writer

2013年生まれの男の子と、2016年生まれの女の子の母です。バタバタの毎日ですが、お父さんに助けられながら、家族4人で楽しく賑やかに暮らしています。お気に入りのカップでハーブティーを飲むのが、心安らぐひとときです。

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

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