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2021.01.05

おっぱい会議 第3弾 トラブル続きでも“良い思い出”になるように。 授乳期を楽しく過ごすヒント。

「おっぱい会議」とは

授乳期はそれまでの人生のなかでもいちばん「おっぱい」のことを考えることが増える時期。でも、おっぱいのことってなかなか人には話しづらいものですよね。そこで、AMOMAではスタッフの授乳期を「おっぱい会議」と題し、さまざまなテーマで語っていくことにしました。


今回のテーマは「授乳期を楽しく過ごすヒント」。授乳の悩みって人によってさまざま。でもどんな悩みを抱えていたとしても、かけがえのない赤ちゃんとの毎日を良い思い出として残したいですよね。今回はAMOMAスタッフ3名がそれぞれの授乳期を振り返りながら、授乳期を楽しむヒントを探りました。おしゃべりに加わっている気持ちで、楽しんでご覧くださいね。

自己紹介(左から)※取材当時

●高原(AMOMAスタッフ)
13歳男児と10歳男児、2児のママ。
今回は主に聞き手として参加。
授乳スタイル:扁平乳頭に悩み、産後1ヶ月頃から完全ミルクに。

●忠地(母乳なんでも相談室スタッフ)
7歳男児と4歳女児、2児のママ。
授乳スタイル:混合授乳から産後4-5ヶ月で完全母乳に。

●松尾(母乳なんでも相談室スタッフ)
8歳男児と3歳女児、2児のママ。
授乳スタイル:完全母乳。詰まりやしこりなど母乳トラブルに悩まされる。

悩み多き授乳期をどう過ごす?

高原:「今日は産後のお悩みを振り返ってもらいたくて。まずは私の授乳期ですが、母乳不足と上手に飲ませられずにすごく苦労して…。頑張ってみたものの産後1ヶ月でミルクに切り替えたんです。お二人はどうでした?」

忠地:「私も同じく母乳不足で悩みました。周りのママが完璧に見えて『こんなに悩んでるのは私だけだろうな』って一人で抱え込んで、誰にも相談できなかったですね。自治体の母乳相談には行ったものの、本に書いてあるのと同じような当たり障りのないアドバイスを言われるだけでモヤモヤしていました。」

松尾:「私は詰まりとしこりに悩みました。産んだ翌日からおっぱいが岩のようにガチガチに固くなり、子どもがうまく吸えなくて…。助産師さんに胸を押されながら『授乳ってこんなに痛いの?』と戸惑いからスタートした授乳期でした。

分からないことだらけでしたが、病院にいる間に何とかしなきゃっていう危機感があったから、入院中に助産師さんを質問攻めにして(笑)。そのおかげで1ヶ月後にやっとペースが掴めるようになった感じですね。」

忠地:「入院中に聞き尽くすくらい質問するのって大事ですよね。私、なかなか聞けなくて。同じようにお客様からも『入院中は気おくれして質問しづらかった』という声はよく聞きますね。そのまま一人で悩んでストレスを抱えたまま、授乳期を過ごされる方は本当に多いです。

でもお客さまのご相談を受けるようになって気づいたのは、授乳期って“いつ終わるか分からない貴重な時間”ということ。例えば『できるだけ長く授乳したい』と望んでいても、子どもが欲しがらなくなり突然卒乳を迎えるというケースもあります。授乳期はそんな特別な時間だからこそ、悩んだままではなく、後悔のないように一日一日を楽しめたらいいなって思うんです。」

誰かと比べず“私が心地よいか”を基準に

高原:「授乳の悩みはそれぞれありますが、お二人の授乳期の経験から『過ごし方のヒント』を教えてください。」

松尾:「私は『自分の好きなことをする』こと。ドライブが好きなんで、子どもを乗せて車を走らせたり。子どもに100%合わせて行動するんじゃなくて、自分も楽しめることを軸にして決めて、リフレッシュしていました。お買い物でも近くのショッピングモールなら、私は買い物できるし、ベビースケールがあるから子どもも体重測れるし、一石二鳥!みたいな(笑)」

高原:「気分転換になるものを決めるって大事ですよね。私はそれが『ストレス発散の買い物』でした。といってもスーパーなんですけど(笑)かごいっぱいに日用品や食料品を買うのが楽しくって。自分の気持ちを落ち着かせる方法でしたね。」

忠地:「自分へのごほうびを兼ねていると気分を上げやすいですよね。私の場合は『手抜きを徹底する』ことを薦めたいです。というのも、産後に私は「ずっと家にいるんだから家事しないと」って自分を追い込んじゃったんですよ。ご近所から聞こえてくる掃除機の音でさえプレッシャーで…。

でも産後は赤ちゃんのお世話が一番。家事は手抜きしないと乗り越えられないですよね。だからもう、徹底して手抜きするくらいの気持ちでいてもらいたいです。松尾さんは家事、どうしてました?」

松尾:「私は全然(笑)!余裕がある時に気が向いたら家事をするくらいだったから、『手抜きを徹底』って大賛成です。ここだけの話ですけど、帰宅した夫に少々オーバー気味に言うんです。「一日中泣くわ、寝ないわで何もできなかったの。今日の晩御飯、お弁当買ってもいい?」って(笑)。本当に家事が出来なかった日もあれば、やる気がでなくて家事を“したくない”日もあって当然。そうやって自分を守ることって、私には必要でしたね。」

忠地:「それ、いい(笑)!日中頑張っているから、家事は適度に手を抜かないとね。あと、お客様からよく聞くのが「SNSでキレイなお部屋や食卓が映った投稿を見て落ち込む」というご意見。私もそうだったんです。見なければいいんだけど、つい見てしまってはストレスになっていました。」

高原:「人と比べてしまうのはツラいですね。私は“自分がどうしたいか”を基準に考えるようにしていました。何というか、見映えよりも心地よいほうを選ぶんです。散らかっていても自分の居心地が良ければOK、とかね。そうするとストレスが軽減するのでおすすめですよ。」

忠地:『自分の心地良いほうを選ぶ』っていいですね。背伸びせず、自分らしい等身大の子育てをしていきたいですね。」

悩むママが笑顔になれるサポートを。

高原:「お二人は相談室スタッフとして授乳期のママと日々向き合っていますが、どんなご相談が多いですか?」

忠地:やっぱり一番は『母乳が足りない、増えない』。その次は『詰まりや痛みなどの母乳トラブル』。この二つが多いですが、飲みたがらない・体重が増えない・母乳が出過ぎる…等、本当にさまざまです。あとは、「落ち込んでしまって話を聞いてほしい」など授乳以外のお悩みもお聞きしています。」

松尾:「ご相談方法も、最初から長文で詳しくご状況を相談される場合もあれば、短く「母乳がでません」とだけご相談される場合も。そんな時には少しずつやり取りをし、状況を聞いていきます。なかには、母乳を続けるかどうかに悩んで「もう諦めるべきでしょうか」と大きな決断に悩まれている方もいらっしゃいます。」

高原:「そうなんですか!大きな判断なだけに難しい質問ですね。」

松尾:「母乳で苦労されていると、ミルクに切り替えることに罪悪感を持ってしまう方がとても多くて、ミルクは悪いもの、という思い込みから自分を責めてしまうんですよね。だから、私たち相談室スタッフの口からミルクのメリットや育ちのこと、しっかり愛情も伝わることなどをお伝えし、ママが本当にしたい選択の背中を押せたらいいなと思っています。」

忠地:「母乳かミルクのどちらを選ぶにせよ、一番は『ママが笑顔になれるかどうか』。ご主人や周りの人からの意見に揺らぐお気持ちも分かりますが、どちらが前向きになれて、後悔なく授乳期を過ごせるかを選んでもらえたらいいなと思います。」

高原:「笑顔になれる選択、ですね。そういえば先日、『ミルクのことなのにAMOMAに相談しちゃいけないと思っていました」って言われたことがあって。“AMOMA=母乳育児を推奨するブランド”ってこともあり、ミルクの質問はタブーだとか、母乳を薦められるはずって思う方もいらっしゃるようです。」

忠地:「そうなんですね!母乳なんでも相談室のスタンスとしては、相談して下さった方に「AMOMA商品の営業をしよう」とか「何が何でも母乳を薦めよう」っていうことは一切ないんです。相談室はお客様のお悩みを解決したり、気持ちの良い方向性を一緒に考え出せたらっていうものなので。」

松尾:「でも、お客様の立場で考えると、姿が見えない私たちに悩みを打ち明けるのって勇気がいることですよね。このスタンスを伝えて、文字通り『なんでも』気軽に相談してもらえるといいですね。」

忠地:「相談室では、業務のなかでお客さまへのご返信に迷った場合、「どう思う?」って皆が手を止め意見を出し合うなど、全員がお客さまの悩みの一つひとつを大事に受け止めています。姿は見えないけど、私たちはママの味方だと伝われば本当に嬉しいですね。」

松尾:「そうそう。パソコンの前で黙々とただ返信しているわけじゃないんです(笑)。お客様からの文章にある、微笑ましいエピソードに思わず笑ったり、落ち込んだご様子に一緒に悲しくなったり、お子さんのお写真に癒されたり…。言葉のやりとりだけでも想いを伝え合いたいと思っているので、「ここに相談しても…」なんて思わずに、等身大の言葉でお気軽にご相談いただけたらと思います。」

高原:「そうですね。私たちはスタッフである以前に乳幼児の子育て経験者。たとえ授乳期を終えた後でも、悩むママの子育てを応援する味方であり続けたいですね。」

授乳期を良い思い出にするために

高原:「最後に授乳期を楽しく過ごすために、ママへお伝えしたいことはありますか?」

忠地:「お客様とお話していると、自分を責めてしまう方がとても多いんです。でも、毎晩何度も起きて授乳したり、つきっきりでお世話したり…『当たり前のこと』と思い込んでしまいがちだけど、人を育てるって本当に大変なこと。日々子どもに向き合っているだけで、もう十分頑張っていらっしゃる。だから、今の自分を責めるのではなく「よく頑張っているんだ」と認められたらいいなって。そんなお声がけをしていきたいですね。」

松尾:「そうですよね。授乳期って子どもは忘れていってしまうものだけど、親である私たちはいつまでも記憶に残ります。それならこの時期をつらかった思い出としてではなく、少しでも楽しい思い出にして残したいですよね。そのためにも、ママが笑顔になれる選択をし、楽しく過ごしていただきたいです。そんなお手伝いができたら嬉しいですね。」

高原:「そうですね。それに、悩むってことはそれだけ子どものことを考え、向き合っている証拠。誰かに悩みを話したりして“乗り越えられた経験”はきっと記憶に残り、いつか「良い授乳期だったな」と振り返られる思い出になっていくはず。AMOMAはこれからもママの気持ちをしっかりと受け止めて、応援し続ける味方でありたいですね。」

\まとめ/

いかがでしたか?赤ちゃんと一日中過ごす授乳期は、先が見えない不安や孤独を感じやすい時期。「ママになったんだから、しっかりしないと」と頑張りすぎていませんか?母乳なんでも相談室はママの気持ちを受け止め、笑顔になれるお手伝いをいたします。
かけがえのない授乳期だからこそ一日一日を自分らしく、大切に過ごせますように。

ライタープロフィール

おっぱい会議 第3弾 トラブル続きでも“良い思い出”になるように。 授乳期を楽しく過ごすヒント。

ライタープロフィール

AMOMA STAFF榊 沙織

元おっぱい星人な4歳と1歳の姉弟の母です。陥没乳首&母乳過多で悩み多き授乳期を経験。授乳期のママを支えたい!とAMOMAに入社しました。平日はほぼワンオペでバタバタ…散らかり放題の部屋はとても人には見せられません(笑)。子どもたちを寝かしつけた後のアイスとドラマが日々の活力。全力疾走な毎日を過ごしています。

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