妊娠後期の吐き気
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妊娠後期の吐き気-原因と対策-

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妊娠中期になりつわりが落ち着いたと思っていたら、妊娠後期になりまた吐き気が起こるようになったという方も多いと思います。妊娠後期の吐き気は、胸焼けや胃への圧迫感などがあるのも特徴です。

妊娠後期に起こりやすい吐き気の原因と対策を知ってマタニティトラブルを予防しましょう。

妊娠後期の吐き気の原因

●胃への圧迫

子宮の増大による胃への圧迫

妊娠後期になり、子宮が大きくなると胃が圧迫され容積が小さくなることで少し食べただけでも満腹になったり、吐き気が起きたりするようになります。特に32週以降になると赤ちゃんの成長に伴いお腹が急に大きくなり、吐き気など消化器症状のトラブルが多くなってきます。

●胃の入り口の筋肉が緩くなる

妊娠後期吐き気胃の入口緩み

妊娠中はエストロゲンという女性ホルモンが大量に分泌されていて、エストロゲンは全身の筋肉を緩める働きをします。そのため胃の入り口の筋肉が緩み、食後に胃酸が逆流しやすくなります。胃酸の逆流が起こると吐き気や胸焼けが起こりやすくなるのです。

元々、逆流性食道炎がある人や胃痛を起こしやすい人は消化器症状のトラブルがさらに起こりやすいです。

●妊娠高血圧症候群によるもの

妊娠後期吐き気妊娠高血圧症候群

妊娠後期に起こりやすいトラブルに妊娠高血圧症候群があります。妊娠高血圧症候群とは妊娠20週以降、産後12週までに高血圧や浮腫み、蛋白尿の症状が出ることをいいます。自宅で知らない間に血圧が高い状態が続くと頭痛や吐き気などの症状が出ることがあります。

急に浮腫みが強くなり頭痛が起こるようになってきた、吐き気やダルさがあるなど不調が続く場合は健診を待たずに病院を受診しましょう。

妊娠後期の吐き気の対策

●少しずつ食べて回数を増やす

妊娠後期吐き気少しずつ食べる

一度にたくさん食べてしまうと食べたものが逆流してしまい、吐き気や胸焼けの原因になってしまいます。なるべく少量ずつ、回数を増やして対応しましょう。食事はよく噛んで消化を助けてあげると、胃の中で停滞している時間を減らすことができます。

●消化の良いものを食べる

消化にいい食べ物

食物繊維が多いものや脂っこいものは胃の中で留まる時間が長く、胃もたれを起こしてしまうのでなるべく避けましょう。ご飯は軟飯にするかお粥、うどんやパンも柔らかく煮ると胃に優しいです。ジャガイモや大根、卵、豆腐などは消化が良く栄養価も高い食べ物なので積極的に摂ると良いです。食べ方は温かくすることと、なるべく細かく切ると消化を助けてくれます。梅干しや香辛料、冷たいものなど刺激になるものは避ける方がよいでしょう。

●胃の粘膜を保護するものを食べる

胃の粘膜を保護するもの、大豆

温かい牛乳は胃の粘膜を保護してくれる役割があります。またネバネバ食品に含まれるムチンは胃酸から胃粘膜を守ってくれるといわれているので、ムチンを多く含むおくらや納豆、モロヘイヤなどを積極的に摂るとよいでしょう。

●食後の工夫をする

食べづわりガムや飴

食後はすぐに横にならないようにします。食後にすぐに横になると食べた物が逆流しやすく吐き気や胸焼けを悪化させてしまうからです。胃酸で胸焼けがひどい場合は、ガムを噛んだり飴を舐めたりすると唾液で中和されて楽になることがあります。

●ストレスを溜めない

妊娠後期吐き気ストレス溜めないアロマ

ストレスが溜まると過剰に胃酸が分泌され吐き気や胸焼けの原因となってしまいます。妊娠後期になり体が重くなることでストレスも溜まりがちですが、1日1回でもリラックスできる時間をつくりましょう。

お風呂はシャワーではなく湯船に入ることで浮力がかかり、体が楽になりリラックスできます。入浴時にグレープフルなど柑橘系のアロマを風呂桶に垂らすと心地よい匂いで緊張をほぐしてくれます。

妊娠後期の吐き気が強いとき

妊娠後期吐き気

妊娠後期の吐き気や胸焼けはよくあるマテニティトラブルですが、症状が続く場合や強い場合は異常のサインかも知れないので病院で相談しましょう。また、妊娠中でも服用できる薬もあるので合わせて相談してみるとよいでしょう。

妊娠後期の吐き気は臨月に入り、赤ちゃんが少し骨盤内に降りてくると楽になることが多いです。しばらくの間はうまく対処して乗り越えていきましょう。

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