赤ちゃんの心と体

【助産師監修】生後9ヶ月の赤ちゃん~離乳食や生活の様子~

2017.06.06

Mei Kamo

Mama writer

2013年2月生まれの男の子のママです。おしゃべりな息子と同じくおしゃべりなパパと3人でにぎやかに暮らしています。大好きなアーティストさんの音楽や大好きなDisneyを聞きながら、毎日楽しく育児に奮闘中です☆

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

生まれたばかりの頃はねんねばかりだった赤ちゃんも9ヶ月を迎える頃には、はいはいが上手になり、好きなところへ自分で移動できるようになる子が増えてきますね。

ママはそんな赤ちゃんの成長をひしひしと感じている頃だと思います。今回は生後9ヶ月の赤ちゃんに関する基本情報とよくある悩みをアドバイスとともに紹介します。

生後9ヶ月の赤ちゃん、体の様子

つかまり立ちをはじめる赤ちゃんも

生後9ヶ月の赤ちゃんの平均体重は男の子が7.2~10.7㎏、女の子が6.7~10.0㎏です。はいはいが上手になり、自分の行きたいところへ移動するのが早くなってきます。

中にはつかまり立ちを始める赤ちゃんもいるかもしれませんね。

また指の使い方も上手になり、小さなものでも親指と人差し指でつまめるようになります。

ママや家族はボタンや電池など赤ちゃんが口に入れると危険なものを手の届くところに置かないように注意しましょう。

9ヶ月の赤ちゃんの離乳食は?

食べる意欲が見られたら1日3回に

9ヶ月になると赤ちゃんも離乳食にだいぶ慣れてくる頃だと思います。

もぐもぐ動かすのが上手になった、手づかみで食べるようになった、バナナくらいの硬さのものを歯ぐきでつぶせるようになった、など食べる意欲が見られたら3回食に増やしていきましょう。

1回当たりの目安(9~11ヶ月)

・炭水化物(主食):5倍がゆ80~90g
・タンパク質(主菜):魚・肉15gまたは豆腐45gまたは卵1/2個または乳製品80g
・ビタミン類(副菜):野菜・果物30~40g

上記の量を参考に、子ども用お茶碗1杯弱から少しずつ増やしていきます。

赤ちゃんに大人が食事をしている様子を見せてあげることも大切なので、大人と同じ時間に 離乳食をあげるようにすると良いですよ。

おすすめレシピのご紹介

お肉を食べさせたいママに
「豆腐ハンバーグ」

<材料>
豚赤身ひき肉10g、木綿豆腐3㎝角1個
<作り方>
ひき肉と水切りした豆腐を混ぜて、捏ねて、サラダ油少々をひいたフライパンで両面をしっかり焼いたら出来上がり!
豆腐のおかげでふわふわ触感なので赤ちゃんにも食べやすいです。
お野菜を食べさせたいママに
「おいもごはん」

<材料>
5倍がゆまたは軟飯(適宜)、さつまいも5㎜角(適宜)、黒すりゴマ少々
<作り方>
さつまいもを茹でて水切りし、さつまいもが潰れないようにごはんと混ぜる。黒ゴマをふったら出来上がり!
さつまいもを角切りにすることで噛む練習になります。

3回食になると、授乳よりも離乳食からとる栄養の方が多くなりますが、離乳食の後は欲しがるだけ授乳してあげましょう。

母乳育児でおっぱいの出が気になる場合はおっぱいの出をサポートしてくれるハーブティーがおすすめです。
疲れた時のリラックスタイムにもなりますよ。

生後9ヶ月の赤ちゃんの生活リズム

まねっこ遊びが大好き!

9ヶ月になると赤ちゃんもだんだん言葉の意味を理解し始めます。

声かけに反応するようになり、ママがしぐさを見せながら声かけすることで、言葉としぐさがつながり赤ちゃんもまねをするようになります。

「バイバイ」や「パチパチ」など、よくする行動をまねするだけで赤ちゃんはとても楽しいので、大好きなママが一緒にやってあげるとたくさんの笑顔を見せてくれることでしょう。

夜泣きがひどい場合は一度起こしてみても

9ヶ月の赤ちゃんは昼夜の区別がつき、朝まで眠る赤ちゃんが増えてきます。しかし毎日のように夜泣きをする赤ちゃんも少なくありません。

いろいろと夜泣き対策をしてもなかなか泣き止まない赤ちゃんに、困っているママもいるかもしれませんね。

そんな時は思い切って起こしてみるのもひとつの方法です。気持ちを落ち着かせて添い寝してあげると、ママのぬくもりを感じて赤ちゃんも安心しますよ。

寝室にアロマを焚くのもおすすめです。ママも一緒にリラックスして眠れるのではないでしょうか。

生活リズムがずれてきたら朝日を浴びる

離乳食が3回食になってくると、慣れるまでは時間がかかってしまい、夕飯・お風呂・就寝が遅くなることもあるかもしれません。寝るのが遅くなると朝起きるのも遅くなりますね。

すると毎日のリズムが少しずつずれてきてしまうことが考えられます。生活リズムがずれていると感じたら、朝起こす時に朝日を浴びさせてあげましょう。

そうすると体内時計が出来て早寝早起きのサイクルに戻りやすくなりますよ。

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浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
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