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【助産師監修】生理予定日でも陽性反応?妊娠検査薬はいつから反応するの?

2018.09.21

妊活中の女性にとって、妊娠検査薬の陽性反応は早くみたいものですね。

通常の妊娠検査薬は、生理の1週間後から検査が可能ですが、それより以前に陽性反応が出たという方も多くいらっしゃいます。

また、生理予定日から使える早期妊娠検査薬もあり、妊娠を早く知ることが可能になっています。今回は、妊娠検査薬のしくみや、いつから陽性反応が出るのかについてお話ししたいと思います。

妊娠検査薬のしくみ

妊娠検査薬はホルモンに反応する

妊娠検査薬:妊娠検査薬はホルモンに反応する

妊娠検査薬は、妊娠すると体内で増加するhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが尿中に出てくる値を検知して、妊娠を判定する検査方法です。

排卵後、無事に精子と卵子が受精し受精卵となると、約1週間かけて子宮内に到達します。その後、子宮内膜に着床した受精卵は、子宮内膜から剥がれないように、絨毛の根を生やします。

この絨毛組織からhCGが分泌され、黄体を刺激することで、本来なら月経血となり脱落する子宮内膜を維持させ、妊娠を継続させているのです。

hCGは、妊娠9週~10週をピークに妊娠40週くらいまで分泌されています。この絨毛組織は、その後、胎盤となり赤ちゃんに栄養や酸素を送る重要な組織へと変化していきます。

妊娠検査薬が反応する時期

妊娠検査薬が反応する時期

生理予定日の1週間後から検査できる通常タイプの妊娠検査薬は、尿中のhCGが50mIU/Lで反応します。

生理予定日から使用できる早期妊娠検査薬は、尿中のhCGが25mIU/Lになったら反応するようにできています。

hCGの排出には個人差がある

着床(妊娠3週目)が成立すると、直後からhCGが分泌され始めます。

次回生理予定日までの1週間で、hCGは0.2mIU/Lから25~50mIU/Lまで増加し、生理予定日(妊娠4週目)からさらに1週間かけて50~200mIU/Lまで上昇します。

hCGが分泌されてから、実際に尿中に排泄されるまでは、約3日程度かかるので、尿中にhCGが50mIU/L排泄されるようになるのは、生理予定日の3日後くらいからといえます。

ですが、尿中に排泄されるまでの時間は個人差があるため、妊娠検査薬は、生理予定日の1週間後から使用するように指示されています。

妊娠検査薬の反応時期の実際

カレンダー

では、実際に妊娠検査薬で陽性反応が出たのは、いつ頃だったのでしょうか。

アンケートによると、陽性反応が出た時期は下記のような結果が出ています。

妊娠3週目(次回生理予定日前の1週間) 48.2%
妊娠4週目(生理予定日後から1週間) 40.7%
妊娠5週目(生理予定日の1週間後以降)8%

使用した妊娠検査薬の種類まではわかりませんが、この結果からは妊娠検査薬が使用できる日より早く検査をして、陽性反応が出ている方が多いのがわかりますね。

妊娠検査薬を正しく使う意味

先ほどの結果からもわかるように、hCGが分泌され始めると、50mIU/Lに達していなくても、薄く反応し始めるので、妊娠早期から陽性反応としてとらえることができます。

ですが、あまりにも早く検査してしまうと、正しく検査できない場合や、その後流産してしまうこともあるので、注意が必要です。早すぎる妊娠検査薬の注意点も知っておきましょう。

陰性でも妊娠していることがある

妊娠検査薬:陰性でも妊娠していることがある

通常の妊娠検査薬は尿中のhCGが50mIU/Lに達すれば陽性反応が出ますが、尿中へ排泄されるまでの時間は、個人差があります。

そのため、早く検査しすぎると妊娠していても反応しないことがあります。陰性判定でも、生理予定日より1週間を超えて生理が来なければ、再度検査しましょう。

陽性でも生理がくることがある

陽性

生理予定日前のhCG量は、まだとても少なく、妊娠がその後も維持できるか不安定な時期です。

そのため、妊娠検査薬で妊娠していることが分かっても、その後流産してしまい、生理予定日かもしくは少し遅れて生理がきてしまうことがあります。

この流産を化学流産といい、妊娠検査薬の精度が悪かった頃には、わからなかった妊娠です。こういった流産は珍しいことではなく、確率として存在するのも事実です。

知らなくてよかった流産を知ってしまうことで、心に傷を負うこともあるので、あまり早く検査することは、おすすめできません。

hCGの注射に反応してしまう

妊娠検査薬:hCGの注射に反応してしまう

不妊治療でhCGのホルモン注射をおこなっている場合、あまり早く検査をしてしまうことで、誤って陽性反応が出てしまうことがあります。

hCGの注射の単位量や注射の時期、体から抜けるまでの時間は人それぞれ違うため、医師の指示どおりの判定時期に検査をするようにしましょう。

妊娠検査薬は正しい時期に

妊娠検査薬

妊娠を早く知りたい気持ちや不安な気持ちがあるのは、当然のことです。ですが、あまりに早くに検査することで、さらに不安材料が増えてしまうこともあります。

妊娠できていることを信じて、焦らず、心穏やかに赤ちゃんの成長を待つことも大切ですね。

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AMOMA編集部

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浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

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