体の悩み

【助産師監修】妊婦さんはいつから腹帯をまく?腹帯をまく時期や理由について

2018.10.16

妊娠してお腹が目立つようになってくると、腹帯をまくという風習があります。腹帯はいつからまくものなのか、その理由や必要性、腹帯の種類についてご紹介します。

腹帯とは?いつからまくもの?

戌の日

古くから日本では、妊娠5ヶ月目の戌の日に安産を祈願して腹帯をまく「帯祝い」という風習があります。戌の日とは暦の上で十二支の戌にあたる日で、12日おきにおとずれます。

なぜ戌なのかというと、一度にたくさんの子を産み、お産が軽いといわれ昔から安産の象徴とされてきた犬にあやかり、その起源は古事記の時代からという説もあります。

いつからまく?

腹帯をまく時期は、妊娠5ヶ月に入ってすぐの戌の日からまき始めるのが一般的のようですが、決まりはありません。腹帯の種類によっては使用推奨時期が表示されているものもあります。

腹帯をまく理由は?

腹帯をまくメリット

腹帯をまくのは安産祈願のためとしてだけではなく、妊婦さんにとって下記のようなメリットがあります。

  • 妊婦さんの身体を冷えから守る保温効果
  • 腰への負担を軽くする
  • 大きくなったお腹・不安定な骨盤を支える
  • お腹の中の赤ちゃんを外部の刺激から守る
  • 赤ちゃんの位置を安定させる

また、腹帯をまくだけでお腹の赤ちゃんが守られているという安心感が得られ、妊娠中の不安定な気持ちを和らげてくれる効果もあるといえます。

正しく使用する

これらの効果は、腹帯を正しく使用してこそ得られるものです。腹帯をまくときは、お腹の下の方、骨盤まわりをサポートするように締めるようにしてください。

お腹全体を強く締めつけるなど間違った方法で使用すると逆効果なので気をつけてくださいね。

腹帯は必ずまかないといけないもの?

腹帯にはさまざまなメリットがありますが、かといって必ずしも使用しなければならないということはありません。

かつては「腹帯をしないと赤ちゃんが下がってきて早産になる」「腹帯をしないと赤ちゃんが育ち過ぎて難産になる」などといわれることもあったようですが、これらは迷信。

腹帯が早産や難産を予防できるという医学的根拠はないことが分かっています。

腹帯をすることで息苦しさを感じたり、暑い時期に腹帯をしてあせもができてしまうようなときは無理にする必要はありません。

また、逆子になっている時などに医師から腹帯をしないようアドバイスされる場合もあるようです。トラブルが起きた場合には腹帯をどうするか医師に確認してみましょう。

腹帯の種類

さまざまな種類の腹帯が市販されています。自分に合ったものを目的に合わせて選んでみましょう。

さらし(岩田帯)タイプ
昔ながらの白い一枚布のさらしタイプの腹帯。

巻き方にコツが必要で、うまく巻けないと苦しくなったり逆にすぐ緩んだりしてしまうことがある。

慣れると自分で強さを調節しながら巻けるようになり、汎用性が高く、妊娠初期から後期まで使用できる。戌の日の安産祈願で神社でいただける場合も。

腹巻きタイプ
伸縮性があり、お腹のかたちにフィットするので、妊娠初期から後期、そして産後と長い時期使える。冷え防止におすすめ。暑い時期は吸汗性のあるものを選ぶ。

圧迫感がないので、つわりの時期やリラックスタイムにおすすめ。サポート力は弱いため、腰痛防止などにはベルトタイプと併用するのが◎。

ベルトタイプ
妊婦さんのお腹の丸みに合わせてカーブ型につくられており、マジックテープで固定して丁度いい強さで締めることができ、体の軸をサポートしてくれる。

着脱も簡単で手軽である一方、部分的なものなので冷え防止には腹帯タイプを併用する必要がある。

ガードルタイプ
ショーツと一体型になっているガードルタイプの腹帯。動いてもずれにくく、すっきりしているので違和感も少ない。サポート力も◎。

正しいサイズのものを選ばないと逆効果であるため、お腹の大きさや体型の変化があった場合は、新たに合ったサイズのものを用意する必要がある。


いかがでしたでしょうか。腹帯はさまざまなメリットがあり、古くから受け継がれてきた伝統には意味があるということが分かります。

また、妊婦さん自身が一番心地よいと感じるスタイルでいることが何より大切です。自分に合ったものを選んで、安心安全なマタニティライフを送ってくださいね。

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浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

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