体の悩み

【助産師監修】妊娠後期の吐き気-原因と対策-

2019.02.05

妊娠中期になりつわりが落ち着いたと思っていたら、妊娠後期になりまた吐き気が起こるようになったという方も多いと思います。妊娠後期の吐き気は、胸焼けや胃への圧迫感などがあるのも特徴です。

妊娠後期に起こりやすい吐き気の原因と対策を知ってマタニティトラブルを予防しましょう。

妊娠後期の吐き気の原因

胃への圧迫

子宮の増大による胃への圧迫

妊娠後期になり、子宮が大きくなると胃が圧迫され容積が小さくなることで少し食べただけでも満腹になったり、吐き気が起きたりするようになります。

特に32週以降になると赤ちゃんの成長に伴いお腹が急に大きくなり、胃酸が戻る逆流性食道炎のような臨月つわりという人もいます。

胃の入り口の筋肉が緩くなる

妊娠後期吐き気胃の入口緩み

妊娠中はエストロゲンという女性ホルモンが大量に分泌されていて、エストロゲンは全身の筋肉を緩める働きをします。そのため胃の入り口の筋肉が緩み、食後に胃酸が逆流しやすくなります。

胃酸の逆流が起こると吐き気や胸焼けが起こりやすくなるのです。元々、逆流性食道炎がある人や胃痛を起こしやすい人は消化器症状のトラブルがさらに起こりやすいです。

妊娠高血圧症候群によるもの

妊娠後期吐き気妊娠高血圧症候群

妊娠後期に起こりやすいトラブルに妊娠高血圧症候群があります。妊娠高血圧症候群とは妊娠20週以降、産後12週までに高血圧や浮腫み、蛋白尿の症状が出ることをいいます。

自宅で知らない間に血圧が高い状態が続くと頭痛や吐き気などの症状が出ることがあります。

急に浮腫みが強くなり頭痛が起こるようになってきた、吐き気やダルさがあるなど不調が続く場合は健診を待たずに病院を受診しましょう。

妊娠後期の吐き気の対策

少しずつ食べて回数を増やす

妊娠後期吐き気少しずつ食べる

一度にたくさん食べてしまうと食べたものが逆流してしまい、吐き気や胸焼けの原因になってしまいます。なるべく少量ずつ、回数を増やして対応しましょう。

食事はよく噛んで消化を助けてあげると、胃の中で停滞している時間を減らすことができます。

消化の良いものを食べる

消化にいい食べ物

食物繊維が多いものや揚げ物などの脂っこいものは胃の中で留まる時間が長く、胃もたれを起こしてしまうのでなるべく避けましょう。ご飯は軟飯にするかお粥、うどんやパンも柔らかく煮ると胃に優しいです。

ジャガイモや大根、卵、豆腐などは消化が良く栄養価も高い食べ物なので積極的に摂ると良いです。食材はなるべく細かく切り、温かい状態で食べると消化を助けてくれます。

梅干しや香辛料、冷たいものなど刺激になるものは避ける方がよいでしょう。

胃の粘膜を保護するものを食べる

胃の粘膜を保護するもの、大豆

温かい牛乳は胃の粘膜を保護してくれる役割があります。またネバネバ食品に含まれる成分は胃酸から胃粘膜を守ってくれるといわれているので、おくらや納豆、モロヘイヤなどを積極的に摂るとよいでしょう。

食後の工夫をする

食べづわりガムや飴

食後はすぐに横にならないようにします。食後にすぐに横になると食べた物が逆流しやすく吐き気や胸焼けを悪化させてしまうからです。

胃酸で胸焼けがひどい場合は、ガムを噛んだり飴を舐めたりすると唾液で中和されて楽になることがあります。

ストレスを溜めない

妊娠後期吐き気ストレス溜めないアロマ

ストレスが溜まると過剰に胃酸が分泌され吐き気や胸焼けの原因となってしまいます。妊娠後期になり体が重くなることでストレスも溜まりがちですが、1日1回でもリラックスできる時間をつくりましょう。

お風呂はシャワーではなく湯船に入ることで浮力がかかり、体が楽になりリラックスできます。入浴時にグレープフルーツなど柑橘系のアロマを風呂桶に垂らすと心地よい匂いで緊張をほぐしてくれます。

妊娠後期の吐き気が強いとき

妊娠後期吐き気

妊娠後期の吐き気や胸焼けはよくあるマタニティトラブルですが、症状が続く場合や強い場合は異常のサインかも知れないので病院で相談しましょう。

また、妊娠中でも服用できる薬もあるので合わせて相談してみるとよいでしょう。

妊娠後期の吐き気は臨月に入り、赤ちゃんが少し骨盤内に下りてくると楽になることが多いです。しばらくの間はうまく対処して乗り越えていきましょう。

関連記事:
「助産師が教える!妊娠中の腰痛-原因と対策-」
「安産の秘訣!安産妊婦さんの特徴と安産のためにできること」

編集部おすすめ

マタニティリフレッシュ

妊娠初期の不快な気分をリフレッシュマタニティリフレッシュ

妊娠初期からの“むかつき”や“どんよりした気持ち”。多くの妊婦さんはその気分を少しでも楽にしたいと思うもの。「マタニティリフレッシュ」はそんな妊婦さんのために、マタニティアロマセラピスト兼助産師がブレンド開発した“妊婦さん専用のリフレッシュエッセンシャルアロマです。 妊娠中でも安心して使える三種類の柑橘系エッセンシャルオイルを配合し、ほどよい強さで爽やかな酸味のある香りが特徴。1本で約3ヶ月分ご利用いただけます。(1日1回、2滴のご利用の場合)

もっと見る

編集部おすすめ

ラズベリーリーフティー

妊娠8ヶ月からの出産準備にラズベリーリーフティー

欧米では「出産準備のためのお茶」としてラズベリーリーフティーが伝統的に活用されてきました。妊娠8ヶ月から出産までの3ヶ月間、「1.2g」のラズベリーリーフティーを1日2回飲んだ妊婦さんは、飲まなかった妊婦さんと比べて出産がスムーズになったという結果が出ています。(※1)AMOMAでは100%オーガニックのラズベリーリーフを使用し、「1杯あたり1.2g」という臨床試験で実績のある量をティーバッグで忠実に再現しました。

もっと見る

AMOMA編集部

妊活中~産後の育児期は、かけがえのない喜ばしい時間であるとともに、時には不安や心配の方が多くなることもあります。“AMOMAよみもの”を通して少しでもその不安を解決し、笑顔で過ごすお手伝いができればと願っています。

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

この記事をシェア

AMOMAコラムについて

妊娠、出産前後はママにとっては初めてのことばかり。「これってあってるのかな?」 「大丈夫かな?」と不安や疑問に思った時につい手に取りたくなるような情報をお届けしたいと考えています。そのため多くの情報は助産師をはじめ専門家の方々に監修。テーマから読めるようになっていますので、ぜひ気になるものから読んでみてください。あなたの不安や疑問が解決できるお手伝いになれば嬉しいです。

PARTNER

助産師/商品開発パートナー
浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
■専門分野
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士
にしだかなこ
■資格・免許
管理栄養士・幼児食アドバイザー
■専門分野
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
心理カウンセラー
佐々木明子
■資格・免許
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
■専門分野
心理カウンセラー
産婦人科医
牛丸敬祥
■資格・免許
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
■専門分野
産婦人科医

リクエスト募集

AMOMAではエキスパートに聞きたい授乳期の不安やお悩みを募集しています。頂いたリクエストについてラジオ、コラム、動画でお届けします!

リクエストする

あなたの授乳のお悩みご相談ください

全員が育児経験ママ
豊富な授乳トラブル相談知識

電話・チャットで相談する

※チャット、電話相談の対応時間は平日10:00~16:30

INSTAGRAM# 母乳育児いろいろ

フォローする

LINE 公式アカウント

LINE 公式アカウント

限定キャンペーンや
最新情報などをお届け

友だち追加で、今すぐ使える

100円クーポン

プレゼント中

LINE友だち追加

その他のお問い合わせはこちらから

MAILメールで問い合わせ TEL電話はこちら 092-292-3941
ラジオを聴く
コラムを読む
動画を観る
TOP
チャットで母乳相談
             

ただいま受付時間外です。
翌営業日10時以降に
こちらよりお電話いたします。
お電話番号に間違いがあった場合、
折り返しのお電話ができません。
お手数ですが、今一度ご確認をお願いします。

         

受付時間:平日10:00~16:30

   

現在の状況を教えてください

  • 妊娠月数、産後月数

  • お子様の人数

  • お名前

  • 電話番号

送信の前に個人情報・利用規約をご確認ください。

受付完了しました。

※こちらからお電話させていただきます。
今しばらくお待ちくださいませ。