赤ちゃんの心と体

【助産師監修】生後5ヶ月の赤ちゃん―体重・授乳間隔・離乳食について―

2016.01.27

Mei Kamo

Mama writer

2013年2月生まれの男の子のママです。おしゃべりな息子と同じくおしゃべりなパパと3人でにぎやかに暮らしています。大好きなアーティストさんの音楽や大好きなDisneyを聞きながら、毎日楽しく育児に奮闘中です☆

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

赤ちゃんが5ヶ月になり体重も7kg越え、よだれが多くなってくると一般的に離乳食が始められる時期と言われていますね。いつからどのような離乳食をあげればいいでしょうか。

また、生後5ヶ月の赤ちゃんの体重はどのくらい増えるもの?授乳間隔は減らす?赤ちゃんとはどんな風に遊べばいい?といった、よくある悩みについてお伝えします。

赤ちゃんの体は5ヶ月でどんな成長をする?

生後5ヶ月の赤ちゃん_体重

◆寝返りをする赤ちゃんも

生後5ヶ月ごろの平均体重は男の子が6000~9500g、女の子が5500~8800gです。ほとんどの赤ちゃんが、首がすわりうつぶせの状態で両手を使って遊べるようになります。中には寝返りを始める子もでてくるので、部屋の安全対策を見直しておくと良いでしょう。

また寝返りを始めたばかりの頃は腕が体の下から抜けないことがあるので、そばで様子を見ているよう気を付けたいですね。

◆栄養の中心はまだ母乳やミルクから

5ヶ月になると離乳食を始める子も多いですが、まだ赤ちゃんの栄養は授乳から摂られます。1日の授乳回数は5回が目安で、夜中の授乳は減ってくるでしょう。

母乳不足を感じている場合はおっぱいマッサージを行ったり、母乳に良いハーブティーなどの温かい飲み物や食事をとったりすると良いですよ。

関連記事:「月齢別の授乳時間の目安は?授乳時間が長い原因と対処法」

赤ちゃんが5ヶ月になったら離乳食を始めた方が良い?

離乳食

◆よだれが多くなったら始め時

赤ちゃんが5ヶ月になったからといって、すぐ離乳食を開始してもなかなかうまくいかないものです。赤ちゃんの様子をみて、よだれが多くなった、大人が食べている姿に興味を示す、スプーンを口に当てても嫌がらないなどのサインがあったら始め時です。

慣れないうちは嫌がることもありますが、根気よく与えるようにしましょう。赤ちゃんの様子をしっかり見ながらあせらずに進めていくことが大切です。

◆1日1回、炭水化物からスタート

授乳時間の1回を離乳食にあてましょう。食べ物によってはアレルギーが出ることも考えられるので、かかりつけ病院の診療時間内にすると安心してできますね。与える食材は米・うどん・パンなどの炭水化物を加熱しペースト状にしたものから始めます。

同じ食材を2~3日あげて慣らしていきます。慣れてきたら苦味などが少なく食べやすい野菜類、その後は豆腐や白身魚など与えると良いでしょう。

生後5ヶ月の赤ちゃんとの遊び方

生後5ヶ月の赤ちゃん_遊び

◆外遊びはもちろん、絵本も楽しめるように

生後5ヶ月になると記憶力がついてきて周りへの興味関心が増してきます。ママと散歩へ行くのはもちろん、児童館などへ連れて行って同じ月齢くらいの赤ちゃんと触れ合う時間があっても良いですね。まだ一緒に遊ぶことはできませんが良い刺激になります。

この頃から自分が遊びたいと思うおもちゃで遊ぶようになるので、好きなおもちゃをぎりぎり届かないところへ置いてあげると、手を思いっきり伸ばして取ろうとします。中にはその拍子に寝返りができることもあります。そんな時は思いっきりほめてあげましょう。赤ちゃんも嬉しくなって、これからの意欲につながります。

また家の中では絵本を読み聞かせることもおすすめです。同じ言葉の繰り返しに反応を示すようになる頃なので、リズムが楽しめる絵本や言葉遊びの絵本をママが楽しく読んであげると赤ちゃんも笑顔いっぱいになるでしょう。

生後5ヶ月の赤ちゃんの睡眠

生後5ヶ月の赤ちゃん_睡眠

◆睡眠時間の目安は15時間前後

5ヶ月ごろの赤ちゃんは昼寝もしますが、だいたい夜にまとまって寝るようになります。1日合わせて15時間ほどが目安です。中には夜泣きをする子もいるかもしれませんね。夜ぐっすりと長く眠るためにも、日中起きている間はたくさん体を動かして遊ぶと良いでしょう。

また寝る前は夜泣きに良いアロマを焚くなど、入眠儀式を作ることもおすすめです。赤ちゃんだけでなく、ママもリラックスして眠れると良いですね。

関連記事:「夜泣きはいつから?赤ちゃん~2歳の夜泣きの原因と対策」

◆早寝早起き、規則正しい生活を心がけましょう

生後5ヶ月になると赤ちゃんの生活リズムも落ち着いてきます。授乳・昼寝・離乳食・散歩など、毎日のことはいつも同じ時間に行えると良いですね。そのためにも早寝早起きに心がけましょう。

5ヶ月を過ぎてくると赤ちゃんがママからもらった免疫が切れてくるので、病気にかかりやすくなります。特に冬場の場合は風邪などひきやすいので、人込みへの外出は控えた方が良いでしょう。


成長とともに悩みも増えて育児が大変に感じるママもたくさんいることと思います。5ヶ月ごろになると赤ちゃんが少しずつ喃語を話すようになり、言葉でのコミュニケーションもとれるようになってくるでしょう。そういう時間があると大変な育児も楽しくなりますね。

たくさん話しかけて、赤ちゃんにもおしゃべりが楽しいものだということが伝えてあげてくださいね。

関連記事:「生後4ヶ月の赤ちゃん、好きな遊びは?夜泣きの対処法は?」

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