赤ちゃんの心と体

【助産師監修】生後4ヶ月の赤ちゃん、好きな遊びは?夜泣きの対処法は?

2018.07.11

Mei Kamo

Mama writer

2013年2月生まれの男の子のママです。おしゃべりな息子と同じくおしゃべりなパパと3人でにぎやかに暮らしています。大好きなアーティストさんの音楽や大好きなDisneyを聞きながら、毎日楽しく育児に奮闘中です☆

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

赤ちゃんが成長するにつれて様々な悩みが出てくるものです。

今回は生後4ヶ月の赤ちゃんについて、体重があまり増えなくなったけれど良いの?どんな遊びが好きなの?どうしたら夜泣きをしなくなるの?など、よくある悩みとそのアドバイスをご紹介します。

生後4ヶ月の赤ちゃん、体重や授乳回数の平均は?

体重を図る

体重の増加はゆるやかになります

赤ちゃんは生後4ヶ月ごろになると運動機能が発達し、手足を力強くたくさん動かすようになります。そのため体重の増加はゆるやかになっていくでしょう。

生後4ヶ月ごろの体重の平均は男の子が5500~9000g、女の子が5300~8200gが目安です。

体つきがしっかりして首もしっかりとすわる子がほとんどなので、ママも赤ちゃんも縦抱きに慣れてきて外出が少しずつ楽になるのもこの頃ですね。

授乳のリズムが整ってくる時期

授乳

赤ちゃんが生後4ヶ月ごろになったら本格的に生活リズムを整え始めると良いでしょう。

毎日ほぼ同じ時間に起きて寝ることはもちろん、散歩や昼寝やお風呂もなるべく同じ時間にできると良いですね。そういった生活を心がけることで生活リズムが整ってきます。

そして同じように授乳のリズムも整います。生後4ヶ月の赤ちゃんは1日5回の授乳が目安です。母乳の場合はもう少し回数が多いかもしれませんね。

母乳の出が気になるときは母乳の出をサポートしてくれる温かいハーブティーを飲んでリラックスするのがおすすめですよ。

関連記事:「月齢別の授乳時間の目安は?授乳時間が長い原因と対処法」

離乳食はもう少し先

離乳食_初期

赤ちゃんの体が大きいとそろそろ離乳食を始めてもいいのかなと考えるママもいるかもしれませんが、体が大きめだからといって内臓機能も早く発達しているわけではありません。

赤ちゃんの消化機能が整い始めるのは生後5~6ヶ月ごろです。生後4ヶ月の赤ちゃんは母乳だけで十分育つことができます。

まだ4ヶ月の間は今後離乳食をスムーズに始められるよう、ママやパパが楽しく食事しているところを見せてあげて、食べることに興味を示すきっかけをつくってあげられると良いですね。

生後4ヶ月の赤ちゃんが好きな遊びは?

生後4ヶ月_遊び

体をつかった遊びが楽しめるようになります

生後4ヶ月になり首がすわると、両脇を支えてママの膝の上に座らせて向き合って遊んだり、膝の上に立たせてピョンピョンとジャンプをするような動きをしたり、体をつかった遊びが楽しめるようになります。

また身近なものを使って五感を刺激する遊びも楽しく感じられるようになるでしょう。

ペットボトルにお米を入れてマラカスを作ってあげるのも良いですし、スーパーのレジ袋をカサカサするだけでも音と感触を楽しむことができますよ。

嫌がらなければうつぶせで遊ばせてみても

生後4ヶ月になると首がしっかりするので、顔や上半身をしっかりと持ち上げてうつぶせを楽しむ赤ちゃんもでてきます。(もちろん嫌がる子もいますので、嫌がる場合は無理にうつぶせにするのはやめましょう。)

うつぶせにすると仰向けの時よりもまわりの景色がよく見えるようになるので赤ちゃんはきょろきょろと見回して楽しめます。

その時に手を伸ばして届く位置におもちゃなどを置いてあげると、頑張っておもちゃをとろうとする可愛い姿が見られますよ。赤ちゃんも自分で欲しいものを取って遊べるので楽しめます。

生後4ヶ月の赤ちゃんの夜泣き。対処法は?

夜泣き対処法

生活リズムを整える

赤ちゃんの夜泣きの原因ははっきりとは解明されていません。生後4ヶ月ごろの赤ちゃんが夜泣きをする原因のひとつとして、睡眠サイクルが整っていないことが考えられています。

つまり生活リズムを整えることがひとつの対策といえます。生活リズムを整えるために、毎朝同じ時間に赤ちゃんを起こすようにしましょう。

明るくなったら起きる、暗くなったら眠るというリズムをつけるために、朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴び、夜は寝かしつける1時間前くらいから少しずつ部屋を暗くすると良いですよ。

これは大人の体にも良いことです。

心地良い眠りに導いてくれるラベンダーなどを配合した夜泣き専用のアロマオイルもおすすめです。

関連記事:「赤ちゃん・新生児をスムーズに寝かしつける方法」

環境を整える

ベビーマッサージ

赤ちゃんは体が冷えていると夜泣きをしやすいともいわれています。

冬はもちろんですが、夏も冷房で体が冷えるので、寝ているときの赤ちゃんの様子を気にかけて、必要があれば環境を改善して暖かくしてあげましょう。

お風呂のあとに保湿オイルを塗りながらベビーマッサージをしてあげると赤ちゃんの体が温まるので良いですよ。

関連記事:
「ベビーマッサージはいつから始める?~効果とやり方~」 
「生後5ヶ月の赤ちゃん―体重・授乳間隔・離乳食について―」

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浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
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