過飲性症候群
授乳

【助産師監修】新生児の母乳の飲み過ぎ、症状や原因は?過飲症候群のサインと対処法

2019.07.30

ことまま

Mama writer

2017年1月生まれの女の子を育てている新米母です。夫は単身赴任なため、フルタイムで働きながら、ワンオペ育児に奮闘しています。育児疲れは仕事で癒し、仕事の疲れは娘の笑顔で癒しながら、毎日を乗り切っています。

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

母乳は好きなだけ飲ませて良いと指導をされたママは多いのではないでしょうか?

しかし、実際には母乳を飲み過ぎてしまう赤ちゃんもいます。この記事では、そんな新生児の過飲症候群の症状や対処法についてお伝えしていきます。

■新生児は母乳を飲みすぎて吐くことも

おっぱいを飲む赤ちゃん

「母乳は欲しがるだけ与えてくださいね」「泣いたらおっぱいをあげてくださいね」こんな指導を受けたママは多いのではないでしょうか?

基本的にはそれで良いのですが、母乳を飲み過ぎてしまう赤ちゃんがいます。なかには飲みすぎで吐いてしまうことも。

母乳不足を気にする方は多いと思いますが、飲みすぎも心配しないといけないなんて意外ですね。では、どんなことを気にすればよいのでしょうか?

■母乳の飲みすぎのサインや症状は?

機嫌が悪い赤ちゃん

母乳やミルクの飲み過ぎによるおこる諸症状を過飲症候群といいます。赤ちゃんによって個人差はありますが、母乳を飲み過ぎてしまう赤ちゃんのサインの一例として下記の事があげられます。

・著しい体重増加(1日50g以上)
・お腹がパンパンで出べそになっている
・飲みすぎで吐いてしまう
・不機嫌でうなっている

■飲み過ぎる原因は?

眠る赤ちゃん

どうして母乳を飲みすぎてしまうのでしょうか?生後3ヶ月未満の赤ちゃんは、満腹中枢が発達していないといわれています。

また、赤ちゃんは、吸啜(きゅうてつ)反射という原始反射を持っています。これは、口に触れたものは何でも吸ってしまうという反射で、おしゃぶりやママの指にも吸い付くのはこのためです。

このため、たとえお腹がいっぱいでも、口におっぱいを咥えていると吸ってしまいます。

つまり、大人のように「お腹いっぱいだからやめておこう」という判断ができないため、与えられる分だけ飲んでしまうのですね。

■母乳を飲みすぎかも?

おっぱいを飲む赤ちゃん

飲ませる量が決まっているミルクと比べ、母乳は飲んだ量の把握が難しいです。たとえおっぱいが良く出ていても、赤ちゃんが泣いていると「足りないのかな」と不安になってしまうのがママの心。

もしかしたら、ママが思っている以上に母乳の出が良いかもしれません。お腹がいっぱいで苦しくて泣いているのに、次々と飲ませてしまったり、ミルクを足してしまったりしている場合もあるかもしれません。

■母乳の飲みすぎの対処法は?

ミルクを飲む赤ちゃん

考え方はとてもシンプル。「母乳を与える量を抑える」ことが必要です。具体的にはどうすればよいのでしょうか?

他の原因を探す

赤ちゃんが泣くと、とりあえずおっぱいやミルクで解決しようとしてしまうママは多いかもしれません。母乳不足を心配しているママならなおさらです。

でも、少し立ち止まってみてください。おむつは濡れていないかな、部屋の温度は適切かな、眠くないかな…など空腹以外に赤ちゃんが泣く原因を見逃していないかチェックしてみてくださいね。

あやし方の方法を複数持っておく

赤ちゃんを抱っこするママ

おむつもきれい、部屋の環境も適切、おっぱいもさっきあげたばかりなのに泣く。

寝ぐずりやおならがしたい時もぐずります。あきらかに1時間前に飲ませたばかりという時はおっぱいで泣いている訳ではないでしょう。

そんなときは、ベランダに出て外の空気を吸う、お散歩する、抱っこでゆらゆらするなど、おっぱいを飲ませる以外の対処法を持っておくと良いですね。

体重を把握する

スケールにのる赤ちゃん

体重計をレンタルして、哺乳前後の体重を把握したり、赤ちゃんの体重が順調に増えているかチェックするのもひとつの方法です。

ショッピングモールなどに無料で使える体重計が置いてあることもありますので、お出かけ時に測ってみても良いですね。

■対処法に行き詰まったら

悩むママ

母乳の飲み過ぎなのか、他の原因なのか、判断はなかなか難しいもの。

特に赤ちゃんの不機嫌やお腹の張りは、思わぬ体調不良のサインであることもあります。よく赤ちゃんを観察したうえで、続くようであれば助産師や医師の判断を仰ぐことも必要です。


いかがでしたか?知識を持っておけばママも安心ですね。過飲症候群のことを正しく知って、母乳育児に活かしていけたらいいですね。

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