母乳育児Q&A

私の卒乳・断乳体験記~きっかけからのおっぱいバイバイ~

2019.05.09

AMOMA編集部

妊活中~産後の育児期は、かけがえのない喜ばしい時間であるとともに、時には不安や心配の方が多くなることもあります。“AMOMAよみもの”を通して少しでもその不安を解決し、笑顔で過ごすお手伝いができればと願っています。

現在、5歳の息子と3歳の娘を育てています。おっぱいが大好きだったふたり。卒乳できるのかとても不安でしたが、ある出来事がきっかけとなって、無事!?おっぱいを卒業することができました。

私の卒乳・断乳体験記が少しでもどなたかの参考になれば幸いです。

 

息子のおっぱい卒業(1歳1ヶ月)

おっぱい大好きな息子

現在5歳の息子は、赤ちゃんの時はひたすら泣いてばかりで(今も泣き虫ですが…)、眠りも浅く、0歳の頃はとにかく寝ない息子と奮闘の日々でした。

ただひとつ救われたのは、おっぱいが大好きだったこと。

おっぱいを飲んでいるときだけはおとなしかったので、授乳の回数も多くなり、一日のほとんどを私の膝の上で過ごす…なんて言う日もありました(当時は抜け殻のようになっていた私)。

それでも幸い母乳のトラブルもなく、当時復職の予定もなかったので、おっぱいは自然に卒業してくれればいいか…と思っていました。

おっぱいとのお別れは突然に

1歳を過ぎても、相変わらずおっぱいが大好きな息子でしたが、おっぱいとのお別れは突然訪れます。

それは、うずき出した私の親知らずがきっかけとなりました。親知らずの抜歯のため、1泊2日で入院することになったのです。私の入院中、息子は祖父母の家にお願いすることに。

元々、用事がある時など頻繁に預かってもらっていたこともあり、入院当日、息子は大喜びで祖父母の元に向かっていきました(もう少し別れを惜しんで~!)。

手術後の夜は、麻酔が効いていたこともあり、抜歯の痛みはそれほどでもなく、それよりもガチガチになったおっぱいに苦しんでいました。眠れず、一晩中手で搾乳することに…。

これほど長時間息子と離れたことがなかったため、搾乳機は持っておらず…。

授乳中に入院する予定のある方、搾乳機を持っていくことをおすすめします!

退院してからは、麻酔が切れて抜歯後の激痛に襲われました。あまりにも痛みが引かないため、息子の祖父母宅生活を2日ほど延長させてもらいました。

一方の息子は、初日からずっと祖父母宅でエンジョイしていた様子。

好物だったフォローアップミルクを飲ませてもらうこともあったようですが、おっぱいを恋しがって泣く暇もないほど楽しんでいたようです(少し切ない…)。

おっぱいの存在を忘れてしまった息子

そして入院から3日経ち、自宅に帰ってきた息子は、なんとそのままおっぱいの存在を忘れてしまいました!

あんなにおっぱいばかりだった息子が、たった3日であっさりと卒業してしまったことに、少々拍子抜けしてしまいました。

そして関係しているかは分かりませんが、卒乳後はよく寝てくれるようになり、睡眠のリズムが整ったように感じました。

娘のおっぱい卒業(1歳0ヶ月)

哺乳瓶を嫌がる娘

現在3歳になる娘は完母で育てていたこともあってか、とにかく哺乳瓶を嫌がりました。日常生活では問題なかったのですが、困ったのは預ける時。

やむなく祖父母に預けているときも哺乳瓶を拒否して飲まない泣き止まない…急いで帰って慌てて授乳、ということも度々ありました。

1歳前頃は、日中の授乳はかなり少なくなっていましたが、添い乳で寝るのがすっかり習慣になっていました。

お兄ちゃんの時には意外にあっさりとおっぱいから卒業できた分、今度こそ大変なことになりそうだ…と心配していました。

突然の断乳開始

娘が1歳の誕生日を迎えたばかりの頃、当時3歳のお兄ちゃんが胃腸炎になってしまい、夜中つきっきりで看病することになりました。

感染を少しでも防ぐために、娘は数日お父さんと二人で別の部屋に寝てもらうことに。やむなく、断乳開始となりました。

苦しむお兄ちゃんを看病しながら、別の部屋からは時々娘の泣き声が聞こえてきて、家の中は大騒動。家族全員がそれぞれ大変な状況でした。

お兄ちゃんは2日ほどで元気になりましたが、この機会でおっぱい卒業できるかもしれないからこのまま別で寝てみよう(お父さんが限界になるまで)ということになり、5日ほど別々に寝ました。

5日目の夜はほとんど泣かなかったため、翌日、5日ぶりに一緒に寝てみることに。

いつもの添い乳ではなく、背中トントンですっと寝てくれたことにびっくりしたのを覚えています。そのままおっぱい卒業となりました。

授乳が終わって思うこと

このように私の場合は計画的な断乳ではなく、たまたまきっかけとなる出来事があって、そのままおっぱい卒業となりました。

あんなにおっぱいが大好きだった子供たちが、こんなにあっさりおっぱいを卒業するんだなぁとホッとした反面、寂しい思いもありました。

授乳中は、肩凝りに悩まされたりおっぱいのトラブルが起こりやすかったりと、何かと大変で、憂鬱な気分になることもあるかもしれません。

けれど、終わってから、あの時間はもう戻ってこないんだなぁとしんみりするものです。

長いようで短い授乳期。授乳真っ最中の方は、ぜひ今しかない授乳の時間を赤ちゃんと堪能して過ごしてくださいね。

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