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【助産師監修】妊娠19週目のママと赤ちゃんの様子

Aug 21. 2018
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妊娠5ヶ月の最後の週である妊娠19週目。胎盤が完成し、ママの体調が安定して流産の可能性も低くなる安定期と呼ばれる時期ですが、無理をするのは禁物です。

妊娠19週目のママと赤ちゃんの様子についてご紹介します。

妊娠19週目のママの様子

妊娠5ヶ月目は一般的に安定期と呼ばれる時期で、身体が妊娠に順応してつわりもおさまり、心身ともに安定して過ごせるようになる頃です。

胎盤が完成して赤ちゃんの成長はよりめざましいものになり、それに伴いおなかが目立ってくる頃です。

子宮の大きさは大人の頭くらいの大きさになっており、妊娠19週目の子宮底長(恥骨の上縁から子宮の上端までの長さ)は15〜18cmほど。

おなか周りだけでなく乳房やウエストまわりにも皮下脂肪がつき、全体的にからだがふっくらして妊婦さんらしい身体つきになってきます。

早い人だとこの頃から赤ちゃんの胎動を感じ始めるようになります。胎動を感じ始める頃は、腸が動いているような感じがしたり、はっきり感じにくかったりします。

また、胎動を感じ始める時期には個人差があり、この頃に感じなくても焦る必要はありません。初産婦よりは経産婦、太っているより痩せている人の方が胎動を感じやすいともいわれています。

妊娠19週目の赤ちゃんの様子

妊娠19週目ごろの赤ちゃんの大きさは、身長約25cm、体重約280gほどまでに成長しています。

胎盤が完成し、へその緒を通ってママから栄養や酸素をもらえるようになるため、より大きく成長していきます。

三頭身だった赤ちゃんは手足が伸びて四頭身に。皮下脂肪がついて、身体つきがふっくらしてきます。産毛や髪の毛も生え始めます。

顔つきもすっかり人らしくなっていて、3Dの超音波検査でかわいらしい目や鼻が確認できるようになってきます。

脳や内臓の各器官は日々発達しており、特に脳の発達は著しいものです。それにより、手足や指を器用に活発に動かせるようになるのです。

この時期に多いトラブル

貧血

胎盤が完成してより多くの鉄分がママの体から赤ちゃんに運ばれていくので、鉄欠乏性貧血が起こりやすくなります。

鉄分が不足すると赤ちゃんに酸素や栄養を十分に供給できなくなったり、分娩時に出血が止まらなくなるなどの大きなトラブルにつながります。

鉄分を多く含む赤身の肉や魚、緑黄色野菜を積極的に摂るように心がけましょう。

便秘


妊娠中はホルモンの影響で、腸の動きが弱くなり便秘になりがちです。便秘になると痔などのマイナートラブルを引き起こしてしまいます。食物繊維、水分をしっかり摂るようにしましょう。

体重増加

つわりがおさまり美味しく食事がとれるようになるこの時期は、体重増加に注意して。甘いものや油っぽいものの摂りすぎはないか、食生活を見直してみましょう。

1週間で200〜300gほど、1ヶ月で1〜1.5kgほどの体重増加が目安といわれています。無理のない範囲で身体を動かすことも大切です。

この時期の過ごし方

適度に身体を動かして出産に向けての体力づくりを

つわりがおさまり体調が安定してくるこの頃からは、安静の指示などがないようなら適度に身体を動かすようにしましょう。

適度な運動は体重コントロールに役立ち、腰痛や肩こりの解消にもなります。特に有酸素運動は心肺機能や循環機能をアップさせ、出産に向けての体力づくりとして効果的です。

お散歩の時に少し歩幅を広くして歩いてみたり、妊婦さん向けのマタニティスイミングやマタニティービクス、ヨガなどに参加してみても良いでしょう。

決して無理をせず、お腹が張ってきたら休みましょう。

妊娠線ケア


お腹が大きくなると出来やすくなる妊娠線。一度出来てしまうと産後薄くはなっても完全には消えないので、今からケアを始めておきましょう。

妊娠線ケアは、肌をしっかり保湿して乾燥を防ぎ、皮膚の柔軟性を保つことが重要です。様々な妊娠線ケア用品がありますが、最も保湿力が高いと言われているオイルタイプがおすすめです。

また、妊娠線以外にも妊娠中はホルモンの影響で様々な肌トラブルが起こりがちです。例えば乾燥肌やそれに伴うかゆみ。

肌質が変わり、乾燥しやすくなっている場合はスキンケアを見直して保湿を心がけて。かゆみがひどい場合は産婦人科でかゆみどめを処方してもらいましょう。

スキンケア

シミやソバカスが増えたように感じる方もいるかもしれません。妊娠中はホルモンの影響でメラニン色素が増え、目立つようになるといわれています。

ホルモンの影響で目立つようになったシミ・ソバカスは産後は薄くなることが多いですが、妊娠中は肌が敏感になり日光に対する過敏性も高まっているため、いつも以上にUVケアを心がけるようにしましょう。


いかがでしたでしょうか。19週になると心身が安定し、マタニティライフを楽しめるようになってくる時期だと思います。

おなかの赤ちゃんとママの身体を第一に、無理のない範囲でアクティブに過ごすことが出来ると良いですね。

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Mayumi Maruyama
Mama writer

2013年生まれの男の子と、2016年生まれの女の子の母です。バタバタの毎日ですが、お父さんに助けられながら、家族4人で楽しく賑やかに暮らしています。お気に入りのカップでハーブティーを飲むのが、心安らぐひとときです。

【監修】浅井 貴子あさい たかこ
助産師

新生児訪問指導歴約20年以上のキャリア を持つ助産師。毎月30件、年間400件近 い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児 の育児のアドバイスや母乳育児指導を実施。

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