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<動画付き>お腹だけじゃない!?妊娠線の正しい予防法

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妊婦さんにとって、一度できてしまうとなかなか消えない妊娠線はやっかいな存在ですよね。なんとしても妊娠線ができる前に予防したいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな妊婦さんたちの「妊娠線ってどうすれば予防できるの?」「何を使えばいいの?」という気になる疑問に、助産師浅井貴子先生がお答えします!


妊娠線の原因

体重コントロール

◆ある日妊娠線が・・・!

「臨月に入っておなかがムズムズするなあと思っていたら、ある日急にメリッと赤い妊娠線が...」1年前に出産を経験した先輩ママの体験談です。多くの妊婦さんの悩みでもある妊娠線。なぜこのような事が起きるのでしょうか。

◆皮下組織の断裂で起こる妊娠線

妊娠期の急激な体重の増加によって、皮膚も急激に伸縮を起こします。この伸縮に皮膚の表面はついていくことが出来るのですが、その下にある皮下組織の一部はついていくことができず、断裂してしまいます。

この断裂によってできる、赤紫色の皮膚線状が妊娠線です。最近はストレッチマークとも呼ばれていますね。では一体どんな方に妊娠線ができやすいのでしょうか。

妊娠線ができやすい人

双子妊娠

妊娠線にもできやすい人とできにくい人がいます。以下にあげる人は妊娠線ができやすいので、特に力を入れてケアしましょう。


◆妊娠による体重増加が激しい人

体重の増加が8キロ以下の妊婦さんにはほとんど妊娠線は出ませんが、12キロ以上になると注意が必要です。原因は上記のように、皮下組織が伸縮についていけなくなってしまうからです。体重増加は定期健診等で把握することができると思いますので、体重が増えてきているな、、、と思う方はストレスのかからない程度に食生活を見直し、マッサージで妊娠線を予防しましょう。

◆乾燥肌タイプの人

乾燥肌の方は、脂性肌や普通肌の人に比べて皮下組織の柔軟性が低く、妊娠線ができやくなります。予防策として、日頃からマッサージオイルで保湿をして皮膚の柔軟性を高めて血行を良くしましょう。

◆多胎妊娠(2人以上の赤ちゃんを同時に妊娠すること)の人

双子や三つ子を妊娠した方も、妊娠線に注意が必要です。一人を妊娠した場合よりも、当然ですがお腹が大きくなるので、皮下組織の伸縮率が自然と上がります。また、妊娠中期以降になるとお腹が大きくなり、なかなかお腹の下側まで確認することが難しくなりますので、特に早めにケアを始めましょう。

◆経産婦さん

二人目、三人目以降の赤ちゃんを妊娠している経産婦さんも、一人目の赤ちゃんを妊娠した際に妊娠線ができてしまった箇所は特にケアを入念に行いましょう。以前の妊娠で皮下組織が他の皮膚よりも弱っているので、より一層皮膚の断裂が起きやすくなっています。

妊娠線予防マッサージ

妊娠線予防

◆安定期に入ったらマッサージを習慣化しましょう

皮下組織の断裂が妊娠線の原因だと説明しました。最も手軽に皮膚の柔軟性を上げる方法は肌の保湿です!日頃から保湿を心がけましょう。冬は乾燥しがちなので特に保湿ケアを心がけ、安定期に入ったら妊娠線予防のマッサージを習慣にしましょう。

臨月になると面倒になりがちですが、特に妊娠9カ月〜出産直前は気をつけてマッサージしてください。ただし、お腹が張るときはマッサージは控えましょう。また、妊娠線はおなかの上部より下腹部に出やすいので、まめに鏡でチェックをしましょう。自分では見えにくい部分は、パートナーに協力を頼んでもいいですね。

妊娠線はケアを早めに始めれば、予防できたり症状を軽くすることができます!妊婦さんが気になる妊娠線の予防方法を以下で紹介していきます。

妊娠線予防マッサージ 腹部編

妊婦

◆保湿力の高いオイルで腹部をマッサージしましょう

妊娠線予防には、保湿力が高いマッサージオイルを使用するほうが効果を期待できます。実際に、妊娠線予防に効果的な腹部のマッサージ方法を紹介します。
妊娠線予防マッサージイラスト1
1.オイルを手にとって温めてから、おへそを中心に渦巻きを描くようになじませる (時計回り、反時計回りの両方向)
妊娠線予防マッサージイラスト2
2.左右の足のつけ根部分を上下になでる
妊娠線予防マッサージイラスト3
3.らせん状にくるくるとマッサージする
妊娠線予防マッサージイラスト4
4.下腹部からハートを描くようになでる

【腹部のマッサージ方法:動画】

お腹以外にもできる!妊娠線の予防マッサージ

太ももの妊娠線

◆妊娠線予防マッサージ おしり・太もも編

先ほどご紹介したのはおなかにできる妊娠線予防の塗り方ですが、妊娠線ができる可能性があるのはおなかだけではありません!妊娠中の急激な体重増加によって、おしりや太ももの皮下組織も断裂し、妊娠線ができることがあります。

妊娠線予防のためには、広範囲なケアが必要です。おしり、太ももにもマッサージオイルを塗って、皮膚の柔軟性を上げて妊娠線予防をしましょう。

【おしり・太もものマッサージ方法:動画】

◆妊娠線予防マッサージ バスト編

意外に思われるかもしれませんが、妊娠中の体重増加や授乳の準備によってバストがサイズアップすることで、バストの皮下組織も断裂して妊娠線ができることがあります。バストもマッサージでケアをして、妊娠線予防をしましょう!

【バストのマッサージ方法:動画】


妊娠線予防としてだけではなく、パートナーや赤ちゃんとの積極的なコミュニケ―ションの手段として活用するとよりマッサージもやりがいがありますね!妊娠中の皆さんのお役に立てることを願っています。

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浅井 貴子あさい たかこ
母乳育児 ガイド

新生児訪問指導歴約20年以上のキャリア を持つ助産師。毎月30件、年間400件近 い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児 の育児のアドバイスや母乳育児指導を実施。

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