仕事と育児
産後・育児
ママの心と体

仕事と育児はどちらが大変か、という不毛な争い。

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「育児は仕事よりも大変だ!365日24時間休みがない!」
「仕事は大きな責任があるしお金を稼がなければいけない、育児よりも大変だ」
こんな不毛な争い、多かれ少なかれ誰もが経験あるのではないでしょうか。
答えは出ています。どちらも大変。生きるということは、大変なのです!

出産前後で180度ひっくり返った世界

出産・分娩

出産する前の私は、後者でした。
「仕事は大変、きつい、やめたい、ほんと無理。子どもが出来たら仕事辞められるかなぁ…。のんびり育児でもしたいぜ。」
育児経験のない小娘の考えることは、この程度のものです。

それがいざ出産してみると、世界がまるで違う。今までの価値観とは別物の、新しい道を探り探り生きていく感覚。楽しいような、辛いような、嬉しいような、苦しいような。
そんな中で仕事に対して思うことは「いいなぁ、自分のタイミングでやりたいことができて。しかも給料もらえて。」という、出産前とは真逆の気持ちでした。

どちらも経験した人だけが比較する権利がある

夫婦げんか

この論争は夫婦間でされることが多いと思いますが、結局のところどっちも経験済みの女性の方が優勢ですよね。育児のみに没頭したことのない夫たち(主夫を除いて)は、育児の大変さなんて知る機会もないのだから「仕事大変説」に熱くなるのは仕方のないこと。

逆に言えば、育児の全てを知らない奴らに「子育ては楽でいいな」なんて言う資格はないということです!どっちもやってみてから言えってんだコノヤロウ。

育児を仕事に例えるとこんな感じ

仕事

あなたは小さな商社の若手サラリーマン。
朝一でクレーム電話をとる。「納期遅れてるよ!どうなってんのお宅は!!」
「大変申し訳ございません!」と対応に追われていると部長が来てこう言った。
「急だけど、今夜メーカーさんと接待だ。店の予約頼むな!」

クレーム対応と店探しで慌ただしくしていると、経理のおばちゃんが怒っている。
「あなたが提出した経費の申請、不備があるわよ!すぐに直して!すぐよ!」
経理のおばちゃんを敵に回すと怖いので急いで書類を探していると、お腹がグ~。
やべー!もう昼の時間過ぎてる!何か買って机で食べよう。

財布を持って立ち上がると先輩に声をかけられた。
「今から緊急ミーティングだって!お前も参加な!これ印刷して配って!」
印刷を終えて我慢していたトイレに寄ってから会議室へ行くと「遅い!」と怒られた。
ミーティング中は眠くて眠くて…ウトウト
そういえば昨日は残業で遅くなって2時間しか寝てないんだった。

なんとか乗り切り会議室を出ると、経理のおばちゃんがまだ怒っている。
「ぼけっとしてないで、早く書類を探しなさいよ!」
あれ?そういえばあと1時間後に得意先でプレゼンだった!やばい忘れてた!

慌ててPCに向かうと、飲みかけのコーヒーをキーボードにこぼした。
どうしてこうなるんだ!もう!
同僚にPCを借りてプレゼンの準備を終え、パンでも買いに行くか…と席を立つと電話がなった。
「今朝の件だけど、どうなってんだよ!チンタラやってんじゃねーよ!」

大げさですが、育児の大変さを仕事に例えてみました。
育児においては、ひとつひとつの作業が簡単か難しいかということは関係ありません。

・自分のペースで物事を進められない
・予期せぬトラブルが頻繁に起こる
・生理的欲求を自由に満たせない
・それが毎日続く

そこに社会から置いて行かれるような孤独感や不安、理解してくれない夫への不満がプラスされて「仕事より育児の方が大変よ!!」という思考に至るのだと思います。

もちろん、仕事も大変です。精神的な重圧や肉体的疲労、時にはやりたくない仕事をし、下げたくもない頭を下げ、雨が降ろうが雪が降ろうが微熱があろうが毎日会社に向かわねばならない。
そこにプラスして育児の大変さも理解しろだなんて、鬼かもしれない。けれどここで理解しなければ、一生、夫婦間の溝が埋まらない気がします。

我が家の場合

うちの夫は他人と比較せずマイペースに生きている人間なので、「育児は楽でいいな」なんて言ったことも態度に出したこともありません。そのかわり、「いつも大変だね」などの労いの言葉もありません。余計な口出しをされるよりはマシかな…と思って、なんとか産後クライシスを乗り切ってきました。

去年の年末に一度だけ、夫に息子を半日預けて同じ0歳児をもつ友達と食事に行きました。半日もあれば、子どもと過ごすことがどれだけ大変か理解できるだろう。そんな目論みもあり出掛けて帰ってくると、「ずーっと寝てていい子にしてたよ^^」と笑顔で迎えられました。
「あ、そうなんだ…」
いい子に待っていられたのは嬉しいけど、夫はずっとスマホゲームをしていたに違いないのに!夕飯を用意してくれている訳でもないし。どうしたら分かってもらえるのか。

そんな流れで仕事に例えてみることにしたのですが、想像力に欠ける夫には少々難しいかも…。みなさんの旦那様なら、ちょっとは理解してくれるかな。

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Fumiko Shibuya
Mama writer

2015年5月生まれの男の子を育児中の三十路ママです。天然でのんびり屋の父ちゃんと、プクプク泣き虫マンの3人家族。食事もお買い物もゆっくりできないけれど、赤ちゃんに振り回される毎日も悪くないと思っています♪

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