赤ちゃんの心と体

【助産師監修】生後10ヶ月の赤ちゃんの体重や離乳食、夜泣きについて

2017.06.06

Mei Kamo

Mama writer

2013年2月生まれの男の子のママです。おしゃべりな息子と同じくおしゃべりなパパと3人でにぎやかに暮らしています。大好きなアーティストさんの音楽や大好きなDisneyを聞きながら、毎日楽しく育児に奮闘中です☆

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

生まれてから10ヶ月が経ち、いつの間にかつかまり立ちをするようになった赤ちゃん。毎日できることが増えて、成長を見守っているママにも嬉しいことですが、それとともに今までになかった悩みもでてきますね。

今回は10ヶ月の赤ちゃんに関する基本情報とよくある悩みをアドバイスとともに紹介します。

生後10ヶ月の赤ちゃん体重・体の変化

つかまり立ちが上手に

生後10ヶ月の赤ちゃんの平均体重は男の子が7.3~10.9㎏、女の子が6.8~10.2㎏です。

つかまり立ちができる赤ちゃんが増えてきます。中には伝い歩きが始まる赤ちゃんもいるかもしれませんね。足に体を支える筋肉がついてきたということがわかります。
また指先がさらに器用になり、引き出しを開けたりシールをはがしたり、ママは日々のいたずらに頭を悩まされますね。

赤ちゃんの手の届くところに危険なものを置かないように、家族みんなで注意しましょう。

生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食・おすすめメニューは?

1日3回、4時間ほど間隔をあけて与える

赤ちゃんが10ヶ月になる頃には3回食を始めたいですね。時間を決めて毎日同じ時間に与えるのが好ましいです。1回1回の間隔は4時間ほどあけて与えるようにしましょう。最後の食事は遅くとも19時までに終わらせるようにしましょう。

大人と同じ時間に食事をすることで、大人が食事をする様子を赤ちゃんも観察し、たくさん食べる意欲につながりますね。

1回当たりの目安(9~11ヶ月)
・炭水化物(主食):5倍がゆ80〜90g、食パン1枚、ゆでうどん1/4玉
・タンパク質(主菜):魚・肉15g、豆腐45g、卵1/2個、乳製品80g
          ※いずれか1種類を与える場合
・ビタミン類(副菜):野菜・果物30~40g
上記の量を参考に、子ども用お茶碗1杯弱から少しずつ増やしていきます。

10ヶ月になると栄養の60~70%は離乳食からとるようになりますが、離乳食のあとは欲しがるだけ授乳します。与える頻度が減って母乳の出が気になるママは母乳の出をサポートしてくれるハーブティーなどがおすすめですよ。

おすすめレシピのご紹介

手づかみで食べるのが好きな赤ちゃんに
・「茹で野菜スティック」
材料:じゃがいも、にんじん、ダイコンなど棒状に切れる野菜
作り方:1㎝弱の角で長さ5㎝ほどのスティック状に切り、水から茹でる。じゃがいもやさつまいもなどは茹でてからサラダ油少々をひいたフライパンで焼いて食感を変えてみるのも良いですよ。

たまにはパンもいかが?
・「かぼちゃサンド」
材料:食パン(サンドイッチ用または8枚切り)半分、かぼちゃ
作り方:食パンは手づかみで食べやすいサイズに切る。赤ちゃんが好きな形に型抜きするのも良いです。かぼちゃは茹でて身の部分をこしたものを大さじ2くらい用意し、パンに適宜はさんで出来上がり。

生後10ヶ月の赤ちゃんとの生活

遊びながらたくさん話しかける

生後10ヶ月になると赤ちゃんも言葉を少しずつ理解してきて、自分も言葉を話そうとします。

ママのことを呼んでいるのかなと感じた時には返事をしてあげると喜ぶでしょう。

やりとりを楽しむようにもなるので、「ちょうだい」「どうぞ」など声をかけながら遊ぶのも楽しいですね。たくさん話しかけて、赤ちゃんにおしゃべりするのは楽しいことなんだとおしえてあげられるとこれからにつながっていきますよ。

日中は公園でたっぷり遊ぶ

つかまり立ちができるようになる10ヶ月ごろから、公園遊びが楽しめるようになってきます。

ママと一緒にブランコや滑り台などの遊具でたっぷり遊ぶことで、離乳食をたくさん食べられたり、夜早く寝られるようになったりしますよ。早寝早起きの生活リズムはとても大切なことです。

夜泣きでママが疲れてしまわないように

生後10ヶ月になり、昼寝が日中2回から1回に減る赤ちゃんもいることと思います。そうすると夜から朝までぐっすりと眠る子も多いですが、夜泣きがひどい赤ちゃんもいるでしょう。夜泣きがひどい時はママの気分転換もかねてドライブに行くのもおすすめです。案外すんなり眠ってくれるかもしれません。

時にはパパにお願いしてママは休んだり、また寝室に夜泣きに良いアロマを焚いてみたりしても、リラックスできるので良いですね。

ママの気持ちは自然と赤ちゃんに伝わるものです。ママが疲れてイライラしていると赤ちゃんも不安になってしまうので、赤ちゃんが安心できる環境をつくることも大切ですね。

関連する記事:
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浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
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