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【助産師監修】高温期の体温や期間はどれくらい?妊娠した時の高温期は?

2018.06.11

高温期は卵子と精子が受精し、着床、そして妊娠を継続させるという大切な時期です。高温期の体温や期間が正常であることは妊娠には欠かせない条件です。

また高温期が正常に推移しているということは、妊娠の可能性もあるといえます。今回は、高温期の体温や期間の正常についてみていきましょう。

高温期とは?

高温期は、排卵後から次の月経が開始する前日までをいいます。卵子と精子が受精し、着床、妊娠が成立する期間です。

一方子宮内では、子宮内膜を厚くして受精卵を迎え入れる体制を整え妊娠が成立、維持できるように準備をしています。

高温期:排卵~受精まで

高温期:排卵から着床まで

卵胞期に2週間程度かけて成熟した卵胞は、排卵期に破裂し、卵子が放出されます。放出された卵子は卵管采と呼ばれる卵管の先端でキャッチされ、卵管内に吸い込まれます。

そして卵子は、卵管内を進み卵管膨大部と呼ばれる卵管の一番太いところで精子と出会い、受精するのです。排卵から受精までの時間は約12~24時間です。

受精する確率は意外に高く、排卵日付近にタイミングをもてた場合良質な卵子と精子の場合80%の確率で成立するといわれています。

高温期:受精~着床まで

受精卵は分割を繰り返しながら卵管内を進みます。胚盤胞とよばれるまでに成長した受精卵は、4~5日かけて子宮内に到達します。

胚盤胞はすぐに着床するのではなく、1~2日子宮内を浮遊して、着床するための調整をおこないます。

そして排卵から6~8日かけて着床をスタートさせるのです。着床スタートから完了まではさらに1週間程度を要し、生理予定日あたりに無事に妊娠が成立します。

その後、妊娠が継続されなければいけませんが、この着床と妊娠の継続が難しく、健康な男女で着床率は受精の約半分、さらに妊娠が継続する確率は約20%程度といわれています。

高温期:子宮内の準備

高温期:子宮内膜の準備

子宮内は低温期に分泌される卵胞ホルモンによって子宮内膜を厚くさせ、受精卵を迎える準備を始めます。

高温期になると、卵子が飛び出した後の卵胞が黄体に変化し、黄体から黄体ホルモンが分泌されます。

この黄体ホルモンによって子宮内膜をよりフカフカにして着床しやすいベストな状態に整えていきます。

高温期:妊娠のサイン

さらにこの黄体は、妊娠の継続を助けてくれる作用があります。

高温期に体温が上がるのは、黄体ホルモンが分泌されているからなので、高温期が続いているということは、妊娠が成立し、継続している可能性があるといえるのです。

高温期の正常な体温

高温期に体温が上がることは分かりましたが、いったいどれくらい上がるのでしょうか。またその体温はどのくらいの期間あると正常だといえるのでしょうか。

高温期の体温はどれくらい?

高温期:期間はどれくらい

高温期の正常な体温の条件は、低温期より0.3度以上高いことです。平均的でベストな体温は36.7度~37度くらいですが、もともと低温期の体温が35度台後半~36.0度くらいの場合は高温期も低くなる傾向があります。低体温の人は妊娠しにくいと言われていますので気をつけましょう。

低温期と高温期の体温の差がきちんと0.3度以上あれば、排卵していた証拠になりますが、体温が上がらない、低温期から高温期に移行するのに3日以上かかる、高温期の体温が不安定という場合は無排卵や黄体機能不全の可能性があります。

高温期の期間はどれくらい?妊娠した場合は?

生理日から排卵日生理周期を把握

高温期の期間は低温期と違ってほぼ個人差はありません。平均は14日間で正常範囲は12日~16日間です。

11日間以下の場合は黄体機能不全の可能性がありますし、17日以上続けば妊娠の可能性があり、18日以上続けば妊娠の可能性が高くなります。

高温期の期間は妊娠の可能性を判断する一番の指標になりますが、大切なことは基礎体温を日頃からつけておくことです。

自分の平均的な高温期間を知っていれば、その期間より2日以上高温期が続けば妊娠の可能性がかなり高くなります。

妊娠していれば、受精から10日後にはHCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という物質が分泌され黄体を刺激するので、体温は下がらず高温期が持続されるのです。

冷えに注意を

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高温期はこのように妊娠にはとても大切な時期といえます。高温期に適切な体温があり、正常な期間があってこそ妊娠しやすい体といえます。

しかし体を冷やしてしまうと基礎体温がガタガタになってしまうこともあります。

合わせて「冷え性は”妊娠しにくい体”の特徴!?」「妊娠しやすい食べ物・食事・食生活」も参考にしてくださいね。

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AMOMA編集部

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浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

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