子どもの心と体

【助産師監修】子育てのイライラ。育児ストレスを発散するにはどうしたらいい?

2019.04.12

ことまま

Mama writer

2017年1月生まれの女の子を育てている新米母です。夫は単身赴任なため、フルタイムで働きながら、ワンオペ育児に奮闘しています。育児疲れは仕事で癒し、仕事の疲れは娘の笑顔で癒しながら、毎日を乗り切っています。

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

子どもはとてもかわいいけれど、綺麗ごとばかりでは済まないのが育児。子育てって本当に大変ですよね。

イライラを限界まで溜めてどうしたらいいかわからない!爆発寸前!というママやパパも多いのではないでしょうか?

この記事では、先輩ママ・パパがしている育児ストレスの発散法をご紹介します。

子育て、イライラしますよね


子どものことは本当に大好きだけれど、言うことを聞いてくれない、危険なことをしたがる、何を考えているのかわからない・・・。

大切な成長の過程とはわかっているけれど、子育てに真剣に向き合えば向き合うほど、壁にぶつかり、苛立ってしまうことが増えてきますよね。

でも、イライラが高じてくると、ついつい子どもに当たって必要以上に怒ってしまったり、周囲とも衝突してしまったりと、二次的な悪影響が出てきやすくなります。

イライラは何とか自力で発散したいもの。先輩ママやパパはどんな方法を取っているのでしょうか?

先輩ママの育児ストレス解消法

何が辛いかを整理する

今何を悩んでいて、どんなことが辛いのか。自分自身のことなのに、うまく整理がつかず、説明できないのはよくあることです。

それらを整理するには、まず書き出してみるのがおすすめです。整理することで、対処法が見いだせたり、周りに相談しやすくなったりすることもあります。

辛さを周囲に話そう

24時間、一人で育児をしていると、「私、何日間大人と話してないの?」という状態になることもあります。

せっかく自分の気持ちを整理しても、ため込んだままのストレスは爆発してしまいます。パートナーや家族など身近な人に伝えて、共有しましょう。

地域の子育て支援センター、児童館、保健センターなどのスタッフなどに話を聞いてもらうのも一つの方法です。当事者でない分、冷静なアドバイスがもらえるかもしれません。

体調不良や睡眠不足には早めに対処


体調不良や睡眠不足はイライラに拍車をかけます。どんなに辛くても、育児に休みはありませんよね。

けれど、どんなに丈夫な方でも、無理を押して育児を続けていればイライラしても当然ですし、身体を壊してしまうこともあります。

家事は適当に済ませて、空いた時間を休養にあてる他、必要であれば医療機関の受診もしてください。

子どもと離れる時間も大切


今、あなたはワンオペ育児状態で踏ん張っていますか?自分一人に育児の責任がのしかかることは大きな負担です。専業主婦の方は特に、自分の時間を全く持てないと感じる方が多いようです。

パートナーや実家の家族など頼れる人がいれば、休日の数時間、育児をお願いして出かけましょう。

公園でベンチに座ってほっと一息。手ぶらでゆっくり散歩。好きなタイミングでトイレへも行ける。そんな「ひとりの時間」が自分を助けてくれることもあります。

子育て支援サービスを活用しよう


周囲に助けてくれる人がいないときは、地域のファミリーサポートや一時保育を利用してみましょう。

他人の手に任せることに罪悪感を持ってしまう人もいるかもしれませんが、ママやパパがリフレッシュできれば、その後の子育ても好循環になります。

数時間のことと割り切って、一人になる時間を作り、子供と距離を置く事も必要です。

時にはプチ贅沢を

子どもが生まれると財布のひもも固くなりがちですが、ときには小さな贅沢を自分に許してあげましょう。

筆者は、子供を寝かしつけた後のコンビニスイーツと月1回の鍼灸マッサージを楽しみに、育児をしています。

それでもイライラしてしまったら


わきあがるイライラをどうしても抑えられないとき、手を上げそうになってしまったときは、ひとまず、別室に避難して深呼吸したり、ゆっくり数を数えたりして落ち着きましょう。

余裕がないときですが、子どもの周囲に危険がないことだけは確認できればベストです。

室内で過ごすことの多い育児期、アロマでの芳香浴もおすすめです。アロマの香りでイライラや不安を解消し、心を落ち着かせましょう。

育児ストレス発散方法を見つけよう


母親になってまだ2年足らずの筆者ですが、日々、自分の忍耐力を試されているような気持ちで育児に臨んでいます。

月齢が上がるにつれて、それぞれの年代での大変さを実感しますし、「大変だな」と思わない日はありません。

子どもには個性があり、育てやすさもそれぞれ。ママやパパも人間ですから、真剣に向き合えばそれだけイライラするのは当然です。

色々試して、自分なりのイライラ発散法を見つけていただけたらいいなと思います。

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浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
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