赤ちゃんの心と体

【助産師監修】新生児・赤ちゃんの鼻づまり-原因と解消法-

2018.05.02

新生児は風邪をひいていなくても鼻づまりをしやすいものです。鼻がつまって呼吸がフガフガしだすと、見ているママは心配で目を離せなくなってしまいますよね。

また母乳が飲みにくくなったり、寝てくれない、機嫌が悪いなど、ちょっと困る場面も出てきます。そんな新生児の鼻づまりについて、原因と解決法をまとめましたので参考にしてみてくださいね。

新生児の鼻づまりはなぜ起きる?

2_新生児の鼻づまり

赤ちゃんは鼻が低く鼻の穴も小さいので、鼻水が溜まりやすく中で固まりやすいという理由がひとつあります。小さな鼻にも関わらず、1日に分泌する鼻水の量は大人とあまり変わらないそうです。

また上半身を起こして生活している大人とは違い、赤ちゃんは仰向けで過ごすことが多いため鼻水が外に出にくいのです。

そして、赤ちゃんは気温の変化や湿度、ホコリにも敏感なため、少し刺激があっただけでも鼻がつまりやすくなります。

新生児の鼻づまりの解消法

赤ちゃん鼻づまり原因

鼻づまりを放置しておくと中耳炎などの思わぬ病気を招くこともあります。鼻がつまって苦しそうにしていたら、すぐに鼻水を吸い取ってあげましょう。

綿棒、ティッシュで鼻水を吸い取る

サラサラの鼻水の場合は、綿棒やティッシュで吸い取ってあげましょう。注意点としては、赤ちゃんは粘膜がとても弱いため、鼻の奥まで入れずに手前付近だけにしておくこと。

綿棒を奥まで入れると傷ついてしまうこともあります。ですので、こより状のティッシュで鼻の穴の出口付近を刺激して、くしゃみをさせるのも良いでしょう。

くしゃみの勢いで奥に詰まっていた鼻水が出てくることもあります。

鼻水吸引器で鼻水を吸い取る

3_2解消法_吸引器

1000円程度で市販されているママの口で吸うタイプの鼻水吸引器を使うと、とても簡単に鼻水を吸い出すことができます。

たいていの赤ちゃんは嫌がって暴れますので、次の方法で赤ちゃんを固定してみてください。

1. 頭をママの方に向け赤ちゃんを仰向けに寝かせる
2. ママの太ももで赤ちゃんの腕と体を固定する
3. 鼻水吸引器で片方ずつ鼻水を吸い取る

いきなり強く吸ってしまうと粘膜を傷つける恐れがあります。初めは吸う力を弱めに、強さを加減しながら小刻みに吸ってあげてくださいね。

嫌がってかわいそうだからと中途半端に体を固定すると余計に危険です。少しの間、ママもぐっと我慢して吸い取ってあげましょう。

鼻に蒸しタオルをあてる

鼻の奥に鼻水が乾燥して固まっている場合は、綿棒や吸引器でもなかなか取れません。蒸しタオルを鼻の付け根や鼻の下にあてると、固まった鼻水が柔らかくなって取りやすくなります。

蒸しタオルが熱すぎないかを必ず確認し、鼻の穴をふさがないように注意しましょう。

お風呂にいれる

赤ちゃんお風呂

体を温めて血行を良くすると、鼻の通りもよくなります。お風呂の湯気の湿気によってカピカピに固まった鼻水が柔らかくなり、奥に詰まった鼻水もとりやすくなりますよ。

ただ、何度も使える手ではないので、良いタイミングを見計らって入れてあげましょう。ベビーバスよりも家庭風呂のほうが蒸気がこもりやすいのでおススメです。

鼻づまりを和らげる環境作りとは?

部屋を加湿する

4_環境作り_加湿

寒い季節になると空気が乾燥して、鼻水が鼻の奥でカピカピに固まりやすくなります。

また乾燥した空気の中ではウィルスやホコリが舞い上がりやすいので、鼻の粘膜が弱い赤ちゃんはすぐに鼻水が出てしまいます。

理想の湿度は50~60%程度です。アロマ機能付きの加湿器であれば、ペパーミントやユーカリなどが配合されたアロマオイルを入れてみてはいかがでしょう。

また加湿器がなければ濡れたバスタオルを室内に干せば、適度に部屋を加湿をすることができますよ。

寝かせるときに上半身を高くする

鼻水が出ている時、鼻がつまっている時は仰向けになると余計に息苦しくなってしまいます。

そんな時は赤ちゃんの腰から頭にかけてゆるやかな傾斜になるように、タオルやクッションで調整してあげましょう。

頭だけを高くしてしまうと、喉が圧迫され息が苦しくなってしまうので注意してください。

こんなときは病院へ

赤ちゃん病院

新生児にとって鼻づまりは日常茶飯事の出来事ですが、以下のような様子が見られる場合は医師の診察を受けましょう。

・熱がある
・咳をしている
・鼻水が青い、黄色いなど
・母乳(ミルク)を飲まない
・鼻水が数日間止まらない

これらの症状がある場合は風邪や中耳炎、アレルギー性鼻炎の可能性もあります。赤ちゃんのサインを見逃さず早めに受診してください。

関連記事:「新生児の乳児湿疹、原因は母乳?保湿とケア方法」

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Fumiko shibuya

Mama writer

2015年5月生まれの男の子を育児中の三十路ママです。天然でのんびり屋の父ちゃんと、プクプク泣き虫マンの3人家族。食事もお買い物もゆっくりできないけれど、赤ちゃんに振り回される毎日も悪くないと思っています♪

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

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