乳腺炎

母乳育児の悩み~赤ちゃんが片方の母乳を飲まない!?~

2018.06.27

「赤ちゃんが片方のおっぱいしか飲んでくれない。」そんな経験をしているママたちも多いのではないでしょうか。その裏側には赤ちゃんのこんな理由がありました。

片方の母乳を飲まない―対処法その1

母乳育児

赤ちゃんがタヌキ寝入りをしてしまう

赤ちゃんは母乳をまんべんなく両方吸うのが理想的ですが、なかなかそれが上手くいかない場合が多いものです。

片方だけ飲んですぐに寝てしまったと思ってそのまま寝かしつけると、30分もしないで起きてしまうなんてことも…。

これは通称“タヌキ寝入り”と呼ばれ、赤ちゃんが授乳でまだお腹がいっぱいになっていない証拠です。

こんな時は赤ちゃんの足裏を刺激したり、げっぷをさせたりして起こし、もう片側の乳房を吸わせてあげてください。

片方の母乳を飲まない―対処法その2

授乳

母乳分泌に左右差があり、出る方ばかり吸ってしまう

母乳分泌量に左右で差がある人は多くいます。母乳が出ない方から吸わせてみましょうと言われて吸わせてみるものの、なかなか飲んでくれないということも…。

赤ちゃんは母乳が出ない方は嫌がって飲まない場合が多く、知恵がつくとそれに対して怒り出したりします。

乳腺の発達の関係で母乳分泌が少ない事が多いので、分泌を促すために蒸しタオルなどで母乳が出ない方の乳房を授乳前に温めましょう。

その他にも、例えば左が出にくい場合には「左→右→左」と2回吸わせると刺激が2回行くので、母乳分泌が上がりやすくなります。

片方の母乳を飲まない―対処法その3

新生児

母乳分泌過多で、片側の授乳だけで赤ちゃんのお腹が一杯になってしまう

母乳分泌過多は、赤ちゃんの月齢が小さい(3ヶ月以下)場合によくみられます。需要と供給のバランスが上手くいかないケースで、母乳の作られる量が赤ちゃんが飲む量より多くなってしまっています。

母乳が出にくい人から見たら羨ましい限りだと思いますが、母乳過多の人も実は大変な苦労があります。

この場合乳腺炎になりやすくなったり、過剰に分泌される母乳で衣服が濡れ、外出もままならなかったり、室内でも寝具が濡れてしまったりします。

このような時は”前搾乳(前しぼり)”といって、赤ちゃんに母乳を与える前に乳房の圧抜きをします。搾り切るのではなく、全体の2~3割ぐらいを搾乳します。

その後赤ちゃんに両方の乳房を吸わせます。まだ母乳が残っていると辛いのですが、授乳後に搾乳をしてしまうと”張り返し”といい分泌が過剰になってしまうのでくれぐれも気をつけましょう。

乳腺炎でお悩みの方は乳腺のしこり・乳腺炎と体質をご参照ください。

片方の母乳を飲まない―対処法その4

片側授乳

両方分泌しているが、乳頭の変形や抱く体勢の変化で片方を嫌がってしまう

これはとても難しいケースです。赤ちゃんは乳頭の感触を私たちの想像以上に敏感に察知します。乳頭が少し歯茎に当たる・舌の上に乗せきれないなど、一度嫌がると赤ちゃんはイヤイヤのスイッチが入ってしまいます。

嫌がる方の乳房を吸わせようと体勢を変えただけで、のけ反って泣いてママを困らせます。

このような場合は

 

立ち授乳

立ち授乳(ママも立ち上がって吸わせる)

四つ這い授乳

四つん這い授乳(赤ちゃんをクッションに寝かせてその上に四つ這いにして乳房を出して吸わせる)

添い乳

添い乳

などをしてみます。それでも泣き叫ぶ時はママの精神的にも負担になるので、搾乳器などで搾乳して哺乳瓶で与える場合もあります。

赤ちゃんが吸いやすい乳首にするためのケア方法は乳頭・乳輪部マッサージの仕方をご参照ください。


4つの対処法をご紹介しましたが、試してみたくなる対処法はありましたか。

慣れないうちは不安なことも多いと思いますが、振り返るとあっという間の貴重な授乳期間。ママにとっても、赤ちゃんにとっても満足のいく楽しい授乳生活の一助となれば幸いです。

編集部おすすめ

ミルクスルーブレンド

つまりやチクチクで悩むママへミルクスルーブレンド

授乳期ママのために英国ハーバリストと授乳ケアの専門家が共同で開発した、母乳育児サポートハーブティーです。 母乳のスムーズな流れをサポートする6種のオーガニックハーブを厳選してブレンドしています。

もっと見る

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

この記事をシェア

AMOMAコラムについて

妊娠、出産前後はママにとっては初めてのことばかり。「これってあってるのかな?」 「大丈夫かな?」と不安や疑問に思った時につい手に取りたくなるような情報をお届けしたいと考えています。そのため多くの情報は助産師をはじめ専門家の方々に監修。テーマから読めるようになっていますので、ぜひ気になるものから読んでみてください。あなたの不安や疑問が解決できるお手伝いになれば嬉しいです。

PARTNER

助産師/商品開発パートナー
浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
■専門分野
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士
にしだかなこ
■資格・免許
管理栄養士・幼児食アドバイザー
■専門分野
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
心理カウンセラー
佐々木明子
■資格・免許
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
■専門分野
心理カウンセラー
産婦人科医
牛丸敬祥
■資格・免許
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
■専門分野
産婦人科医

リクエスト募集

AMOMAではエキスパートに聞きたい授乳期の不安やお悩みを募集しています。頂いたリクエストについてラジオ、コラム、動画でお届けします!

リクエストする

あなたの授乳のお悩みご相談ください

全員が育児経験ママ
豊富な授乳トラブル相談知識

電話・チャットで相談する

※チャット、電話相談の対応時間は平日10:00~16:30

INSTAGRAM# 母乳育児いろいろ

フォローする

LINE 公式アカウント

LINE 公式アカウント

限定キャンペーンや
最新情報などをお届け

友だち追加で、今すぐ使える

100円クーポン

プレゼント中

LINE友だち追加

その他のお問い合わせはこちらから

MAILメールで問い合わせ TEL電話はこちら 092-292-3941
ラジオを聴く
コラムを読む
動画を観る
TOP
チャットで母乳相談
             

ただいま受付時間外です。
翌営業日10時以降に
こちらよりお電話いたします。
お電話番号に間違いがあった場合、
折り返しのお電話ができません。
お手数ですが、今一度ご確認をお願いします。

         

受付時間:平日10:00~16:30

   

現在の状況を教えてください

  • 妊娠月数、産後月数

  • お子様の人数

  • お名前

  • 電話番号

送信の前に個人情報・利用規約をご確認ください。

受付完了しました。

※こちらからお電話させていただきます。
今しばらくお待ちくださいませ。