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流産の兆候、切迫流産とは?原因や症状、安静に過ごすコツ

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「切迫流産」

妊娠・出産を経験した事がある方なら一度くらい、耳にしたことがあるかもしれません。しかし、具体的にどのような状態のことなのか、よく知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、「切迫流産」とはどういう状態なのか、原因や症状、予防法についてまとめました。

切迫流産とは?切迫早産との違いは?

流産

◆切迫流産

流産とは、妊娠初期から22週未満までに妊娠が継続できなくなることを言います。赤ちゃんがお腹の中からでてきて、生存できるギリギリのラインは、妊娠22週とされています。このため、妊娠22週までに胎児が母胎から出てしまうと流産になってしまうのです。

それに対し切迫流産は、妊娠22週未満までに流産しそうな状態をいいます。そのため、流産の兆候が治まれば、ほとんど無事に出産を迎えられます。

◆切迫早産

一方、切迫早産とは、妊娠が継続しているものの、22~37週未満に規則的な子宮収縮(陣痛)が続いたり、子宮口が開く兆候として子宮頸管が短くなったり、子宮口が開いたり、といった早産の兆候がある状態をいいます。

早産になると、週数や母子の状態にもよりますが、産後に赤ちゃんの成熟度に応じて未熟児治療が必要になります。

場合によってはNICU(新生児集中治療室)の整った病院へ転送されたり、自力で生きられるようになるまでの間保育器に入ったりすることもあります。

切迫流産の原因

流産

◆赤ちゃんに原因がある場合

流産が起こるのは妊娠全体の約10~15%程度。そのうち8割以上が、妊娠12週までの初期に起こっています。初期の流産の場合は、赤ちゃんの染色体異常が原因であることがほとんどです。

◆ママに原因がある場合

一方、母体の側の原因としては、子宮内の異常や病気(子宮筋腫など)、免疫・血液系の異常、多胎妊娠(双子や三つ子などを妊娠すること)、ストレス、過労、体の冷えなどが考えられます。
原因は人それぞれであり、はっきりとわからないことも多くあります。

切迫流産の症状

窓

切迫流産のサインになるのは、出血と下腹部の痛みです。
出血については、ダラダラと続く、量が多い、鮮血が続くといった症状が見られます。
下腹部については、お腹がつっぱる様な感じではなく、痛みを感じます。

これらの症状が見られた場合は、注意が必要です。

こうした症状は正常妊娠でも起こりえますが、正確なことは超音波検査(エコー検査)を受けてみないとわからないので、必ず病院へ行くようにしましょうね。

切迫流産の治療と予防法~安静が第一~

安静

もし切迫流産と診断されてしまったら、できるだけ安静にして過ごすことが治療の基本です。症状や仕事、家庭の状況などによって、自宅療養から入院まで、安静の度合いは異なります。安静の度合いについても病院で具体的に確認しておきましょう。

妊娠12週以降であれば、出血を止める薬やお腹の張りを抑える薬を使って様子をみる方法もあります。とはいえ、これはあくまで切迫流産そのものの治療ではなく、症状を和らげるためのもの。そのため、やはり安静にしておくことが一番大切です。

具体的には、以下のことに注意しましょう。

・重い物を持たない
・高い所の物を取ろうとしない(背伸びをすると腹筋に負担がかかり圧迫されるため)
・激しい動きや運動をしない
・体を冷やさない、血行を良くする
・たばこ、アルコールを避ける(たばこは周囲からの副流煙にも注意)
・ストレスや過労を取り除く

切迫流産の治療法としてだけではなく、予防法としても妊娠期間中を通して気をつけてほしい事ばかりですので、常に心掛けておきましょう。

みんなで赤ちゃんを迎える準備を

妊娠
妊娠すると、色々な不安や悩みが次々に出てきてしまいますよね。

そのうえ毎日の家事や仕事、上の子のお世話など、妊娠中とはいえママたちは頑張りがちです。
しかし、大切な命を宿している妊娠期間の約10ヶ月は自分自身と赤ちゃんのことを第一に考え、無理はせず体を大事にすることが重要です。

周りの人にも理解してもらい、みんなに支えてもらいましょう。

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なお
Writer / 薬剤師

2015年11月生まれの女の子の母です。職業は薬剤師でただ今育児休業中。優しくて面白いパパに支えられながら、慣れない家事育児に奮闘中です。子どもの成長と休日の家族団らんが今の楽しみ。

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