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産後・育児
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会陰切開の痛みはいつまで続く?傷跡の回復を早めるケア方法

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出産する時の痛みは「陣痛」だけ、と油断しているところに、後からやってくる「会陰切開」の痛み。出産時には多くのママが経験する「会陰切開」とはどのようなものなのでしょうか。

言葉から感じるイメージはなんだか恐ろしくて、少し怖くなってしまいますよね。正しい知識を身につけて会陰切開に対する不安を解消しましょう。

会陰切開とは?会陰裂傷との違いは?

会陰切開

◆会陰切開とは

「会陰」は、膣と肛門の間の皮膚のことをいいます。出産時、この部分が十分に伸びなかった場合、赤ちゃんが出てくる時に裂けてしまうことがあります。赤ちゃんをスムーズに取り出すために、このまま会陰が伸びないと判断された場合は医師がハサミで会陰を切ります。

また、胎児の心拍の状態などに問題があった場合は早く外に出す必要があるので、会陰切開することがあります。

◆会陰切開の種類

会陰切開には、図のように「側切開」「正中側切開」「正中切開」と、切る方向によって3種類あります。

・側切開・・・膣の下端2㎝側方から斜めに切るもの
・正中側切開・・・膣の下端中央から右または左へ斜めに切るもの
・正中切開・・・膣から肛門に向けて垂直に切るもの

いずれも2~4㎝ほど医療用のはさみを用いて切開します。

◆会陰裂傷とは?

会陰裂傷とは、分娩の際に会陰部が裂けて傷ができてしまうことです。会陰裂傷の原因としては、会陰が伸びにくかったり、胎児の頭が大きかったりといったことが挙げられます。会陰裂傷が、分娩の際に会陰が切れて裂けてしまうことに対し、会陰切開は、裂傷が起こると考えられる場合、大きな傷ができることを予防するための方法だと言えます。

強い痛みは抜糸まで、傷跡が治るには約1か月

いつまで

◆強い痛みは抜糸まで

産後数日は痛みで歩くこともままならず、椅子に座れないほどです。痛みが強い場合は痛み止めを処方してもらいましょう。

抜糸をするのは産後4~5日後、退院診察の際に処置されることが多いようです。傷口の突っ張るような痛みが、抜糸によって少し楽になります。

◆溶ける糸は一週間で吸収

溶ける糸を使用している場合は、1週間ほどで身体に吸収されていきます。もしも痛みやひきつれ感が気になる場合は、溶ける糸でも抜糸してもらえますよ。

◆傷跡も1か月で回復

退院後1~2週間は、縫い跡の皮膚がひきつれるような痛みがありますが、生活に支障がでるほどではないので安心してくださいね。会陰切開の傷の痛みが完全にひいて傷跡もきれいに治るのは、1ヶ月検診の頃になります。

関連記事:助産師に聞く!会陰切開の痛みや傷跡Q&A

会陰切開は避けられるの?

相談
基本的に日本人は会陰が伸びにくく、会陰切開も裂傷も全くなく出産できる人はわずか1割ほどだと言われています。

事前に医師に「会陰を切りたくない」と伝えておけば、なるべく切らない方向で進めてくれるでしょう。会陰が十分伸びるまでいきみを我慢し、ゆっくりお産をすすめることで少しの裂傷で済むこともあります。

会陰切開の傷の回復を早める方法

ウォシュレット

会陰切開を避けたいと思っていても、傷ができてしまうことは往々にして起こります。

そうしてできた会陰切開の傷は、以下のような方法でケアして、早めの回復を促すようにしましょう。

◆患部を清潔にする

この期間は悪露も出ていますので、マメにトイレに行き、用を足すたびに洗浄綿でそっと拭くようにしましょう。ウォシュレットで綺麗に洗い流すのも良いですね。

◆刺激しない

座る時はドーナツクッションをあてるようにして、傷を圧迫しないようにしましょう。むやみに歩き回らず、なるべく横になって静かに過ごしてください。

カレンデュラオイル

◆カレンデュラオイルで保湿

カレンデュラオイルは昔から、傷や肌荒れなどの万能薬として知られています。毎日のシャワーの後に、カレンデュラオイルをコットンに染み込ませて傷に優しく浸透させてみてください。

◆痛みを我慢しない

ただでさえ大変な赤ちゃんのお世話中に、痛みまで加わってしまうと精神的にも参ってしまいます。授乳中でも飲める薬を処方してもらってください。

カレンデュラオイルで会陰マッサージ

会陰マッサージ
会陰を柔らかくするためには、妊娠後期からの会陰マッサージが効果的です。会陰が柔らかくよく伸びれば、会陰切開の傷が小さくて済み、産後の回復も早くなります。

会陰マッサージには、カレンデュラオイルを使用するのがおすすめです。肌が敏感な赤ちゃんのスキンケアにも使えるので、1本あればとても重宝しますよ。

会陰マッサージのやり方は「助産師が教える!会陰マッサージの方法・やり方」を参考にしてみてくださいね。


「会陰切開」。怖そうな印象を受けますが、ママの身体に大きな傷を作らないための予防法といえます。

妊娠後期から産後まで、会陰マッサージを通して会陰部を柔らかくしたり、出産後にもきちんとしたケアを行えば、早めの回復へとつながります。

ママの身体への負担を軽減するためにも、毎日のケアを大切にしてくださいね。

関連記事:1本で大活躍♡カレンデュラオイルの効果・効能・使い方

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Fumiko Shibuya
Mama writer

2015年5月生まれの男の子を育児中の三十路ママです。天然でのんびり屋の父ちゃんと、プクプク泣き虫マンの3人家族。食事もお買い物もゆっくりできないけれど、赤ちゃんに振り回される毎日も悪くないと思っています♪

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