母乳不足

【助産師監修】赤ちゃんの保険、いつから入る?どんな種類があるの?

2019.06.05

ことまま

Mama writer

2017年1月生まれの女の子を育てている新米母です。夫は単身赴任なため、フルタイムで働きながら、ワンオペ育児に奮闘しています。育児疲れは仕事で癒し、仕事の疲れは娘の笑顔で癒しながら、毎日を乗り切っています。

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

子育てサイトなどを見ていると、保険広告のバナーを目にすることはありませんか?

興味はあるし、赤ちゃんのために何かには入ってあげたいけれど何から手をつけていいのか分からないというママやパパもいらっしゃるかもしれません。

ここでは、筆者自身が加入を検討した際に勉強したことをお伝えできればと思います。

赤ちゃんが産まれたら保険を考える?


私自身は保険に関しては全くの素人なのですが、出産をきっかけに、自分自身の保険内容の見直しをしました。

それと同時に、赤ちゃんにも色々な保険があり、0歳から加入することができることを知りました。赤ちゃんの保険にはどんな種類があるのか、ざっくりとみていきましょう。

赤ちゃんの保険の種類

学資保険

赤ちゃんが産まれたら検討する保険として最もメジャーなものかもしれません。一般的に、幼稚園から高校までの学習費は、約500万円~1,700万円も必要といわれています。

学資保険は、まとまった教育資金が必要になる時期に合わせて、一定額を積み立てていく貯蓄型の保険です。

保険者はママやパパになります。契約内容によっては、保険者に万一のことがあった場合に以降の保険料が免除となる場合があります。

医療保険

病気になった際、通院や入院、手術時に保険金を受け取ることができます。

日本には国民皆保険制度があります。国民皆保険制度とは、病気やけがをした際に、高額な医療費の負担を軽減するため、原則的にすべての国民がいずれかの公的医療保険に加入する制度です。

さらに乳幼児医療費助成制度が充実している自治体も多いため、子供のうちから医療保険を掛ける必要はないという考え方もあります。

しかし、先天性疾患や重病になる可能性はゼロではないため、早めに加入しておくメリットはありそうです。

終身保険

学資保険と同様、貯蓄型の保険です。保険者が死亡したり、重度な障害状態になったりした場合、保険料が支払われます。

学資保険と同様、貯蓄型の保険ですが、学資保険代わりに「低解約返戻金型終身保険」といわれる保険に入っているママやパパもいるようです。

学資保険と違い、保険金を受け取る時期を自由に設定できること、返戻率が高いことなどがメリットです。

個人賠償責任保険

これまでご紹介した保険は「赤ちゃん自身」のために備えるものです。

それに対し、個人賠償責任保険は、「日常生活で他人の物を壊したり、けがをさせてしまったりした場合に弁償代や治療費が払われる保険」です。

子どもが小さいうちは予想もしない行動をすることがあります。「よそのお宅の車を傷つけてしまった」「お友達と喧嘩してけがをさせてしまった」などトラブルが起きた際に役立ちます。

赤ちゃんの保険の種類、ややこしい?

色々な保険会社が商品を提案しており、その保障内容も様々。

上記の内容を組み合わせたような商品もありますので、パンフレットをよく読んだり、担当者に問い合わせたりする必要があります。

どんな事態にも備えておけば安心ではあるのですが、その分、保険料は高くなりますので、何をどう組み合わせるかも考えどころです。

赤ちゃんのうちから保険に入るメリットは?

ところで、赤ちゃんの保険はいつから加入すればいいのでしょうか?多くは0歳から加入することができます。

さらに、商品によっては、ママの妊娠中から加入でき、保険料も安くなる場合があるようです。

保険料が安い

医療保険や終身保険の場合、年齢が若ければ若いほど、月々に払い込む保険料は安く済むのが基本です(低年齢のうちは例外あり)。

契約内容を変えなければ保険料は変わらないため、一生安い保険料で保障を受けられるというメリットがあります。

持病を気にしなくていい

医療保険や終身保険に入る際には自らの健康状態について告知したり、健康診断を受けたりする必要がある場合があります。各社の定める条件次第では、加入できない場合も。

何も持病がない赤ちゃんの時期に加入しておけば、そういった心配はしなくて済みます。

払込が早く終わる

払込期間が決まっているようなタイプの保険では、早めに加入した分、払込も早く終えることができます。

例えば、払込期間を18歳までに設定し、成人のお祝いとして子供に引き継ぐといった使い方も可能です。

赤ちゃんの保険、入る時期も悩みどころ


保険商品は多岐にわたりますので、なかなかそのすべてを把握することは難しいと感じます。さらに、赤ちゃんのうちから保険加入が必要かについては専門家の間でも意見が分かれています。

「将来の医療制度がどうなっているか分からないので一生役立つか分からない」「親の保険の充実の方が大切」「貯蓄を優先すべき」といった意見もあります。

家計や家族の状況、今後の家族計画なども踏まえて計画的に検討しましょう。保険会社以外のファィナンシャルプランナーから公平な意見を聞いてみるのもお勧めですよ。

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助産師/商品開発パートナー
浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
■専門分野
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
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日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
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