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【助産師監修】子どもの言葉の遅れが気になる・・・いつからしっかりしゃべれる?

Feb 28. 2019
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子どもを育てていると、発達が遅れていないかという心配はつきものですね。

特に、言葉については話せる内容やスピードなどに個人差が大きいため、周囲と比べて心配になってしまうという方も多いようです。

この記事では、そんな子どもの言葉の遅れについてとりあげます。

子どもが遅れていないか、気になる!

子どもの成長過程

子育て中、「発達が遅れていないかと常に気を配っている」という方は多いようです。

首すわりやはいはい、お座り、立って歩くなど、成長の過程で色々なポイントがあるものですが、1歳前後からは、言葉の心配をしているというママやパパの声がよく聞かれます。

周りの子どもとつい比べてしまう

特に、同じくらいの月齢の子がたくさんおしゃべりを始めたのに、うちの子はあまり話さない・・・そんなときは不安でいっぱいになってしまうかと思います。

1歳で1語文(「ワンワン」「まんま」など一つの単語)、2歳で2語文(「まんまちょうだい」など)という目安が有名ですが、子どもの発達に個人差はつきもの。教科書通りいかないこともあります。

言葉の遅れの原因


「言葉の遅れ」と一言で言っても、その原因は様々に考えられます。

難聴

一番心配なのは、聴力障がいのために周りの言葉が聞こえておらず、その結果、言葉が出るのも遅くなっているという場合です。

中耳炎など、耳の病気を繰り返すことで聞こえにくくなる場合もあります。

「小さな音への反応が悪い」「ジェスチャーの指示には従うことができる」「聞き返しが多い」といった兆候があるときは、すぐに聴力検査をする必要があります。

新生児聴覚検査でPASS(反応あり)になっていても後天的に難聴になる場合もあります。耳鼻科を受診してみましょう。

発音の不得意や吃音(きつおん)

何か言葉を発することはできているけれど、発音が不明瞭で周りに伝わらないという場合もあります。

発音の不得意さは年齢が上がるにつれて改善する場合が多いのですが、中にはくちびるや舌、口蓋(こうがい)などの形態異常の場合もあります。

年齢が上がっても改善しない場合は、言語聴覚士による評価や訓練が必要な場合もあります。

発達のバランスの問題

「意味のある言葉は出ているがオウム返しばかり」「周囲に無関心でアイコンタクトが不自然」「呼びかけの反応に乏しい」「特定の音に敏感に反応する」。

この場合、言語だけでなく、発達のアンバランスがある可能性があるので専門家に相談しましょう。

言葉の遅れの目安


では、どれくらいの段階で「言葉が遅れている」と心配すればいいのでしょうか?

たとえば『2歳までに意味のある言葉が出ない』『3歳までに2語文が言えない』などを目安とするよう指示している医療機関や育児書もあるようです。

ただ意味のある言葉を発しているかいないかだけでなく、「こちらの言うことは分かっていそうか」「言語以外のコミュニケーションの仕方に特徴はないか」といった部分も大切なポイントです。

言葉の遅れ、いつから相談?


上記の目安に当てはまらなくても、ママやパパが心配と思ったときに相談してみるのがお勧めです。

「結果的には心配いらなかった」となるかもしれませんが、もし専門的な治療や教育が必要な場合、早め早めの対応が望ましいとされます。

相談は専門の医療機関だけでなく、かかりつけの小児科や、地域の子育て支援課でもすることができます。

言葉の遅れ、いつから追いつく?


ここまで読んできて、「うちの子は大丈夫なのかな・・・?」と、不安になってしまったという方も多いかと思います。

しかし、中には3歳過ぎから爆発的に言葉が増えてくるお子さんもいます。「小さなときは本当に心配したけれど、今ではクラスの誰よりもおしゃべりです」という体験談も良く聞かれるものです。

言葉の発達は個人差が大きく、「いつになれば追いつきます」と予測できないのが難しいところ。「大丈夫かな」と心配になったら、まずはお子さんの様子をじっくり見守り、観察しましょう。

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Mama writer

2017年1月生まれの女の子を育てている新米母です。夫は単身赴任なため、フルタイムで働きながら、ワンオペ育児に奮闘しています。育児疲れは仕事で癒し、仕事の疲れは娘の笑顔で癒しながら、毎日を乗り切っています。

【監修】浅井 貴子あさい たかこ
助産師

新生児訪問指導歴約20年以上のキャリア を持つ助産師。毎月30件、年間400件近 い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児 の育児のアドバイスや母乳育児指導を実施。

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