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【助産師監修】出産祝いのお返し(出産内祝い)のマナーはある?何をあげる?

May 13. 2019
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赤ちゃんが生まれて親戚や友人や職場の同僚など、お世話になっている人たちに出産報告をするのはとても嬉しく幸せなことですよね。

大切な人たちからいただく出産祝いもとても嬉しいものであり、「出産内祝い」はそのお返しのことをいいます。

そこで気になるのが出産内祝いのマナー。いただく出産祝いもそれぞれ違うなか、出産内祝いとして一体何を贈ればいいのか悩むママも多いのではないでしょうか?

せっかくなら相手に喜んでもらえるような出産内祝いを贈りたいですよね。そこで今回は、おすすめの出産内祝いをご紹介すると共に、まずは出産内祝いのマナーについてしっかり学んでおきましょう。

出産内祝いとは?

喜びを分かち合うこと

一般的に「出産内祝い」とは、出産祝いをいただいた人へのお返しという意味で使われています。

ですが、本来の内祝いは「身内や親しい人の間で起こったおめでたいことや喜びを分かち合うこと」という意味であるといわれています。

「内々のお祝い・身内のお祝い」ということで、おめでたいことがあった人が喜びのお裾分けという意味を込めて贈り物をするのが内祝いの始まりとされています。

いただいたお祝いへのお返し

つまり内祝いは「お返し」という意味を持つものではありません。しかし、現在では「内祝い」=「いただいたお祝いのお返し」という概念が定着しています。

お祝いをいただいていない人に内祝いを贈ることはなくなり、お祝いをいただいた人へのお返しという意味合いが強くなっています。

現在は本来の意味とは異なってはきているものの、「お祝いをしてくれてどうもありがとう」という感謝の気持ちを込めて相手に贈るということが「内祝い」の大前提であり大切なマナーです。

出産内祝いの金額は?

出産内祝い金額の一般的な相場

出産内祝いの金額は、いただいたお祝いの1/2~1/3程度が目安であるといわれています。

友人などにはいただいたお祝いの1/2程度、親戚などから少し高額なお祝いをいただいたら1/3程度が一般的な相場でしょう。

いただいたお祝いよりも高額なもの、また反対にいただいたお祝いの1/3以下の金額のものを贈ることはマナー違反であるとされています。

相手の好みを考慮することも大切

また、相場通りにと金額にこだわりすぎて相手の好みに反したものを贈ることは相手を困らせてしまう可能性があります。金額と相手の好みを考慮することが大切となります。

ただし、両親や身内はお祝いも高額である場合や、身内だからお返しはいらないと言われる場合もあるかもしれません。

その場合はあまり相場にこだわりすぎず、感謝の気持ちを贈るという意味でも十分な出産内祝いとなるでしょう。

出産内祝いを贈るタイミングは?

生後1ヶ月頃を目安に

出産内祝いを贈るタイミングは、赤ちゃんの生後1ヶ月の頃が一般的であるとされています。お宮参りをするのが生後1ヶ月頃ですので、お宮参りの頃が目安となります。

遅くとも生後2ヶ月頃までには贈るようにしましょう。

あとからいただいた場合も1ヶ月以内に

また、赤ちゃんが生まれたことをあとから知った人などからも出産祝いをいただく場合もあるでしょう。その場合はその都度個別に出産内祝いを贈るようにします。

出産祝いをいただいてから1ヶ月以内に贈るのが良いでしょう。

出産内祝いは出産前にチェック

産後は何かと慌ただしくなりますので出産内祝いを選ぶ余裕がなかったというママの声もよく耳にします。

出産前に、ある程度の目星をつけておくのも良いでしょうし、現在は通販などのネットショッピングやカタログギフトなどもありとても便利ですので上手に活用してみるのもおすすめです。

家にいながら商品を選べて配送手配もできますので、産後のママの身体への負担も軽減できます。

出産内祝いを贈るタイミングでの注意点は、出産祝いをいただいてからあまり期間をあけないでお返しをするということです。

また、「お返しをするのを忘れていた」なんてことがないようリストを作成するなどして、贈りもれがないよう気を付けるのは最低限のマナーです。

出産内祝いの贈り方のマナー


出産内祝いを贈る際の熨斗(のし)にもちゃんとマナーがあります。出産内祝いの熨斗に関するマナーとメッセージカードについてまとめてみました。

「熨斗(のし)」に関するマナー

表書き
出産内祝いでの熨斗の表書きは、水引の上に「内祝」と書き、水引の下に「赤ちゃんの名前」を書くようにします。

名前の読みが難しい場合などもありますので、赤ちゃんの名前にふりがなをつけておくと相手への配慮が感じられて親切です。

水 引
お祝い事で使う水引には「蝶結び」と「結び切り」の2種類があります。出産内祝いには「蝶結び」を使います。蝶結びには「何度あっても良いこと」という意味があります。

反対に、結び切りは「1度きりが良いとされること」の意味があるため、結婚や快気祝いなどに使われます。出産内祝いには「紅白蝶結び」の水引を選びましょう。

外熨斗(そとのし)・内熨斗(うちのし)
外熨斗は包装された商品の上から熨斗をかけることをいい、内熨斗は商品の上に熨斗を直接かけてその上から包装紙で包むことをいいます。

出産内祝いに関しては「内熨斗」にするのが一般的です。お祝いをいただいたお返しとして贈るものですので、お返しということを強調せず控えめにする方が良いとされています。

また、郵送する時はもちろんのことですが、外熨斗では汚れたり破れたりする可能性があるので内熨斗を選ぶようにしましょう。

メッセージカードに関するマナー

最近では赤ちゃんの写真が入ったメッセージカードを添えるのが主流になりつつあります。

メッセージカードはお礼状ほど改まったものではなく、見た目も可愛いものが多いため、添えるママは多いでしょう。そんなメッセージカードにもマナーがあります。

以下のような点をポイントとして抑えておきましょう。

・「お返し」という言葉は使わない
・出産祝いをいただいたことへのお礼の言葉を入れる
・赤ちゃんを名前、性別、名前の由来などを入れる
・今後ともお願いしますという気持ちの言葉を入れる
・相手の健康を気遣う言葉を入れる

メッセージカードは相手への感謝の気持ち、相手への配慮が必要となります。上手に活用出来れば相手への感謝の気持ちが伝わり、赤ちゃんのことを覚えてもらえる嬉しいものとなります。

素敵なメッセージカードをぜひ作成して出産内祝いに添えてみてはいかがでしょうか。

もらって困る、避けるべき出産内祝いとは?

出産内祝いのマナーが分かったところで、次に悩むのがお返しとして何を相手に贈るかということ。贈るものにもやはりマナーがあります。

相手がもらって困るもの、一般的に避けるべき出産内祝いとはどういうものがあるのでしょうか?いくつかの例をあげてみましょう。

・靴、靴下、スリッパなどの履物
・ハサミやナイフなどの刃物
・陶器、ガラスなどの割れ物
・時計、筆記用具
・インテリアや置物
・赤ちゃんの名前や写真がはいった「消え物」ではないもの(カステラやクッキーなどの食品は消費できる「消え物」なのでOK)

しかし、最近では贈るものへの考え方も変わってきて、おしゃれなブランドものの食器などを贈る人も増えています。一番考えるべきは「自分がもらって嬉しいもの」です。

縁起が悪いもの、自分の趣味に合わないもの、もらってあまり使い道のないものなどは自分がもらっても困るものです。相手が喜んでくれるような出産内祝いを選ぶことも大切なマナーです。

おすすめの出産内祝い5選

それでは、最後に「おすすめしたい出産内祝い5選」をご紹介します。ぜひ出産内祝いを選ぶ際の参考にしてみて下さい。

カタログギフト

相手が自由に選ぶことができるカタログギフトは出産内祝いの定番です。贈る側もあまり悩まずに準備ができるうえ、もらった側も欲しいものが選べるため喜んでもらえます。

最近はカタログギフトも進化して、人気ショップの商品や有名ブランドの商品も多く取り扱われています。

商品券・ギフトカード


百貨店で使える商品券、クオカード、ハーゲンダッツやスターバックスなどで使えるギフトカードなど様々なものがあるのが特徴です。

最近は出産内祝いとしても喜ばれる贈り物のひとつとなっています。ちょっとしたお菓子を添えて贈るのもおすすめです。

ただし、目上の人や、出産祝いに商品券をもらった相手に贈ることは避けましょう。

スイーツなどのお菓子

スイーツやお菓子などは相手に喜ばれる贈り物の定番として人気が高く、女性や子供のいる家庭には特に喜ばれるおすすめの贈り物です。

種類もバリエーションが多く相手の好みに合わせて選ぶことができます。また、名入れギフトを贈りたい場合も、お菓子なら「消え物」ですのでおすすめです。

身内や親しい友人には名入れのバームクーヘンやカステラなども喜ばれるでしょう。

上質なタオル

タオルも贈り物の定番としてとても人気があります。自分ではなかな買わないような上質なタオルは、もらったら嬉しいという声が多く出産祝いのお返しにはピッタリな贈り物です。

今治タオルやオーガニックタオルなど、贈る側ももらって嬉しいと思えるタオルを選んでみてはいかかでしょう。

石鹸や洗剤などの日用品

石鹸や洗剤などの日用品は普段からよく使うもので実用性があって人気があります。

内祝い用として可愛いパッケージのものも多くあり、日用品であっても普段のものとは少し違う感じが嬉しくなります。

台所用洗剤や洗濯洗剤、ボディソープやハンドソープ、石鹸などのギフトセットはおすすめの出産内祝いです。

マナーを守って素敵な出産内祝いを贈ろう

出産内祝いにも多くのマナーがありますね。出産祝いをいただいた相手には、しっかりとマナーを知った上でそのお返しをすることが大切です。

何を贈れば良いのかついつい悩んでしまいますが、出産内祝いを選ぶ時に大切なことは「相手への感謝の気持ち・相手を思いやる気持ち」です。

赤ちゃんが生まれた喜びを一緒に分かち合ってもらえる幸せを感じながら、気持ちのこもった素敵な出産内祝いをぜひ贈ってみて下さいね。

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Keiko Sakai
Mama writer

2016年7月生まれの男の子のママです。息子の笑顔がパワーの源!!色んな日があるけれど『毎日笑顔で』をモットーに、大好きなヨガを楽しみながら日々の育児も楽しんでいます。息子の成長を見守りながら、私自身も日々成長していきたいと思います♪

【監修】浅井 貴子あさい たかこ
助産師

新生児訪問指導歴約20年以上のキャリア を持つ助産師。毎月30件、年間400件近 い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児 の育児のアドバイスや母乳育児指導を実施。

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