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【助産師監修】赤ちゃんとの添い寝はいつまでする?赤ちゃんの寝室は別がいい?

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赤ちゃんを寝室で寝かす時、「添い寝」「ひとり寝」どちらがいいのでしょうか?それぞれのメリット・デメリット、添い寝からひとり寝にするタイミングについてご紹介します。

赤ちゃんと添い寝するメリット・デメリットは?


昔から日本の歴史の中では赤ちゃんと添い寝することが一般的です。そして日本だけではなく、今では世界の約90%の国で添い寝が一般的だといわれています。

赤ちゃんと添い寝するメリット・デメリットは、以下のようなことが挙げられています。

赤ちゃんと添い寝するメリット

・赤ちゃんとママの精神の安定によい
・赤ちゃんの体調の変化に気づきやすい
・赤ちゃんとママの睡眠サイクルが同調する
母乳育児がしやすい

赤ちゃんと添い寝するデメリット

・窒息など安全面でのリスクが高まる
・ひとり寝を始める時に大変になる可能性がある

赤ちゃんと添い寝をしていると、とても幸せな気持ちになりますよね。赤ちゃんも同じで、ママが近くにいることで安心感に包まれ、精神が安定します。

これは肌と肌が触れ合うことで、脳から分泌されるオキシトシンというホルモンの影響で、愛情や絆を深めたりリラックス効果があるといわれています。

スキンシップのひとつとしても添い寝は有効だと考えられます。

一方でデメリットの大きさに、添い寝を躊躇(ちゅうちょ)する方も多いかと思います。添い寝をする際は、環境を整えてあげることが大切です。

赤ちゃんは熱がこもりやすいので寝具や衣類での暖めすぎに気を付けましょう。

また、赤ちゃんと寝る場所にクッションやぬいぐるみなど窒息の原因となるものを置かないなど、安心して寝られる環境を作りましょう。

赤ちゃんがひとり寝するメリット・デメリットは?


赤ちゃんにひとり寝させる習慣は、およそ200年ほど前からアメリカやヨーロッパなど世界の10%ほどの国で一般的になっています。ひとり寝のメリット・デメリットの例を挙げてみましょう。

赤ちゃんがひとり寝するメリット

・親と赤ちゃんの睡眠時間を区別しやすく、遅寝になりにくい
・親が赤ちゃんの夜泣きに悩まされにくい
・早い自立を促すともいわれている

赤ちゃんがひとり寝するデメリット

・赤ちゃん専用の寝室を用意する必要がある
・赤ちゃんの体調の変化に気づきにくい

子育てをしている中で悩まされることの多い夜泣き。夜泣きの原因はさまざまですが、その中のひとつに寝言泣きにママが反応して赤ちゃんを起こしてしまう、というものが考えられています。

添い寝をしていると、良くも悪くも赤ちゃんの反応に過剰になりがちですが、ひとり寝だとむやみに赤ちゃんを起こすことはなくなるでしょう。

一方で、寝言泣きではなく、体調が悪いなどで赤ちゃんが泣いて訴えていても気づきにくいというデメリットもあります。

また、親と離れて寝ることで、ママとは違う一人の人間だと認識させ、赤ちゃんの時期から自立を促すという考え方もあるようです。

事実、子供の成長過程でとても大切なことであり、添い寝の場合もいずれひとり寝できるようにさせる必要があります。

添い寝からひとり寝にするタイミングは?

ひとり寝は子どもの自立を促す

赤ちゃんの心の安定に効果的な添い寝ですが、小学生の高学年などいつまでも添い寝を続けていると自立心が育ちにくくなり、併せて責任感や自制心なども育ちにくくなるといわれています。

ひとり寝は、はじめはどの子も不安に感じるもの。自力で厳しい環境を乗り越えることで自立心が育つので、ひとり寝は子どもの自立を促すのにとても良いきっかけになります。

子どもの成長にあわせる

では、添い寝からひとり寝にするタイミングはいつ頃が良いのでしょうか?

ひとり寝は、早ければ4〜5歳ごろから、遅くても小学校高学年くらいには添い寝を卒業してひとり寝を始めさせると良いといわれています。

4〜5歳以降は知性がどんどん発達していきます。知性の発達と密接な関わりのある自立心がひとり寝によって育つと、自我の確立や社会性のベースが身につくようになるそうです。

誰でもいきなり添い寝からスムーズにひとり寝できるようになるわけではありません。

慣れるまでは、寝つくまでは添い寝をしてあげたり、週1回は添い寝をする日にしてあげるなど、サポートしてあげるようにしましょう。


いかがでしたでしょうか。添い寝、ひとり寝それぞれメリット・デメリットがあり、どちらの方が良いというわけではありません。

いずれにしても、家族みんなが幸せを感じられる生活を送ることが大切です。住宅事情や環境に合わせて、赤ちゃんとママが気持ち良く寝られる方法を選ぶと良いでしょう。

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Mayumi Maruyama
Mama writer

2013年生まれの男の子と、2016年生まれの女の子の母です。バタバタの毎日ですが、お父さんに助けられながら、家族4人で楽しく賑やかに暮らしています。お気に入りのカップでハーブティーを飲むのが、心安らぐひとときです。

【監修】浅井 貴子あさい たかこ
助産師

新生児訪問指導歴約20年以上のキャリア を持つ助産師。毎月30件、年間400件近 い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児 の育児のアドバイスや母乳育児指導を実施。

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