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【助産師監修】乳腺炎でしこりが取れない!しこりの治し方・取り方は?

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乳腺炎の初期症状で最も多いといわれているおっぱいのしこり。放っておくと症状が悪化しやすいため、早めのケアが必要です。今回は乳腺炎のしこりの治し方・取り方についてご紹介します。

乳腺炎でしこりはなぜできる?

乳腺炎とは

乳腺炎とはその名のとおり、「乳腺の炎症」です。初期症状で最も多いのが、しこりです。触ると痛みを感じ、辛い症状ですよね。そもそも、乳腺炎でしこりはなぜできるのでしょうか。

うつ乳がしこりの原因に

しこりは、作られてきた母乳が排出されずに、少しずつ溜まってできたものであることが多く、これを「うつ乳」と呼びます。

作られる母乳の量に対して赤ちゃんの飲む量が少なかったり、母乳育児がうまく軌道に乗らず「分泌過多」であること。

また、授乳間隔の空き過ぎ、授乳時の角度がいつも同じで飲めていない乳腺があったりすると、飲み残しができやすくなり、しこりの原因となります。

冷えや食生活がしこりの原因に

暴飲暴食、からだの冷え、肩こりなども血液の循環を悪くさせ、しこりができる原因となります。しこりをそのままにしておくと、乳腺が完全に詰まって乳腺炎が悪化してしまいます。

そうなると熱が出たり、激しい痛みを生じますので、そうなる前に予防ケアをして食い止めましょう。

しこりの治し方①

赤ちゃんに飲んでもらう事が第一

とにかく赤ちゃんに母乳を飲んでもらうことが第一です。赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけ飲んでもらいましょう。

たまった母乳が蓄積されるとしこりがさらに大きくなってしまうことがあるので、母乳がたまっている状態をなくし、常に空っぽにしておくよう意識して授乳します。

そうすると、しこりが少しずつ小さくなってきます。

授乳の姿勢がポイント

しこりを取るように飲ませるには、授乳の姿勢がポイント。赤ちゃんの上唇か下唇がしこりにあたるような抱き方で授乳してみてください。

また、横抱きだけでなくフットボール抱きや縦抱きなどいろいろな角度で吸わせ、詰まってしまう乳腺がないようにすることが大切です。

夜間授乳がおすすめ

授乳ホルモンの分泌は夜中に活発になる性質があるため、夜中はとくに母乳がたまりやすいです。眠り過ぎて授乳間隔が空き過ぎないように、目覚ましをかけてでも夜間授乳をすることをおすすめします。

残乳処理をする

しこりが気になってつい揉んだりしごいたりしたくなってしまうかもしれませんが、炎症が悪化することがあるのでやめましょう。

赤ちゃんが思うように母乳を飲んでくれないときは、しこりの部分を少し圧迫しながら手や搾乳器などで残乳処理をしましょう。
あるので

しこりの治し方②

食生活の改善

母乳は血液から作られます。脂質や糖分の多いこってりとした食事は、血液がドロドロになり、乳腺が詰まりやすく、しこりの原因となってしまいます。あっさりとした食事を心がけましょう。

和食中心の食事を心がける

和食を中心にお米や野菜、魚、豆類、海藻類などをバランス良く摂ることが理想的ですが、中でもおすすめなのは根菜類。

冷え性はおっぱいトラブルの原因となりやすいので、身体を温めてくれる根菜類を多くとりましょう。

野菜を切って鍋に入れて煮るだけでできる具沢山の味噌汁やスープは、簡単に作れてたっぷり美味しくいただけるので、ぜひ試してみてください。

ハーブティーでトラブル解消

母乳のスムーズな流れをサポートしてくれる、ノンカフェインのハーブティーもおすすめです。

デトックス効果のあるハーブが配合されたハーブティーは、インドやヨーロッパなどで古くから伝承的に飲まれてきました。つまりに悩む方の日常に、ぜひ摂りいれてほしい飲み物です。

自分でケアをしてみても、一向にしこりが小さくならない時は、早めに専門機関を受診しましょう。

母乳外来で赤ちゃんの健康状態や母乳の分泌量、授乳姿勢や乳房の状態をチェックしてもらうとよいでしょう。おっぱいマッサージを受ける事で詰まりが解消される事もあります。


いかがでしたでしょうか。乳腺炎が悪化することを防ぐためにも、早めに解消したいしこり。紹介したケアをぜひ参考にしてみてくださいね。

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Mayumi Maruyama
Mama writer

2013年生まれの男の子と、2016年生まれの女の子の母です。バタバタの毎日ですが、お父さんに助けられながら、家族4人で楽しく賑やかに暮らしています。お気に入りのカップでハーブティーを飲むのが、心安らぐひとときです。

【監修】浅井 貴子あさい たかこ
助産師

新生児訪問指導歴約20年以上のキャリア を持つ助産師。毎月30件、年間400件近 い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児 の育児のアドバイスや母乳育児指導を実施。

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