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乳腺炎予防に!授乳中の痛いしこりの原因・対処法

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母乳トラブルの中でも、悩んでいる人が多いのが「しこり」。
「しこりが痛い!」とつらい思いをされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回は授乳期のしこりについて詳しくご紹介します。

原因のほとんどは乳腺のつまり

原因
授乳中の女性の胸にしこりが出来るのは、ほとんどの場合、乳腺のつまりが原因です。母乳の分泌が良い人は特につまりやすく、母乳育児を頑張れば頑張るほど、つまるリスクも高まるのが困りものです。

乳腺がつまる主な原因として、下記のようなものが挙げられます。

・赤ちゃんの吸う力が弱い、十分に母乳をあげられていない
・授乳間隔があきすぎている
・高カロリーな食事をしている

授乳中のおっぱいはとてもデリケート。ちょっとしたことですぐにつまってしまいます。
また、しこりは、乳腺炎の前兆としてできることもあるため、見つけたらすぐに対処することが大切です。

乳がんとの見分け方

違い
胸にしこりが見つかると「乳がんかもしれない」と心配になることもありますよね。
授乳中に乳がんを発症するリスクは小さいと言われていますが、乳腺のつまりによるしこりと乳がんのしこりの違いを知って、セルフチェックしてみましょう。

◆母乳つまりが原因のしこり

・ホルモンバランスの影響を受け、痛みや固さが変化する
・皮膚の上から触ると動く

◆乳がんが原因のしこり

・石のように固くゴツゴツしている
・皮膚の上から触っても動かない
・基本的には痛みがない

セルフチェックをして心配なしこりを見つけた場合は、母乳外来か乳腺外来を受診しましょう。乳腺外来では授乳中は診てもらえないことがありますので、事前に確認してくださいね。

脇の下のしこり「副乳」とは

副乳
副乳とは、左右に一対ある乳房の他に脇の下などにできる乳房のことです。
犬や猫のように多くの哺乳類は複数の乳房を持っていますが、人間は進化の過程で一対になりました。退化しきれずに残ってしまった乳房が副乳です。

乳腺はあるのに出口がない副乳が多いため、中で乳汁がたまり、痛みが伴うしこりができることもあります。あまり触らずに患部を冷やしましょう。冷やしても治まらない、何度もしこりができて痛い、という場合は病院を受診してください。

痛いしこりの対処法

解消

◆赤ちゃんにたくさん吸ってもらう(頻回授乳)

とにかく溜まった母乳を出すことが一番の解決法です。飲み始めの方がよく吸うので、しこりのある方から授乳をしましょう。その時、いつも同じ姿勢・角度から授乳している人は要注意です。

赤ちゃんの吸い方にもクセがあるため、乳腺によって吸われる量に偏りが生じます。縦抱きやフットボール抱きなど、普段やらない体勢で授乳してみると良いでしょう。しこりのある部分が下唇に当たるように吸ってもらうと効果的ですよ。

母乳の分泌が多く赤ちゃんが飲みきらないことがよくある場合は、飲み残しを搾乳して母乳が溜まった状態を長く放置しないようにしましょう。

◆適度に冷やす

しこりができたら、炎症の悪化を防ぐために適度に冷やします。市販の冷却ジェルシートやタオルで包んだ保冷剤を利用するとよいでしょう。

ただし、冷やし過ぎると母乳が固まり、余計に出が悪くなってしまいます。そのため、保冷剤を使う時は、必ずタオルで巻いてから肌にあてるようにしてくださいね。また、授乳前ではなく、授乳が終わった後に冷やすようにしましょう。

解消

◆助産師のおっぱいマッサージを受ける

自分で対処しても、なかなかしこりが解消されない場合は、早めにおっぱいマッサージを受けられる産婦人科や助産院に相談してください。乳腺炎になってしまうと頭痛や熱などの症状が出るので、赤ちゃんのお世話どころではなくなってしまいます。

プロのマッサージを受けると、嘘のようにスッとつまりがとれて楽になります。自己流でマッサージをしてしまうと乳腺を傷つける恐れがありますので、おすすめできません。

しこりを予防する食生活

食生活

授乳期は食べても太らないうえに食欲が増加するため、好きなものを好きなだけ食べてしまいがちです。特に洋食はカロリーが高く脂質もたっぷりで、血液がドロドロになる原因となります。母乳は、血液から作られるため、母乳もドロドロになり、乳腺が詰まる原因になります。
乳腺が詰まらないようにするためにも、母乳育児に良い食事を心掛けましょう。

さらさらの母乳を保つためには和食が一番。お米に野菜、豆類、海藻類、発酵食品等、バランスよく取り入れましょう。

お料理が苦手だったり時間がなくてキッチンに立つ余裕がない場合は、季節の野菜や根菜をたっぷり入れたお味噌汁を作るのもいいですね。たくさん作っておけば数日は献立をやりくりできます。


授乳中の胸のしこりは、乳腺炎の入り口とも言える怖い存在です。少しでも違和感を覚えたらすぐに対策をし、母乳がつまりにくい食生活や生活スタイルを送れるように意識を変えましょう。

もちろん生活スタイルを見直すためにはパパの協力も不可欠です。
母乳詰まりのトラブルについて理解をしてもらい、「二人で良質な母乳をつくるんだ」という気持ちで頑張っていけると良いですね。

関連記事:助産師に聞く!乳腺炎・しこりの原因とは?

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Fumiko Shibuya
Mama writer

2015年5月生まれの男の子を育児中の三十路ママです。天然でのんびり屋の父ちゃんと、プクプク泣き虫マンの3人家族。食事もお買い物もゆっくりできないけれど、赤ちゃんに振り回される毎日も悪くないと思っています♪

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