授乳
母乳不足

【助産師監修】生後1・2・3ヶ月の赤ちゃんの母乳量・授乳間隔・授乳回数は?

この記事に
いいね!

この記事を
シェア

赤ちゃんの健やかな成長のために、母乳やミルクからしっかり栄養をとることは大切です。しかし、母乳育児の場合は、ミルクと違ってどのくらいの母乳量を飲んだかが分かりにくいため、足りているのか悩んでいるママも多いのではないでしょうか。

今回は、生後1・2・3ヶ月の赤ちゃんの母乳量・授乳間隔・授乳回数を紹介していきます。

生後1ヶ月の赤ちゃんの母乳量・授乳間隔・回数

生後1ヶ月頃の赤ちゃんは「新生児」と呼ばれる時期です。おっぱいを吸う力が弱いため、ちょっと飲むと疲れて眠ってしまう子もいます。授乳間隔、授乳時間が短いのが特徴です。

母乳育児の場合

母乳は赤ちゃんが欲しがったときに欲しがる分だけ与えましょう。目安として、授乳回数は1日8〜15回くらい、授乳間隔は2〜3時間おきに1回、左右合計10分ほどですが、1日に何回飲ませても問題はありません。また、母乳は飲ませるほど多く出るようになるので最初のうちは泣いたら飲ませるを心掛けましょう。

母乳が足りているかの目安は、1日8回以上飲んでいるか、1日6回以上の排尿があるかを基本にしてください。他にも、体重が発育曲線内に入っているか、赤ちゃんの機嫌や顔色はいいかなどもみておくといいでしょう。1回の授乳で30分以上かかる、体重が増えていないなどの場合は、母乳不足の可能性があります。心配な場合は母乳外来、乳幼児検診などで相談してみましょう。

混合授乳の場合

一般的な母乳の分泌量は、その時期の新生児に必要な量なので、母乳で十分か、ミルクを足す方がいいのかは退院時に確認をしましょう。
先に母乳を飲ませ、足りない場合だけ様子を見ながらミルクを足すのが基本です。1日8回くらいが目安です。母乳の出がよくないときは、母乳を1回休んで1回分のミルクの量をあげてもいいです。

ミルクは消化に時間がかかるので、授乳後は3時間ほど間隔をあけましょう。

生後2ヶ月の母乳量・授乳間隔・回数

生後2ヶ月の頃になると、3時間くらいまとめて眠るようになる子がほとんどですので、夜間の授乳間隔があきはじめます。この時期も母乳は、赤ちゃんが欲しがる分だけあげて大丈夫です。

母乳育児の場合

夜間の授乳間隔はあきはじめますが、まだまとめてたくさんは飲めないので、授乳回数は1日8〜10回くらいを目安にしてください。日中の授乳間隔は2〜3時間おきに1回、左右合計10分ほどです。母乳は消化がよいのでウンチを沢山すると2~3時間持たない場合もあります。

母乳の分泌量は1日の中でも変化します。よく出る時間帯、あまり出ない時間帯があるので、授乳の間隔が安定しなくてもそれほど心配はいりません。

混合授乳の場合

先に母乳を飲ませ、足りない場合だけ様子を見ながらミルクを足しましょう。1日8回くらいが目安です。
完全母乳へ移行を考えているママは、徐々にミルクの量を減らしていくといいでしょう。その際、赤ちゃんの体重や、排便・排尿の回数と量に気をつけて、1日のミルクの回数を1〜2回ほどにします。

生後3ヶ月の母乳量・授乳間隔・回数

生後3ヶ月頃になると、赤ちゃんとママの授乳リズムが整ってきます。この時期の赤ちゃんは、満腹中枢ができてくるので満腹になれば飲むのをやめます。満足したかどうかが、見た目で分かるようになってきますよ。

母乳育児の場合

授乳間隔は一定になってきます。目安としては、授乳回数は1日6〜8回くらい、授乳間隔は2〜3時間おきに1回、左右合計10〜15分ほどです。

1回に飲む量にムラがでてきて、遊び飲みを始める子もいます。1回の授乳でお腹いっぱいまで飲む子、少しずつ何回も欲しがる子など個性がでてきます。

混合授乳の場合

先に母乳を飲ませ、足りない場合だけ様子を見ながらミルクを足してください。1日6〜8回くらいが目安です。
このころには、赤ちゃんの口まわりの筋肉が発達し、授乳に慣れてきて母乳をたっぷりと飲めるようになってきます。完全母乳に移行したいママは、1日のミルクの回数を0〜1回ほどに減らしていきましょう。

母乳量が足りているかは体重で!

母乳をあまり欲しがらないのに、順調に増えていた体重が急に増えなくなったら授乳間隔を見直しましょう。体重が増えていないのは、母乳量が足りていない状態です。

夜間ぐっすりと眠ってしまって授乳ができない場合は、寝ついてしまう前の授乳で長めに吸わせたり、寝起きに沢山飲ませましょう。抱き方や、乳頭の含ませ方、おしゃぶりの使用を控えることで飲む量を増やすこともできます。

1回の授乳に30〜40分かかる、赤ちゃんの元気がない、体重が増えないなどの状態でなければ、1日5〜6回の授乳回数でも1回の授乳でしっかりと飲めているので問題はありません。

上記の授乳間隔、授乳回数などについてはあくまで目安になります。授乳回数よりも、体重が順調に増えているかを注意して見てあげてくださいね。


赤ちゃんとママの授乳リズムが整うまでは、なにかと心配になることもあるかもしれません。赤ちゃんの性格や、完全母乳か混合授乳か完全ミルクかなどのママの事情で、いろいろな授乳のリズムがあると思います。

今回ご紹介した授乳間隔・授乳回数を目安にして、赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら、自分たちの授乳のリズムを見つけられるといいですね。

関連記事:母乳育児を諦める前に!母乳不足を解消する方法
母乳育児のメリット・ミルクのメリットは?

編集部おすすめ

ミルクアップブレンド

母乳で育てたいと願うママのために

ミルクアップブレンド

母乳不足が気になるママに。英国ハーバリストと妊産婦ケアの専門家が共同で開発した、母乳育児サポートハーブティー。

編集部おすすめ

ミルクスルーブレンド

繰り返す母乳のつまりでお悩みのママに

ミルクスルーブレンド

母乳のスムーズな流れをサポートする6種のハーブを配合。英国ハーバリストと妊産婦ケアの専門家が共同開発。

banner_2
Yoneco Oda
Mama writer

2010年生まれと2016年生まれの姉妹を育児中のママです。おっとりマイペースな姉と、好奇心旺盛でパワフルな妹。姉妹でも性格の違う二人の様子に、子育ての新鮮さや面白さを感じている今日この頃です

【監修】浅井 貴子あさい たかこ
助産師

新生児訪問指導歴約20年以上のキャリア を持つ助産師。毎月30件、年間400件近 い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児 の育児のアドバイスや母乳育児指導を実施。

あわせて読みたいおすすめの記事