産後・育児

【助産師監修】赤ちゃんにおすすめのおもちゃ。話題の知育TOYは必要?

2019.07.08

AMOMA編集部

妊活中~産後の育児期は、かけがえのない喜ばしい時間であるとともに、時には不安や心配の方が多くなることもあります。“AMOMAよみもの”を通して少しでもその不安を解決し、笑顔で過ごすお手伝いができればと願っています。

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

子どもの成長の助けとなる知育TOY。おもちゃ売り場に行くとたくさんの種類の知育TOYが並んでいて選ぶのも一苦労ですよね。

今回は、知育TOYの選び方やおすすめのおもちゃをご紹介します。



知育TOYとは?

子どもの成長を支えるもの

知育TOYと聞くと、「頭が良くなるおもちゃ」「目覚ましい発達が期待できるおもちゃ」というイメージを持つ方も多いかと思います。

ですが、実はもっと幅広い意味合いを持つことが多いようです。

西欧、特にドイツは幼児教育の先進国として有名ですが、そのドイツでは、積木やパズルなどの木製玩具を「Lernspielzeug(知育玩具の意)」と呼ぶ場合があります。

ドイツの木製玩具は1980年代から日本で普及しはじめ、それに伴って「知育玩具」という言葉が使われ始めました。

ドイツでは、おもちゃ遊びは子どもの成長を支えるものと考えられています。


繰り返し遊ぶことで成長

子どもは飽きるまで同じ遊びを何度も繰り返します。遊びを繰り返すことで、五感や知恵、認知(考えるちから)、知識が育まれ、また、楽しむことで心が育ちます。

どんなにお気に入りのおもちゃでも飽きてしまうことがあります。

ですが、パパやママが他のおもちゃと組み合わせたりして新たな遊び方を工夫して見せてあげると、また興味を持って遊ぶことができます。

親子のコミュニケーションで相乗効果が生まれ、ひらめきの力も育めることでしょう。

知育TOYの選び方

成長段階にあったものを選ぶ

知育TOYは遊びを通して、成長段階にふさわしい能力を引き出すことが期待できます。

パッケージに書かれている対象年齢も一つの目安になりますが、子どもの発達、成長は個人差が大きいもの。

追視がはじまるころ、寝返りができるようになったころ、はいはいがはじまったころ…など。

その時の成長段階をしっかり観察した上で与えるおもちゃを選んであげることが大切です。

安全性や衛生面も考えて選ぶ

市販されているおもちゃは安全性、衛生面に配慮されているものがほとんどですが、購入する際はしっかり考えて選びましょう。

なんでも口に入れる赤ちゃんの頃は、飲み込めてしまう小さなパーツがないか、舐めても問題ない素材か、清潔に保つことができるか(洗濯・消毒できるか等)を確認しましょう。

赤ちゃんにおすすめの知育TOY

赤ちゃんのおもちゃは種類がたくさんあって、どれを選べばいいか迷いますよね。おすすめの知育TOYをいくつかご紹介します。

トラセリア/バルーンオルゴール

赤ちゃんを迎えたら、人の声が心地よく聞こえる静かな環境を作ってあげることが大切。その中で楽しみとして音を鳴らすなら、ライブの音であるオルゴールがおすすめです。

電子音では味わえない音楽的な感性を育み、小さな音に耳を集中させる習慣を身につけることにもつながります。

こちらのオルゴールは吊り下げ式なので、ベッドサイドやベビーカーにも◎。

ひもを引くと優しいオルゴールの音色と共にクマのマスコットがバルーンにぶら下がってゆっくり飛んでいくように動きます。洗濯できるので衛生面でも安心です。

Kid O(キッドオー)おきあがりぎつね/おきあがりふくろう/おきあらいぐま

寝返りができるようになったら、力がついてきて、少し重たいものを持つのが楽しくなってくる頃です。

また、音に敏感になり、揺れるものを見たり触ったりすることにも興味を持ち始めます。

この時期におすすめなのが、おきあがりこぼしです。この商品は、5×9cmと小さめサイズなので、赤ちゃんが自分で押したり引いたり握ったりすることができます。

お出かけにも持って行きやすいのでおすすめです。

ブリオ/プルトイ(ダック)

ひもを引っ張るとカタカタと音を鳴らしながら、首を振り、羽を動かしてついてきます。

プルトイは、歩き始めたら自分で引っぱって遊べるのはもちろん、ハイハイの頃は大人が子どもの目の前で引っぱってあげることで動きを促します。


オーボール

生後2~3ヶ月頃からと早い時期から使う事ができます。やわらかい樹脂でできているため、弾力性があり、つかみやすく、手先の知育になります。

また、水洗いできるため、舐めてもすぐ洗えるので清潔に保てます。持ち運びもしやすく、ベビーカーやチャイルドシートにつけて使っている方もいます。

ビーズの入ったものを使えば、音がなるので音のなる方を追視したり、脳への刺激にもなります。

コップがさね

積む・重ねるといったシンプルな遊びですが、長く遊べる玩具です。積む・重ねるがまだ難しい時期はママが転がしてみせたり、カチカチと鳴らしてみたりして遊べます。

大小のカラフルなコップなので、大きさの違いを覚えたり、色を覚えるきっかけにもなります。プラスチック製なので、水洗いでき、お手入れも簡単です。




いかがでしたでしょうか。成長段階に合った知育TOYを選んであげることが、子どもの持つさまざまな力を育むことにつながります。

赤ちゃんの頃から、遊びの環境を整えて、じっくり遊ばせてあげる習慣を作れると良いですね。

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浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
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母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
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